巨大アシウスギと会える小野村割岳~光砥山

2019.04.20(土) 日帰り

注意情報

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チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 11
休憩時間
1 時間 18
距離
11.6 km
のぼり / くだり
614 / 876 m
51
32
1
1 8
28
1 57

活動詳細

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 京都北山の北部、中央分水嶺の一角でもある佐々里峠~小野村割岳~光砥山に、巨大アシウスギに会いに行ってきました。  車2台で佐々里峠に登り、メンバーを下ろしたあと、1台を下山予定の早稲谷川を下った所に置き車しに行き、また峠に戻って出発です。しばらくはアセビ、バイカオウレン、タムシバなどの花を見ながらの登りです。中でも、イワウチワがちょうど見頃で、とてもきれいでした。  雷杉から赤崎中尾根に入り、北に下ると、巨大なアシウスギのオンパレード。中でも20分ほど下ったところにある巨大杉が迫力も存在感も満点で立っていました。  雷杉に戻ってお昼休憩を取った後は、中央分水嶺を小野村割岳に向かいました。さらにその先にある光砥山(こうんどやま)は京都府下第4の高峰です。小野村割岳と光砥山の間は、それまでより踏み跡は薄くなり、何か所かで派生尾根に入りそうになりました。光砥山からは南への尾根を下りましたが、この尾根は時折倒木で歩きづらいところも。ただ、これまでになく眺望があって、周囲の山々、特に能見川の向こうに立つ桑谷山の姿がみごとでした。  南向きの尾根を標高約740mあたりまで下ってきたら、右の派生尾根に入り、早稲谷川に急降下します。この途中にも見るべきアシウスギの巨木が数本ありました。

