奥秩父探索 栃本関所跡・不動滝・入川林道軌道跡・荒川起点

2024.04.13(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 18
休憩時間
52
距離
18.5 km
のぼり / くだり
1289 / 1332 m
2 31
33

活動詳細

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2月に手掘り隧道を探索して以来のとなる2度目の埼玉探索。 今回も「道の駅 大滝温泉」を拠点にしながら、秩父市営バス(コミュニティバス)を活用した探索を行った。 最初はバス停「栃本関所跡」で目の前にある栃本関所跡を訪問。 秩父往還として主要街道だった名残を見る。 高台から眺めるV字渓谷も圧巻だった。 次は不動滝。 栃本関所跡から南側の川沿いの道へ降りて、川向こうの滝を目指す。 先ほど眺めていたV字渓谷を下って吊り橋を渡り再び登る。 片道30分ほどのちょっとした行程だ。 最後は入川森林軌道跡と荒川起点の地。 森林軌道跡の探索が今回のメインイベント。 軌道跡がレールを残したまま現役の登山道になっているので、良く保存されている。 ちょうど軌道跡の終点となる赤沢谷出合には荒川起点の碑が建つ。 今回の探索で3回秩父市営バスに乗ったが、どれも同じ運転手さんで、乗客も私の一人のみの貸し切り状態でした。 運転中に話して聞いた事を本文中に織り交ぜて書いていきます。 ※距離にはバス移動(1.9km)が含まれます

秩父御岳山・鞍掛山 【写真1】探索開始前

「道の駅 大滝温泉」に到着。
【写真1】探索開始前 「道の駅 大滝温泉」に到着。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真2】探索開始前

道の駅前の「大滝温泉 遊湯館」バス停
上段の秩父市営バスを利用する。
1日4往復で土日祝日の始発は8:49だ。
【写真2】探索開始前 道の駅前の「大滝温泉 遊湯館」バス停 上段の秩父市営バスを利用する。 1日4往復で土日祝日の始発は8:49だ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真3】探索開始前

バス待合室にて。
コミック・アニメの「ヤマノススメ」のポスター。
そういえば舞台が埼玉県飯能市だったな。
【写真3】探索開始前 バス待合室にて。 コミック・アニメの「ヤマノススメ」のポスター。 そういえば舞台が埼玉県飯能市だったな。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真4】探索開始直前

バス停からバス待合室を撮影。
【写真4】探索開始直前 バス停からバス待合室を撮影。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真5】起点 標高753m

9:11に「栃本関所跡」バス停で下車。
一般的な路線バスのように整理券や下車を知らせるボタンはなく、乗車時に下車するバス停を伝えておく。
乗客が私一人という事もあり、殆どタクシーだ☺
大滝温泉 遊湯館
↓310円
栃本関所跡

【運転手さん談】
私のような格好でここで降りる人は珍しそうだ。
登山するには始発が遅いせいもあるだろう。
ここから雁坂峠を越えて山梨県へ至るには山小屋での一泊が必須だからなのだが、私よりも軽装で「山を越える」と言い出した大学生を説得して引き留めた事があったとか…😅
【写真5】起点 標高753m 9:11に「栃本関所跡」バス停で下車。 一般的な路線バスのように整理券や下車を知らせるボタンはなく、乗車時に下車するバス停を伝えておく。 乗客が私一人という事もあり、殆どタクシーだ☺ 大滝温泉 遊湯館 ↓310円 栃本関所跡 【運転手さん談】 私のような格好でここで降りる人は珍しそうだ。 登山するには始発が遅いせいもあるだろう。 ここから雁坂峠を越えて山梨県へ至るには山小屋での一泊が必須だからなのだが、私よりも軽装で「山を越える」と言い出した大学生を説得して引き留めた事があったとか…😅
秩父御岳山・鞍掛山 【写真6】同地点

バス停の目の前には見事なV字渓谷が広がる。
【写真6】同地点 バス停の目の前には見事なV字渓谷が広がる。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真7】同地点

