大持山&小持山&武甲山:じっくり楽しむ推しの山

2024.04.20(土) 日帰り

活動データ

タイム

08:01

距離

20.1km

のぼり

1632m

くだり

1708m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 1
休憩時間
45
距離
20.1 km
のぼり / くだり
1632 / 1708 m
1 23
20
10
18
15
12
14
53
41
27

活動詳細

すべて見る

埼玉県西部の山懐深くに広がる秩父盆地。その一帯を見守るように鎮座するのが、日本二百名山の一座にも数えられる『武甲山(ぶこうざん、1304m)』だ。かつてヤマトタケルが自らの甲(かぶと)を奉納したという伝説をもつ本峰は、周辺地域から非常によく目立つ独立峰の山容を呈し、古くから山岳信仰の対象として、山麓の文化に多大な影響を与えてきた。一方で明治期以降、その山体は豊富な石灰岩の鉱床として注目され、以降、麓の秩父市や横瀬町の鉱業都市としての発展を支えてきた一座でもある。   そんな『武甲山』は筆者にとっても、かつて登山に触れて間もない頃に挑戦し、印象に残ったことから、非常に思い入れの深い存在だ。あれから幾星霜、昨年8月に久方ぶりに埼玉県へ越してきてからも一度足を運んだが、同峰への山路はまだまだ多彩である。そこで此度の週末は、南側の『大持山(おおもちやま、1294m)』および『小持山(こもちやま、1273m)』から本峰に至る縦走ルートを目指すこととした。こちらの道程も、過去二回ほど辿った経験はあるものの、奥武蔵屈指のロングコースとなるため油断は禁物。愛してやまない頂への憧憬を抱きつつも、気を引き締めて出発だ。     <アクセス> ※データは全て令和6年4月20日現在のもの ・往路  07:30 飯能駅バス停    国際興業バス    飯01-02湯ノ沢行乗車  07:33 東飯能駅バス停  08:25 名郷バス停下車   運賃:870円 ※今回、筆者が利用したのは東飯能駅~名郷間のみですが、参考として飯能駅から乗車する場合の時刻も記載しています。なお、運賃はいずれの場合でも同じです。 ・復路 今回は西武秩父線『横瀬駅』を終点とした。   <記念バッジ> 『一の鳥居』登山口付近の山カフェ『LOGMOG』および、横瀬駅前の観光案内所にて購入可能。   <下山後のいで湯> ・横瀬駅から徒歩10分の『武甲温泉』で日帰り入浴が可能(10:00~21:00、年中無休)。料金は大人900円(平日は700円)。ボディソープおよびリンスインシャンプーの備え付けあり。露天風呂、サウナあり。食堂あり。宿泊施設あり。なお、以前は横瀬駅より無料シャトルバスが運行されていたが、今年度明けから当面運行休止となっている(新年度から運営主体が移行しており、その関係と思われる)。   ・このほか、帰宅ルートが西武秩父駅経由となる場合は、同駅併設の『祭の湯』もお勧めである。   <補足事項> 当記事のコースを辿る場合、エスケープ可能な分岐も複数存在するので、事前に確認しておくとよい。