三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 静かな佐々里峠。峠の桜は、まだつぼみです。
静かな佐々里峠。峠の桜は、まだつぼみです。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 峠のお地蔵さまに挨拶して、出発。
峠のお地蔵さまに挨拶して、出発。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 今日は9人です。
今日は9人です。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 アセビ(ツツジ科ツツジ属)は、ここにだけ咲いていました。
アセビ(ツツジ科ツツジ属)は、ここにだけ咲いていました。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 バイカオウレン(キンポウゲ科オウレン属)も、今日の最初で最後でした。
バイカオウレン(キンポウゲ科オウレン属)も、今日の最初で最後でした。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 左後方に、品谷山881m。
左後方に、品谷山881m。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 ちょうどタムシバ(モクレン科モクレン属)が満開でした。噛むと甘いので「噛む柴」が転訛してタムシバとなったという説があるそうです。
ちょうどタムシバ(モクレン科モクレン属)が満開でした。噛むと甘いので「噛む柴」が転訛してタムシバとなったという説があるそうです。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 そして、イワウチワ(イワウメ科イワウチワ属)も。
そして、イワウチワ(イワウメ科イワウチワ属)も。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 ここのイワウチワは、ピンクが濃くてかわいいです。
ここのイワウチワは、ピンクが濃くてかわいいです。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 はるかに、白山~別山が真っ白な姿を見せてくれました。
はるかに、白山~別山が真っ白な姿を見せてくれました。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 苔むす枯れ木
苔むす枯れ木
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 雷杉に到着です。ここから赤崎中尾根に入り、北に下ります。
雷杉に到着です。ここから赤崎中尾根に入り、北に下ります。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 途中にも巨大なアシウスギが何本も。
途中にも巨大なアシウスギが何本も。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 そして、約20分下ると、一番巨大な「山の神」に会えます。上まではとても画角に入らないので、4枚から合成。
そして、約20分下ると、一番巨大な「山の神」に会えます。上まではとても画角に入らないので、4枚から合成。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 裏から見ても迫力満点。
裏から見ても迫力満点。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 この大きさです。
この大きさです。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 雷杉に戻ってお昼休憩を取った後は、中央分水嶺を小野村割岳に向かいました。途中のエイリアン杉です。ブナの根が演出しています。
雷杉に戻ってお昼休憩を取った後は、中央分水嶺を小野村割岳に向かいました。途中のエイリアン杉です。ブナの根が演出しています。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 P911の大杉。杉は枯れてしまっていますが、樹上には数種類の木々が育っています。
P911の大杉。杉は枯れてしまっていますが、樹上には数種類の木々が育っています。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 左前方に秀峰が。百里ヶ岳931mです。
左前方に秀峰が。百里ヶ岳931mです。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 こちらは、愛宕山924mと地蔵山947m。地蔵山の手前には城丹国境の飯森山。
こちらは、愛宕山924mと地蔵山947m。地蔵山の手前には城丹国境の飯森山。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 かわいいピンクの花は、キンキマメザクラ(バラ科 サクラ属)です。
かわいいピンクの花は、キンキマメザクラ(バラ科 サクラ属)です。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 がくが細長い筒状の花で、淡い紅色の一重咲きです。
がくが細長い筒状の花で、淡い紅色の一重咲きです。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 ツノハシバミ(カバノキ科ハシバミ属)赤いイソギンチャクのような雌花と、細長い雄花がユニークな花です。
ツノハシバミ(カバノキ科ハシバミ属)赤いイソギンチャクのような雌花と、細長い雄花がユニークな花です。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 小野村割岳の山頂到着。三等三角点「広河原」、標高931.7mです。
小野村割岳の山頂到着。三等三角点「広河原」、標高931.7mです。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 わずかに残雪のある中央分水嶺を進みます。
わずかに残雪のある中央分水嶺を進みます。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 エイリアン似ですね。
エイリアン似ですね。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 こちらも大きい。
こちらも大きい。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 やがて、光砥山(こうんどやま)951mに到着。京都府下では、皆子山、峰床山、三国岳に次ぐ第4の高峰です。
やがて、光砥山(こうんどやま)951mに到着。京都府下では、皆子山、峰床山、三国岳に次ぐ第4の高峰です。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 正面には比良がよく見えました。左から釣瓶岳1098m、武奈ヶ岳1214m、コヤマノ岳1181m。
正面には比良がよく見えました。左から釣瓶岳1098m、武奈ヶ岳1214m、コヤマノ岳1181m。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 少し南に進むと、右手に頭巾山871mの特徴ある姿。
少し南に進むと、右手に頭巾山871mの特徴ある姿。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 その左の巨大な峰は、丹波の長老様、長老ヶ岳917m。
その左の巨大な峰は、丹波の長老様、長老ヶ岳917m。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 すぐ近くには、ダンノ峠を挟んで無名峰P892と、品谷山881m。
すぐ近くには、ダンノ峠を挟んで無名峰P892と、品谷山881m。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 まだまだ巨大アシウスギがいっぱい。
まだまだ巨大アシウスギがいっぱい。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 この杉もみごとでした。
この杉もみごとでした。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 青空にタムシバ
青空にタムシバ
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 クロモジ(クスノキ科クロモジ属)
クロモジ(クスノキ科クロモジ属)
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 能見川谷を挟んで対峙する桑谷山930m。
能見川谷を挟んで対峙する桑谷山930m。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 標高740mあたりまで下ってきたら、右の派生尾根に入り、早稲谷川に急降下します。
標高740mあたりまで下ってきたら、右の派生尾根に入り、早稲谷川に急降下します。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 その途中にもアシウスギの巨木が。
その途中にもアシウスギの巨木が。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 急こう配を下りきると、ミヤマカタバミ(カタバミ科カタバミ属)がいっぱい咲いていました。
急こう配を下りきると、ミヤマカタバミ(カタバミ科カタバミ属)がいっぱい咲いていました。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 早稲谷川を渡渉して、林道へ登ります。
早稲谷川を渡渉して、林道へ登ります。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 あとは林道をのんびりと。砂防ダムの水溜りに山が映えていました。
あとは林道をのんびりと。砂防ダムの水溜りに山が映えていました。
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 トキワイカリソウ(メギ科イカリソウ属)
トキワイカリソウ(メギ科イカリソウ属)
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 ヤマエンゴサク(ケシ科キケマン属)
ヤマエンゴサク(ケシ科キケマン属)
三国岳・経ヶ岳・小野村割岳 今日のお出迎えCATは君ですか?眠そうやなぁ。
今日のお出迎えCATは君ですか?眠そうやなぁ。

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