栃本関所の説明板
【写真7】同地点 栃本関所の説明板
秩父御岳山・鞍掛山 【写真8】同地点

説明板隣に咲くレンギョウ
【写真8】同地点 説明板隣に咲くレンギョウ
秩父御岳山・鞍掛山 【写真9】同地点

栃本関所の説明板②
【写真9】同地点 栃本関所の説明板②
秩父御岳山・鞍掛山 【写真10】同地点

栃本関所の全景
【写真10】同地点 栃本関所の全景
秩父御岳山・鞍掛山 【写真11】同地点

栃本関所前面
【写真11】同地点 栃本関所前面
秩父御岳山・鞍掛山 【写真12】同地点

栃本関所を近くから全体を撮影
【写真12】同地点 栃本関所を近くから全体を撮影
秩父御岳山・鞍掛山 【写真13】同地点付近

御大典記念植林地入口の碑
千葉県の探索で良く見たのは昭和天皇の記念碑だったが、こちらは大正天皇。
【写真13】同地点付近 御大典記念植林地入口の碑 千葉県の探索で良く見たのは昭和天皇の記念碑だったが、こちらは大正天皇。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真14】同地点付近

御大典記念碑の側面
大正五年五月二十一日
杉檜五千本植林
【写真14】同地点付近 御大典記念碑の側面 大正五年五月二十一日 杉檜五千本植林
秩父御岳山・鞍掛山 【写真15】同地点付近

国道140号のキロポスト表示
栃本関所から不動滝へ向かう。
栃本地区内を通過する区間はコミュニティバス1台でギリギリの幅だ。

【運転手さん談】
ここ最近、この道に迷い込む他地域ナンバーのクルマが増えたらしい。
恐らくナビの案内に任せた結果だろう。
北側にループ橋を介したバイパス道路は完成しているが、こちらも国道指定のままで最短距離だからかも知れないが、離合が難しいので大変。
だが、それ以上にここを飛ばしてくるバイクが怖い。
【写真15】同地点付近 国道140号のキロポスト表示 栃本関所から不動滝へ向かう。 栃本地区内を通過する区間はコミュニティバス1台でギリギリの幅だ。 【運転手さん談】 ここ最近、この道に迷い込む他地域ナンバーのクルマが増えたらしい。 恐らくナビの案内に任せた結果だろう。 北側にループ橋を介したバイパス道路は完成しているが、こちらも国道指定のままで最短距離だからかも知れないが、離合が難しいので大変。 だが、それ以上にここを飛ばしてくるバイクが怖い。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真16】0.1km地点 標高755m

石垣上に紅白の梅と水仙
【写真16】0.1km地点 標高755m 石垣上に紅白の梅と水仙
秩父御岳山・鞍掛山 【写真17】0.4km地点 標高741m

狭い道にある待避所の看板
大抵は「駐車禁止」が書かれるが、そこに「材木等を置かぬこと」が加わっているのに地域性を感じる。
【写真17】0.4km地点 標高741m 狭い道にある待避所の看板 大抵は「駐車禁止」が書かれるが、そこに「材木等を置かぬこと」が加わっているのに地域性を感じる。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真18】同地点付近

「林平」バス停
何となく撮影しておいたのだが、この後に役立つ事に…
【写真18】同地点付近 「林平」バス停 何となく撮影しておいたのだが、この後に役立つ事に…
秩父御岳山・鞍掛山 【写真19】同地点付近

国道140号の看板と栃本公衆トイレ
【写真19】同地点付近 国道140号の看板と栃本公衆トイレ
秩父御岳山・鞍掛山 【写真20】同地点付近

不動滝への案内
【写真20】同地点付近 不動滝への案内
秩父御岳山・鞍掛山 【写真21】同地点付近

分岐点で振り返って撮影
右が国道で奥が栃本関所跡方面、左下が不動滝方面への道。
【写真21】同地点付近 分岐点で振り返って撮影 右が国道で奥が栃本関所跡方面、左下が不動滝方面への道。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真22】0.7km地点
標高720m

