二子山フリーソロ

動画→https://youtu.be/nshTM6gmmhM 行く行く詐欺の代表だった二子山にようやく行ってきました。 今年はジャン、不帰キレット、大キレット行きたいと思ってるので、一部では穂高よりも難しいと言われるここで練習しとこうと思っていました。 秩父にしたのにはもう一つ理由が。帰りに駅併設の温泉に入り、ビールをかっくらうため。 昼くらいまで雨の予報だったが、朝から雲が晴れピーカンになりました。西武秩父駅からバスを乗り継いで坂本まで行きます。 坂本を降りるとすぐに二子山への登山道が始まります。一旦、国道を歩いて、トイレに寄って、また登山道へ。今度は、河原を歩く道。いきなり岩ごろごろ、トラバース道はところどころ崩壊してる悪路。二子山から軽くジャブを繰り出されているような気分になりました。 急な斜面を詰めると股峠。ここで、ヘルメットとスリング装着、ザックもデポして、まずは、簡単なはずの東岳へ。 …ぜんぜん簡単じゃなかったです。スタートの斜面は凍結溶けたての泥の斜面でズルズルに滑ります。その後の斜面は日陰になってるためまだまだ雪がうっすら残ってる岩場。いかにも滑りそうで怖い。鎖とロープに助けられつつ稜線へ。ここから、ピークへも岩の痩せ尾根を行くが如くで、慎重にならざるを得ませんでした。帰りは少し慣れてサクサクと降りてきました。 さて、ここからが本番の西岳。ザック、デポしても良かったんだけど、大した荷物は入ってない。背負ってスタート。途中までピンテに沿って。途中からピンテ無視して上級者コースへ入ります。「鎖は取り除きました」看板から先が垂直の岩登り。まあ、鎖が不要だと言われるくらいなので行けるんだろうと思ってましたが、手がかり足がかりはしっかりとあり面白かったです。もちろん、ミスったらアウト。慎重に登っていきます。途中、降る人とすれ違いました。下りはさらに難易度上げたい人に。 稜線に出ると360度の絶景。見たことない島や山まで見えました。少し痩せ尾根を歩けば西岳頂上です。しかし、その向こうにはさらなるナイフリッジとローソク岩のピークが見えている…もう、目的は達したので迷いましたが、まだ時間はあったのでナイフリッジ歩きとローソクゲットに行くことにした。 ナイフリッジ歩きもなかなかのスリル。雪も少し被ってるし難易度🆙最初は少し恐る恐るだったが、慣れれば落ちる気はしませんでした。大胆に慎重に。ローソク岩は特に目印無し？道は自然に下り道になりますので、無理して途中から降りないように。 こういう山特有ですが、全般的に踏み跡がほうぼうにあり、ピンテも主要ルートだけではないので、すべてを信じていいわけじゃなく。ルーファイは慎重に。 【アクセス】 西武秩父駅からバスで小鹿野役場前、バス乗り換えて坂本まで。 【山ごはん】 ようかん ランチパック、ピーナッツ 【温泉】 祭の湯（平日990円）