活動データ
タイム
08:01
距離
20.1km
のぼり
1632m
くだり
1708m
活動詳細
すべて見る埼玉県西部の山懐深くに広がる秩父盆地。その一帯を見守るように鎮座するのが、日本二百名山の一座にも数えられる『武甲山(ぶこうざん、1304m)』だ。かつてヤマトタケルが自らの甲(かぶと)を奉納したという伝説をもつ本峰は、周辺地域から非常によく目立つ独立峰の山容を呈し、古くから山岳信仰の対象として、山麓の文化に多大な影響を与えてきた。一方で明治期以降、その山体は豊富な石灰岩の鉱床として注目され、以降、麓の秩父市や横瀬町の鉱業都市としての発展を支えてきた一座でもある。 そんな『武甲山』は筆者にとっても、かつて登山に触れて間もない頃に挑戦し、印象に残ったことから、非常に思い入れの深い存在だ。あれから幾星霜、昨年8月に久方ぶりに埼玉県へ越してきてからも一度足を運んだが、同峰への山路はまだまだ多彩である。そこで此度の週末は、南側の『大持山(おおもちやま、1294m)』および『小持山(こもちやま、1273m)』から本峰に至る縦走ルートを目指すこととした。こちらの道程も、過去二回ほど辿った経験はあるものの、奥武蔵屈指のロングコースとなるため油断は禁物。愛してやまない頂への憧憬を抱きつつも、気を引き締めて出発だ。 <アクセス> ※データは全て令和6年4月20日現在のもの ・往路 07:30 飯能駅バス停 国際興業バス 飯01-02湯ノ沢行乗車 07:33 東飯能駅バス停 08:25 名郷バス停下車 運賃:870円 ※今回、筆者が利用したのは東飯能駅~名郷間のみですが、参考として飯能駅から乗車する場合の時刻も記載しています。なお、運賃はいずれの場合でも同じです。 ・復路 今回は西武秩父線『横瀬駅』を終点とした。 <記念バッジ> 『一の鳥居』登山口付近の山カフェ『LOGMOG』および、横瀬駅前の観光案内所にて購入可能。 <下山後のいで湯> ・横瀬駅から徒歩10分の『武甲温泉』で日帰り入浴が可能(10:00~21:00、年中無休)。料金は大人900円(平日は700円)。ボディソープおよびリンスインシャンプーの備え付けあり。露天風呂、サウナあり。食堂あり。宿泊施設あり。なお、以前は横瀬駅より無料シャトルバスが運行されていたが、今年度明けから当面運行休止となっている(新年度から運営主体が移行しており、その関係と思われる)。 ・このほか、帰宅ルートが西武秩父駅経由となる場合は、同駅併設の『祭の湯』もお勧めである。 <補足事項> 当記事のコースを辿る場合、エスケープ可能な分岐も複数存在するので、事前に確認しておくとよい。
活動の装備
- 富士フイルム(FUJIFILM)フジノンレンズ XF16-80mmF4 R OIS WR
- 富士フイルム(FUJIFILM)ミラーレス一眼カメラ X-T4 シルバー X-T4-S
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