コンクリート擁壁に囲われた馬頭観音
【写真22】0.7km地点 標高720m コンクリート擁壁に囲われた馬頭観音
秩父御岳山・鞍掛山 【写真23】0.9km地点 標高694m

馬頭観音とお地蔵様
良く見るお地蔵様と少し雰囲気が違うかな?
【写真23】0.9km地点 標高694m 馬頭観音とお地蔵様 良く見るお地蔵様と少し雰囲気が違うかな?
秩父御岳山・鞍掛山 【写真24】1.2km地点 標高626m

写真23からは山道となり、抜けると下の道に到着。
降りてくるには迷わないが、この道から登ろうとうるには、個人宅の庭先に見えるので躊躇うかも。

【運転手さん談】
栃本関所跡や集落を通る国道140号は新道で、下の道は旧国道140号。
旧道の方が広く平坦路で走りやすいのだが、ナビでは案内してくれない。
【写真24】1.2km地点 標高626m 写真23からは山道となり、抜けると下の道に到着。 降りてくるには迷わないが、この道から登ろうとうるには、個人宅の庭先に見えるので躊躇うかも。 【運転手さん談】 栃本関所跡や集落を通る国道140号は新道で、下の道は旧国道140号。 旧道の方が広く平坦路で走りやすいのだが、ナビでは案内してくれない。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真25】同地点付近

ミツマタ、水仙、梅
【写真25】同地点付近 ミツマタ、水仙、梅
秩父御岳山・鞍掛山 【写真26】1.4km地点 標高590m

不動滝入口の東屋
この道路挟んだ向かい側には広くなっている場所があり駐車可能。
一見、路駐にしか見えないが「駐車場」と案内されている。
【写真26】1.4km地点 標高590m 不動滝入口の東屋 この道路挟んだ向かい側には広くなっている場所があり駐車可能。 一見、路駐にしか見えないが「駐車場」と案内されている。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真27】同地点付近

東屋から山道を降りて左岸のへりへ。
滝のある右岸へは吊橋で渡る。
【写真27】同地点付近 東屋から山道を降りて左岸のへりへ。 滝のある右岸へは吊橋で渡る。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真28】同地点付近

下は見えないし両側も柵があるので不安要素はない吊橋。
ワクワクするのだが、歩くと吊橋特有の浮遊感でフワフワする。
荒川を渡って右岸へ。
【写真28】同地点付近 下は見えないし両側も柵があるので不安要素はない吊橋。 ワクワクするのだが、歩くと吊橋特有の浮遊感でフワフワする。 荒川を渡って右岸へ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真29】1.5km地点 標高582m

渡り終えた右岸から下流方向を望む。
【写真29】1.5km地点 標高582m 渡り終えた右岸から下流方向を望む。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真30】1.6km地点 標高682m

苔むした小滝
良い雰囲気だが流れは全て登山道に入るので、この滝より下は泥濘んでおり注意。
【写真30】1.6km地点 標高682m 苔むした小滝 良い雰囲気だが流れは全て登山道に入るので、この滝より下は泥濘んでおり注意。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真31】1.7km地点 標高654m

ほぼ登りきり平坦路になったところから吊橋を見下ろす。
この前後の区間では真新しい柵が作られていた。

【運転手さん談】
不動滝道中の山道は台風で大きく崩落し、長い事通行止めだった。
知らずに滝へ向かおうとする人を引き留めた事も何度かあった。
【写真31】1.7km地点 標高654m ほぼ登りきり平坦路になったところから吊橋を見下ろす。 この前後の区間では真新しい柵が作られていた。 【運転手さん談】 不動滝道中の山道は台風で大きく崩落し、長い事通行止めだった。 知らずに滝へ向かおうとする人を引き留めた事も何度かあった。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真32】同地点付近