武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 東飯能駅から、登山客を満載したバスに揺られること約50分。今回のスタート地点となる『名郷バス停』に到着だ。同所は駐車場やベンチ、公衆トイレなどが整備された、周辺の山々への登山基地となっている。
東飯能駅から、登山客を満載したバスに揺られること約50分。今回のスタート地点となる『名郷バス停』に到着だ。同所は駐車場やベンチ、公衆トイレなどが整備された、周辺の山々への登山基地となっている。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 登山届を投函したら、登山口までしばらく沢沿いの車道歩きとなる。川沿いにはキャンプ場も林立しており、手頃なレジャースポットとなっているようだ。
登山届を投函したら、登山口までしばらく沢沿いの車道歩きとなる。川沿いにはキャンプ場も林立しており、手頃なレジャースポットとなっているようだ。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 30分ほど車道を歩くと、『JFEミネラル武蔵白石鉱山』の跡地へ突き当たる。登山口は、立入禁止標識の置かれた右手の脇道だ。
30分ほど車道を歩くと、『JFEミネラル武蔵白石鉱山』の跡地へ突き当たる。登山口は、立入禁止標識の置かれた右手の脇道だ。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 登山口から少し進むと、すぐ左手に鉱山の跡地を見下ろすことが出来る。ここは昭和41年の開山以来、平成27年3月の閉山に至るまで、累計約730万トンもの石灰岩を供給し続けた鉱床なのだそうな。現在も坑道から伸びるトロッコの軌道がその姿を留めている。
登山口から少し進むと、すぐ左手に鉱山の跡地を見下ろすことが出来る。ここは昭和41年の開山以来、平成27年3月の閉山に至るまで、累計約730万トンもの石灰岩を供給し続けた鉱床なのだそうな。現在も坑道から伸びるトロッコの軌道がその姿を留めている。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 同様に鉱山の名残であるモノレールの軌道を見送りつつ、足元は若干の急坂に。ウォーミングアップには丁度いい道程だ。
同様に鉱山の名残であるモノレールの軌道を見送りつつ、足元は若干の急坂に。ウォーミングアップには丁度いい道程だ。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 そののち、周囲が拓けると『白岩集落』の跡地へ。その歴史は先程の鉱山より遥かに古く、平家の落ち武者にまつわる伝説も残されているそうだ。現在は完全に無人となっているが、朽ちた木造の民家や消火栓などが遺っており、かつてここに人々の営みがあったことを実感させられる。
そののち、周囲が拓けると『白岩集落』の跡地へ。その歴史は先程の鉱山より遥かに古く、平家の落ち武者にまつわる伝説も残されているそうだ。現在は完全に無人となっているが、朽ちた木造の民家や消火栓などが遺っており、かつてここに人々の営みがあったことを実感させられる。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 『白岩集落』跡地からその奥へ進むと、比較的平坦なトラバース道へ。足元は少々狭いが、気を付けて歩けば大丈夫だ。
『白岩集落』跡地からその奥へ進むと、比較的平坦なトラバース道へ。足元は少々狭いが、気を付けて歩けば大丈夫だ。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 続いて沢状の地形を渡ると、つづら折りの急坂となる。この日最初の関門となるが、息をつかせながらその先の尾根筋を目指す。
続いて沢状の地形を渡ると、つづら折りの急坂となる。この日最初の関門となるが、息をつかせながらその先の尾根筋を目指す。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 そちらを登りきると、最初のチェックポイントである『鳥首峠』に到着だ。こちらには小さな祠も置かれており、山行の無事を祈願していくこととした。
そちらを登りきると、最初のチェックポイントである『鳥首峠』に到着だ。こちらには小さな祠も置かれており、山行の無事を祈願していくこととした。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 ちなみに、先述の祠の裏には一輪のカタクリが。以降この先の山路でも、時々その姿と出合うこととなった。
ちなみに、先述の祠の裏には一輪のカタクリが。以降この先の山路でも、時々その姿と出合うこととなった。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 『鳥首峠』から『武甲山』までは、尾根伝いに縦走する形となる。急なアップダウンも待ち受けているため、中々一筋縄にはいかない道程だ。
『鳥首峠』から『武甲山』までは、尾根伝いに縦走する形となる。急なアップダウンも待ち受けているため、中々一筋縄にはいかない道程だ。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 そののち、尾根道は左右の大きく刈り払われた一帯に。ここにはかつて送電線の鉄塔が建っていたようで、付近にはその遺構と思しきコンクリートの基礎が残されている。
