笹尾根中盤+後半縦走(郷原バス停>槇寄山>浅間峠>和田峠>陣場高原下バス停)

2024.04.26(金) 日帰り

活動データ

タイム

07:19

距離

22.5km

のぼり

1706m

くだり

1968m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 19
休憩時間
44
距離
22.5 km
のぼり / くだり
1706 / 1968 m
1 3
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9
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活動詳細

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先々週に続き笹尾根です。今回は郷原バス停から槇寄山に登ることにより笹尾根に合流。笹尾根中盤(槇寄山から浅間峠の10kmほどを意図しています)を歩き、浅間峠からは先週と同じ笹尾根後半で和田峠を経由し陣馬高原下バス停に向かいます。低山歩きですが合計23kmは丹沢主脈縦走コースに相当しています。今回は自分が1日に歩ける上限を学ぶ山行になりました。 JR中央線上野原駅8:50のバス(満員)で50分(1200円)。乗客が多いことに驚嘆のスタートでした。郷原バス停で降りたのは私だけ。他の乗客がどこに向かったのか不明です(坪山という所へツツジを見に行くハイカーたちであったようです)。この活動日記を読まれている多くの皆さんは「郷原ってどこ?」と思われるでしょうが、奥多摩は三頭山や数馬の湯から槇寄山にアクセスし、山梨県側に下ったところに位置する上野原市の集落の1つです。私自身も数ヶ月前の計画時に初めてこの登山口の存在を知りました。 スタートは9:50。バス停の目の前にある三頭山方面の道標に従い、まずは笹尾根との交差点である槇寄山に向かいます。フカフカの土の山道でしたが、急登でアキレス腱が伸びっぱなし+心拍は上がりっぱなしです。気候の良さと新緑の美しさにも助けられ、1時間ほどで槇寄山山頂に到着。ここから見えた富士山は大きく真っ白で、雲海と相まって北斎の浮世絵のようでした。 早めのお昼を急いで取り、笹尾根中盤の縦走スタートは11:05。浅間峠までの10km弱が未踏のルートですが、13:30に到着できれば、前回の経験から、和田峠到着が16:30、陣場高原下17:30高尾行きのバスに乗れると予測/計画しました。ご参考までに、これは笹尾根縦走をYAMAPで報告してくれている先輩諸氏とほぼ同じペースです。笹尾根中盤も下り基調で大変に歩きやすく、新緑に心を癒されました。進行方向右手には常に富士山、進行方向左手には常に大岳山が見えるのが笹尾根の原風景です。途中、進行方向右手の森は針葉樹林、進行方向左手の森が広葉樹林であることにも気付きました。森林の葉の色が異なるのです(この活動日記表紙の写真です)。 浅間峠には予定通り13:25に到着。登山開始から12kmほど歩いていますので、やや疲労していると感じました。ここからは、先々週歩いた道ですので安心感はありますが、まだ残り半分あるなと不安でもありました。当然ではありますが、前回よりペースは落ち、下りではつま先や膝の裏などに痛みを感じ続けながらの山行になりました。YAMAPには順調に歩いているかのように記録されていますが、三国山以降、生藤山、茅丸、醍醐丸など全ての巻道を利用しています。休憩は1時間歩いて5分程度にとどめ、和田峠到着が16:15。ここで着替えたり靴紐を緩めたりし、陣場高原下バス停まで、急な公道をさらに3km下って、高尾駅行き17:30のバスに乗ることが出来ました(この下りは約45分かかります)。 もう少しゆっくり歩き18:30のバスでも良かったとか、都民の森から9:30に出発し、三頭山を登り槇寄山に11:30前後に到着できれば、笹尾根前半+中盤+後半の縦走も可能かもしれない、など考えるところがありましたが、同時に自分の脚力の上限はこの辺りであるなとも悟った1日になりました。約8kgの荷物を背負って、40000歩弱、20数km程度です。若さを失って久しいので「上出来」と自分を褒めてやりたいのですが、去年秋にヘタレ炸裂状態で一泊せざるえなかった丹沢主脈(日帰り)縦走のためには、もう少し準備をして鍛える必要があるように感じました。 脚力に自信がある方であれば、笹尾根縦走、お勧めです。ゴールデンウイークであれば新緑が美しく、まだ山桜が残ってもいます。日本山岳耐久レースの一部でもあるため、山道は踏み固められていますし、迷うところもありません。茶屋やお手洗いや水場は、和田峠までありませんが、尾根からエスケープするルートは至る所に出てきます。お水は3L持ち歩き、2Lほど消費しました。気温は23℃くらいでした。そうそう、今回、ミレーのサーフェシー30+5(旧モデル)というリュックをデビューさせたのですが「腰で背負う」という表現の意味が初めてわかり、さらに「背面メッシュってこんなに涼しいのか」と感激。ウエストベルト左側の拡張も素晴らしかったです。

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