タケニグサ
…この斜面こどこかに生えてくるのかな?
【写真32】同地点付近 タケニグサ …この斜面こどこかに生えてくるのかな?
秩父御岳山・鞍掛山 【写真33】同地点付近

お妻地藏…?
説明文が殆ど消えていて読めず。
【写真33】同地点付近 お妻地藏…? 説明文が殆ど消えていて読めず。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真34】同地点付近

一応トイレあり。
針金で囲われているのは崩壊している個室を封鎖するためなので、「小」の方は使えると思うが…
【写真34】同地点付近 一応トイレあり。 針金で囲われているのは崩壊している個室を封鎖するためなので、「小」の方は使えると思うが…
秩父御岳山・鞍掛山 【写真35】1.8km地点 標高644m

越田山不動尊
【写真35】1.8km地点 標高644m 越田山不動尊
秩父御岳山・鞍掛山 【写真36】同地点付近

東京大学秩父演習林看板
【写真36】同地点付近 東京大学秩父演習林看板
秩父御岳山・鞍掛山 【写真37】同地点付近

お社の名称は、この御賽銭箱から判明。
【写真37】同地点付近 お社の名称は、この御賽銭箱から判明。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真38】同地点付近

不動滝
写真だと分かりにくいが、奥に小さな2段を含む計3段の滝。
【写真38】同地点付近 不動滝 写真だと分かりにくいが、奥に小さな2段を含む計3段の滝。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真39】同地点付近

より近くからの不動滝
この先、淵まで寄れる道はあるが、これまでに比べると荒れているし岩肌が濡れているので注意が必要と思われる。

【運転手さん談】
大雨の中、水量増えた不動滝を見に行こうとして滑落した人がいたらしい。
雨中はもちろん、雨後も滑るので注意。
【写真39】同地点付近 より近くからの不動滝 この先、淵まで寄れる道はあるが、これまでに比べると荒れているし岩肌が濡れているので注意が必要と思われる。 【運転手さん談】 大雨の中、水量増えた不動滝を見に行こうとして滑落した人がいたらしい。 雨中はもちろん、雨後も滑るので注意。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真40】2.2km地点
標高590m

戻ってきてから撮影した説明板
往復の道中誰にも会わず。
滝へ向かう時にいた駐車場のクルマ2台はいなくなっていたが、どこへ行ってた?

【運転手さん談】
そこに駐車しているのは、大抵は釣人。
付近での渓流釣りが多いが、中には釣人しか知らぬ道無き道を不動滝の上まで登り、イワナ釣りをする人もいるとか。
【写真40】2.2km地点 標高590m 戻ってきてから撮影した説明板 往復の道中誰にも会わず。 滝へ向かう時にいた駐車場のクルマ2台はいなくなっていたが、どこへ行ってた? 【運転手さん談】 そこに駐車しているのは、大抵は釣人。 付近での渓流釣りが多いが、中には釣人しか知らぬ道無き道を不動滝の上まで登り、イワナ釣りをする人もいるとか。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真41】2.6km地点 標高623m

不動滝を離れて旧道を歩き川又へ向かう。
この軽トラの手前がバス停から降りてきた道。
「民宿ふるさと」とあるが、やってはなさそう。

【運転手さん談】
民宿はだいぶ前にやめてしまったが人は今も住んでいる。
旧道沿いで人が住んでいるのは、この1軒のみ。
【写真41】2.6km地点 標高623m 不動滝を離れて旧道を歩き川又へ向かう。 この軽トラの手前がバス停から降りてきた道。 「民宿ふるさと」とあるが、やってはなさそう。 【運転手さん談】 民宿はだいぶ前にやめてしまったが人は今も住んでいる。 旧道沿いで人が住んでいるのは、この1軒のみ。
秩父御岳山・鞍掛山 同地点付近【写真42】

民宿から延びるワイヤーは谷を越えた向こう側の山に続いている。
山から何かを運んだのだろうが、民宿と関係あったのかも。
同地点付近【写真42】 民宿から延びるワイヤーは谷を越えた向こう側の山に続いている。 山から何かを運んだのだろうが、民宿と関係あったのかも。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真43】2.8km地点 標高628m