そののち、尾根道は左右の大きく刈り払われた一帯に。ここにはかつて送電線の鉄塔が建っていたようで、付近にはその遺構と思しきコンクリートの基礎が残されている。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 鉄塔跡を過ぎて登り返すと、本日最初のピークとなる『天神山(1130m)』に登頂だ。周辺は小さく拓けているが、見晴らしは殆ど得られない。
鉄塔跡を過ぎて登り返すと、本日最初のピークとなる『天神山(1130m)』に登頂だ。周辺は小さく拓けているが、見晴らしは殆ど得られない。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 『天神山』を過ぎると、アセビの咲き誇る一帯へ。
『天神山』を過ぎると、アセビの咲き誇る一帯へ。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 ロープの張られた急峻な坂を慎重に下ると突然、木立の中に『ウノタワ』と呼ばれる大きな窪地が拓けている。かつてこの地は沼であったが、山神の化身である鵜(う)を猟師が誤って討ってしまい、その途端水が枯れて現在の姿になった、という伝説が存在する。
ロープの張られた急峻な坂を慎重に下ると突然、木立の中に『ウノタワ』と呼ばれる大きな窪地が拓けている。かつてこの地は沼であったが、山神の化身である鵜(う)を猟師が誤って討ってしまい、その途端水が枯れて現在の姿になった、という伝説が存在する。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 『ウノタワ』からの登り返しは踏み跡が極めて不明瞭で、ちょっとした難所となる。とりあえず上を目指して、登りやすそうな足元を見極めつつ進むほかない。
『ウノタワ』からの登り返しは踏み跡が極めて不明瞭で、ちょっとした難所となる。とりあえず上を目指して、登りやすそうな足元を見極めつつ進むほかない。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 ともあれ、そちらを突破して比較的緩やかに登ると、二座目の『横倉山(1197m)』へ。こちらも周囲は木立に閉ざされ、展望は皆無である。
ともあれ、そちらを突破して比較的緩やかに登ると、二座目の『横倉山(1197m)』へ。こちらも周囲は木立に閉ざされ、展望は皆無である。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 『横倉山』に続くコル部からの登りも少々大変だが、ある程度登りきると別ルートとの分岐点で若干の見晴らしスポットが拓けている。
『横倉山』に続くコル部からの登りも少々大変だが、ある程度登りきると別ルートとの分岐点で若干の見晴らしスポットが拓けている。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 先程の分岐点から若干の急坂を登ると、『大持山(おおもちやま、1294m)』の頂だ。しかしながら、こちらも周囲に木々が生い茂り、見晴らしは微妙である。
先程の分岐点から若干の急坂を登ると、『大持山(おおもちやま、1294m)』の頂だ。しかしながら、こちらも周囲に木々が生い茂り、見晴らしは微妙である。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 『大持山』より先には、時折岩稜帯も目立つようになる。危険な箇所は少ないが、写真の岩の狭間は、どう突破すべきか微妙に悩まされた。
『大持山』より先には、時折岩稜帯も目立つようになる。危険な箇所は少ないが、写真の岩の狭間は、どう突破すべきか微妙に悩まされた。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 そののち、少々分かりづらい左手の脇道へ折れると、『雨乞岩』と呼ばれる展望台が。ここからは西側の峰々を見渡す、抜群の大パノラマを楽しめる。
そののち、少々分かりづらい左手の脇道へ折れると、『雨乞岩』と呼ばれる展望台が。ここからは西側の峰々を見渡す、抜群の大パノラマを楽しめる。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 コル部から登り返しに入ると、岩肌や木の根の大きく張り出した、よりテクニカルな一帯へ。
コル部から登り返しに入ると、岩肌や木の根の大きく張り出した、よりテクニカルな一帯へ。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 そちらを登りきると、大持山に続くピークである『小持山』へ到着。こちらも見晴らしには乏しいが、周辺にはツツジが咲き誇っていた。
そちらを登りきると、大持山に続くピークである『小持山』へ到着。こちらも見晴らしには乏しいが、周辺にはツツジが咲き誇っていた。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 『小持山』から急斜面を下ってゆくと、今度は本日最大の目的地である『武甲山』が間近に迫ってくる。
『小持山』から急斜面を下ってゆくと、今度は本日最大の目的地である『武甲山』が間近に迫ってくる。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 鞍部へ向かって下りきると、『武甲山』手前のチェックポイントである『シラジクボ』へ。ここからは、いよいよ『武甲山』へのラストスパートだ。