川又方面に歩いて行くと、工事関係者の方が2人いて挨拶を交わす…が、まさかの情報。
・この先川又方面は工事で徒歩も通行不可
・川又方面へ行くには戻って栃本関所跡前を抜けるしかない

なんだとー
そんな表示旧道の入口には…って、私はバス停から降りてきてるから旧道入口は通ってないか。

困ったな…今から迂回してたら森林軌道探索して川又発の秩父市営バス最終便15:50に間に合うとは思えない…
【写真43】2.8km地点 標高628m 川又方面に歩いて行くと、工事関係者の方が2人いて挨拶を交わす…が、まさかの情報。 ・この先川又方面は工事で徒歩も通行不可 ・川又方面へ行くには戻って栃本関所跡前を抜けるしかない なんだとー そんな表示旧道の入口には…って、私はバス停から降りてきてるから旧道入口は通ってないか。 困ったな…今から迂回してたら森林軌道探索して川又発の秩父市営バス最終便15:50に間に合うとは思えない…
秩父御岳山・鞍掛山 【写真44】3.9km地点 標高745m

ここで写真18の「林平」バス停時刻表を撮影しておいた事が役立つ!
次の川又行きバスは11:40…山道を登りバス停へ到着は11:36で間に合った!

朝の運転手さんと再会。
今日の予定を伝えていたので
「川又まで歩いていかれなかったんですね」
と当然聞かれたが、工事で徒歩も通行不可だったと伝えると驚いた様子だった。
【写真44】3.9km地点 標高745m ここで写真18の「林平」バス停時刻表を撮影しておいた事が役立つ! 次の川又行きバスは11:40…山道を登りバス停へ到着は11:36で間に合った! 朝の運転手さんと再会。 今日の予定を伝えていたので 「川又まで歩いていかれなかったんですね」 と当然聞かれたが、工事で徒歩も通行不可だったと伝えると驚いた様子だった。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真45】5.7km地点
標高665m

川又バス停に到着。
朝に運転手さんから最終便の情報は聞いていたが、バス停でも確認して撮影。

林平
↓210円
川又
【写真45】5.7km地点 標高665m 川又バス停に到着。 朝に運転手さんから最終便の情報は聞いていたが、バス停でも確認して撮影。 林平 ↓210円 川又
秩父御岳山・鞍掛山 【写真46】同地点付近

同じ川又バス停の西武観光バス時刻表

運転手さんから、もし15:50の最終便を逃しても、西武観光バスの最終便がルートは違うけど大滝温泉は通るよと情報を頂いたので、こちらも確認。
最終便は17:13…というか、土日祝日は行先別では唯一の便だ。
途中の三峰口駅止まり含めても1日3便だ。
【写真46】同地点付近 同じ川又バス停の西武観光バス時刻表 運転手さんから、もし15:50の最終便を逃しても、西武観光バスの最終便がルートは違うけど大滝温泉は通るよと情報を頂いたので、こちらも確認。 最終便は17:13…というか、土日祝日は行先別では唯一の便だ。 途中の三峰口駅止まり含めても1日3便だ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真47】同地点付近

秩父市営のコミュニティバス「せせらぎ号」
側面のキャラクターは秩父市のイメージキャラクター「ポテくまくん」で、芝桜で有名な羊山公園にお家があるとか。

運転手さんに最終便でもよろしくと挨拶してお別れした。
【写真47】同地点付近 秩父市営のコミュニティバス「せせらぎ号」 側面のキャラクターは秩父市のイメージキャラクター「ポテくまくん」で、芝桜で有名な羊山公園にお家があるとか。 運転手さんに最終便でもよろしくと挨拶してお別れした。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真48】5.9km地点 標高654m

国道140号の雁坂峠方面と桜🌸
バスの車窓では桜を見たが、今日の歩きで見たのは意外にもここが最初。

ここで国道と別れて左の下る道へ。
【写真48】5.9km地点 標高654m 国道140号の雁坂峠方面と桜🌸 バスの車窓では桜を見たが、今日の歩きで見たのは意外にもここが最初。 ここで国道と別れて左の下る道へ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真49】6.0km地点 標高651m

東大秩父演習林の寄宿舎

【運転手さん談】
普段はあまり使われている様子はなく、夏休みの時期になると纏めて学生さんがやってくる。
【写真49】6.0km地点 標高651m 東大秩父演習林の寄宿舎 【運転手さん談】 普段はあまり使われている様子はなく、夏休みの時期になると纏めて学生さんがやってくる。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真50】6.3km地点 標高653m

川沿いで行われている水力発電所の工事
導水管と2本のインクラインが斜面を登る。
これから向かう先、写真100の地点で取水され、この導水管を下り発電となる。
【写真50】6.3km地点 標高653m 川沿いで行われている水力発電所の工事 導水管と2本のインクラインが斜面を登る。 これから向かう先、写真100の地点で取水され、この導水管を下り発電となる。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真51】同地点付近

入川林道起点
左側には橋と工事の現場事務所がある。
【写真51】同地点付近 入川林道起点 左側には橋と工事の現場事務所がある。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真52】同地点付近

入川の流れ
【写真52】同地点付近 入川の流れ
秩父御岳山・鞍掛山 【写真53】同地点付近

振り返って撮影
【写真53】同地点付近 振り返って撮影
秩父御岳山・鞍掛山 【写真54】6.7km地点
標高660

大岩不動明王
【写真54】6.7km地点 標高660 大岩不動明王
秩父御岳山・鞍掛山 【写真55】同地点


大岩不動明王(内部)
【写真55】同地点 大岩不動明王(内部)
秩父御岳山・鞍掛山 【写真56】同地点付近

無名の2段滝
【写真56】同地点付近 無名の2段滝
秩父御岳山・鞍掛山 【写真57】7.1km地点 標高673m

林道に彩り
【写真57】7.1km地点 標高673m 林道に彩り
秩父御岳山・鞍掛山 【写真58】
同地点付近
林道にカエル…
【写真58】 同地点付近 林道にカエル…
秩父御岳山・鞍掛山 【写真59】7.2km地点 表示681m

林道脇の小さな流れにはカエルと沢山の卵!
【写真59】7.2km地点 表示681m 林道脇の小さな流れにはカエルと沢山の卵!
秩父御岳山・鞍掛山 【写真60】同地点付近

カエルたちの住処となっている流れを作り出す沢
【写真60】同地点付近 カエルたちの住処となっている流れを作り出す沢
秩父御岳山・鞍掛山 【写真61】7.3km地点 表示691m

林道から見上げる大岩
【写真61】7.3km地点 表示691m 林道から見上げる大岩
秩父御岳山・鞍掛山 【写真62】同地点付近

川向こうに見える沢
ほとんど滝のよう。
【写真62】同地点付近 川向こうに見える沢 ほとんど滝のよう。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真63】同地点付近

半鐘
【写真63】同地点付近 半鐘
秩父御岳山・鞍掛山 【写真64】同地点付近

…と、旧字体いっぱいの消防信号看板。
【写真64】同地点付近 …と、旧字体いっぱいの消防信号看板。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真65】7.4km地点 標高701m

渓谷眺めながら休憩できる入川渓谷休憩所
【写真65】7.4km地点 標高701m 渓谷眺めながら休憩できる入川渓谷休憩所
秩父御岳山・鞍掛山 【写真66】7.6km地点 標高705m