鞍部へ向かって下りきると、『武甲山』手前のチェックポイントである『シラジクボ』へ。ここからは、いよいよ『武甲山』へのラストスパートだ。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 『シラジクボ』の先には、かなりきつい登り返しが待ち構えている。これまで激しいアップダウンを乗り越えてきただけに、ここは本日最大の頑張りどころとなる。
『シラジクボ』の先には、かなりきつい登り返しが待ち構えている。これまで激しいアップダウンを乗り越えてきただけに、ここは本日最大の頑張りどころとなる。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 ド根性の登りを経て、山頂直下の分岐点へ到着。ここまで来れば、『武甲山』の頂きはもう目の前である。
ド根性の登りを経て、山頂直下の分岐点へ到着。ここまで来れば、『武甲山』の頂きはもう目の前である。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 山頂直下の分岐点からわずかに登れば、本日最後のピークとなる『武甲山』の山頂広場へ到着だ。同所にはベンチやあずま屋の他、トイレなども整備されている。
山頂直下の分岐点からわずかに登れば、本日最後のピークとなる『武甲山』の山頂広場へ到着だ。同所にはベンチやあずま屋の他、トイレなども整備されている。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 山頂広場に着いたら、まずは『御嶽神社』にお参り。ここまでの山行の無事にに感謝し、手を合わせた。
山頂広場に着いたら、まずは『御嶽神社』にお参り。ここまでの山行の無事にに感謝し、手を合わせた。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 『御嶽神社』の社殿から脇道に入り、隘路の先には展望台が待っている。
『御嶽神社』の社殿から脇道に入り、隘路の先には展望台が待っている。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 こちらの展望台からは、北側に拓けた秩父市街地を一望できる、抜群の見晴らしだ。写真中央やや下側の桃色の一帯は、『羊山公園』の芝桜。この時期は数多の観光客が押し寄せる名所となっている。
こちらの展望台からは、北側に拓けた秩父市街地を一望できる、抜群の見晴らしだ。写真中央やや下側の桃色の一帯は、『羊山公園』の芝桜。この時期は数多の観光客が押し寄せる名所となっている。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 ひとしきり見晴らしを楽しんだら山頂広場へ取って返し、ベンチに腰掛けてお昼休憩を摂ることとした。今回のメニューはレトルトのすき焼き丼である。
ひとしきり見晴らしを楽しんだら山頂広場へ取って返し、ベンチに腰掛けてお昼休憩を摂ることとした。今回のメニューはレトルトのすき焼き丼である。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 昼食を終えたら、『表参道コース』と呼ばれるルートを辿って下山を目指す。こちらは『武甲山』において最もポピュラーな山路で、時刻は既に午後を回っていたものの、比較的多くの登山者とすれ違うこととなった。
昼食を終えたら、『表参道コース』と呼ばれるルートを辿って下山を目指す。こちらは『武甲山』において最もポピュラーな山路で、時刻は既に午後を回っていたものの、比較的多くの登山者とすれ違うこととなった。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 『表参道コース』はその名の通り、山頂の『御嶽神社』への参道としての由緒を持つルートだ。道端には山頂に至るまでの目安を示す石柱が立ち並んでおり、登山口が『一丁目』で、山頂が『五十二丁目』となる。
『表参道コース』はその名の通り、山頂の『御嶽神社』への参道としての由緒を持つルートだ。道端には山頂に至るまでの目安を示す石柱が立ち並んでおり、登山口が『一丁目』で、山頂が『五十二丁目』となる。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 しばらく下ると、中間地点にひときわ大きな杉の木がそびえ立つ、『大杉広場』へ辿り着く。ここはベンチも設置された、『表参道コース』最大のチェックポイントとなっている。
しばらく下ると、中間地点にひときわ大きな杉の木がそびえ立つ、『大杉広場』へ辿り着く。ここはベンチも設置された、『表参道コース』最大のチェックポイントとなっている。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 先に述べたとおり、このルートは人々の崇敬が篤いこともあって、小さな祠やお地蔵様と出合うことも多い。
先に述べたとおり、このルートは人々の崇敬が篤いこともあって、小さな祠やお地蔵様と出合うことも多い。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 そののち、小橋を渡ると『不動滝』へ到着。
ここは『表参道コース』唯一の水場であるが、これを先述の山頂トイレの用水とするため、登山者に運搬への協力を呼び掛ける立札と、沢山の空容器が置かれている。
そののち、小橋を渡ると『不動滝』へ到着。 ここは『表参道コース』唯一の水場であるが、これを先述の山頂トイレの用水とするため、登山者に運搬への協力を呼び掛ける立札と、沢山の空容器が置かれている。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 その後すぐに、登山道は荒廃した林道に突き当たる。以降はしばし、沢沿いにコンクリートの舗装路を進むこととなる。
その後すぐに、登山道は荒廃した林道に突き当たる。以降はしばし、沢沿いにコンクリートの舗装路を進むこととなる。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 やがて、にわかに木立が拓けると『LOGMOG』という山カフェが佇んでいる。これは数年前にオープンしたばかりの喫茶店で、オリジナルのブレンドコーヒーやアイスクリームなどのほか、ジビエを活用したメニューも供食されている。
やがて、にわかに木立が拓けると『LOGMOG』という山カフェが佇んでいる。これは数年前にオープンしたばかりの喫茶店で、オリジナルのブレンドコーヒーやアイスクリームなどのほか、ジビエを活用したメニューも供食されている。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 しかるのちに、『表参道コース』の起点となる『一の鳥居』に到着。これにて、無事下山完了だ。同所は広めの駐車場や公衆トイレ、案内看板が整備された、『武甲山』への登山基地となっている。
しかるのちに、『表参道コース』の起点となる『一の鳥居』に到着。これにて、無事下山完了だ。同所は広めの駐車場や公衆トイレ、案内看板が整備された、『武甲山』への登山基地となっている。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 『一の鳥居』からのバス等は無いため、今回のような縦走の場合、タクシーを呼ばない限り、引き続き駅まで1時間半近くの車道歩きとなる。
ちなみに、『一の鳥居』の数百メートル先には、今年の4月に新たな駐車場が整備され、50台程度の駐車が可能となっている。先程の『一の鳥居』の駐車場が満車の時も安心だ。
『一の鳥居』からのバス等は無いため、今回のような縦走の場合、タクシーを呼ばない限り、引き続き駅まで1時間半近くの車道歩きとなる。 ちなみに、『一の鳥居』の数百メートル先には、今年の4月に新たな駐車場が整備され、50台程度の駐車が可能となっている。先程の『一の鳥居』の駐車場が満車の時も安心だ。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 少し歩くと、道路周辺に巨大なプラント施設群が建ち並ぶ一帯へ。『武甲山』は石灰岩の一大鉱床でもあり、採掘場からベルトコンベアで運んだ石灰石をここで砕石し、セメント工場等へ搬出しているようだ。
少し歩くと、道路周辺に巨大なプラント施設群が建ち並ぶ一帯へ。『武甲山』は石灰岩の一大鉱床でもあり、採掘場からベルトコンベアで運んだ石灰石をここで砕石し、セメント工場等へ搬出しているようだ。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 鉱業施設群を過ぎるとのどかな麓の町並みが広がっており、振り返ると今回登った『武甲山』の姿が。なお、同峰は石灰岩の採掘開始以来、山容が変わるほどの掘削が進んでおり、山頂の標高も若干下がってしまったそうだ。
鉱業施設群を過ぎるとのどかな麓の町並みが広がっており、振り返ると今回登った『武甲山』の姿が。なお、同峰は石灰岩の採掘開始以来、山容が変わるほどの掘削が進んでおり、山頂の標高も若干下がってしまったそうだ。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 その後は、西武秩父線の線路沿いに進む。やがて車両基地が見えたら、ゴールはもう目前だ。
その後は、西武秩父線の線路沿いに進む。やがて車両基地が見えたら、ゴールはもう目前だ。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 しかるのちに、西武鉄道の『横瀬駅』に到着。これにて此度の山行は無事締めくくりである。駅前には食堂兼物産展も併設されており、『武甲山』の記念バッジも購入可能。
しかるのちに、西武鉄道の『横瀬駅』に到着。これにて此度の山行は無事締めくくりである。駅前には食堂兼物産展も併設されており、『武甲山』の記念バッジも購入可能。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 下山後のいで湯は、『武甲温泉』へ。ここは上述の『横瀬駅』より徒歩10分ほどで、登山後の立ち寄りスポットとしてもお勧めの入浴施設だ。
下山後のいで湯は、『武甲温泉』へ。ここは上述の『横瀬駅』より徒歩10分ほどで、登山後の立ち寄りスポットとしてもお勧めの入浴施設だ。

活動の装備

  • 富士フイルム(FUJIFILM)
    フジノンレンズ XF16-80mmF4 R OIS WR
  • 富士フイルム(FUJIFILM)
    ミラーレス一眼カメラ X-T4 シルバー X-T4-S

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