入川奥地への最後のトイレ
【写真66】7.6km地点 標高705m 入川奥地への最後のトイレ
秩父御岳山・鞍掛山 【写真67】同地点付近

再びカエル
…お取り込み中でしたか😅
【写真67】同地点付近 再びカエル …お取り込み中でしたか😅
秩父御岳山・鞍掛山 【写真68】同地点付近

前田夕暮歌碑記
前田夕暮れは神奈川県出身の歌人だが、この大滝の地には森林開発の実業家として関わりが深いという。
この碑が建つ入川渓谷夕暮キャンプ場は、その名前に因んで名付けられている。
【写真68】同地点付近 前田夕暮歌碑記 前田夕暮れは神奈川県出身の歌人だが、この大滝の地には森林開発の実業家として関わりが深いという。 この碑が建つ入川渓谷夕暮キャンプ場は、その名前に因んで名付けられている。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真69】7.9km地点 標高712m

キャンプ場の先は一般車両通行禁止。
駐車場はキャンプ場利用者以外も500円で駐車可能となっている。
【写真69】7.9km地点 標高712m キャンプ場の先は一般車両通行禁止。 駐車場はキャンプ場利用者以外も500円で駐車可能となっている。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真70】8.3km地点 標高726m

無名の小滝
【写真70】8.3km地点 標高726m 無名の小滝
秩父御岳山・鞍掛山 【写真71】同地点付近

川向こうに無名ながら大きな滝
【写真71】同地点付近 川向こうに無名ながら大きな滝
秩父御岳山・鞍掛山 【写真72】同地点付近

川向こうに滝が続く
【写真72】同地点付近 川向こうに滝が続く
秩父御岳山・鞍掛山 【写真73】8.6km地点 標高736m

おっ!
この柵はレールを再利用したようだ。
【写真73】8.6km地点 標高736m おっ! この柵はレールを再利用したようだ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真74】9.1km地点 標高755m

橋と桜と作業用モノレール基地
中央には「秩父演習林」と書かれたバリケードあり。
【写真74】9.1km地点 標高755m 橋と桜と作業用モノレール基地 中央には「秩父演習林」と書かれたバリケードあり。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真75】同地点付近

入川林道からの分岐点
右の入川林道は、ここから先は演習林内部で通行禁止だ。
【写真75】同地点付近 入川林道からの分岐点 右の入川林道は、ここから先は演習林内部で通行禁止だ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真76】同地点付近

分岐点に建つ道標
川又バス停からここまで約1時間。
15:50のバスに余裕を持って間に合わせるなら、ここには14:40頃には戻りたいところか。
【写真76】同地点付近 分岐点に建つ道標 川又バス停からここまで約1時間。 15:50のバスに余裕を持って間に合わせるなら、ここには14:40頃には戻りたいところか。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真77】9.4km地点 標高752m

枕木が出現。
ワクワクしてくる。 
【写真77】9.4km地点 標高752m 枕木が出現。 ワクワクしてくる。 
秩父御岳山・鞍掛山 【写真78】9.5km地点 標高770m

緩やかなカーブに石垣が続く。
これだけで何となくレールが続くような気がしてくる…
【写真78】9.5km地点 標高770m 緩やかなカーブに石垣が続く。 これだけで何となくレールが続くような気がしてくる…
秩父御岳山・鞍掛山 【写真79】9.6km地点 標高771m

レールの出現はいきなり分岐点から。
【写真79】9.6km地点 標高771m レールの出現はいきなり分岐点から。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真80】同地点付近

左側のレールは宙に浮いてしまっているが、ここは車両の交換地点だったのだろう。
【写真80】同地点付近 左側のレールは宙に浮いてしまっているが、ここは車両の交換地点だったのだろう。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真81】同地点付近

石垣+レールの森林軌道らしい光景
【写真81】同地点付近 石垣+レールの森林軌道らしい光景
秩父御岳山・鞍掛山 【写真82】9.8km地点 標高782m

入川林道軌道の写真が暫く続きます。
【写真82】9.8km地点 標高782m 入川林道軌道の写真が暫く続きます。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真83】同地点付近

崖脇を抜けるレール
【写真83】同地点付近 崖脇を抜けるレール
秩父御岳山・鞍掛山 【写真84】同地点付近

石垣上を通る
【写真84】同地点付近 石垣上を通る
秩父御岳山・鞍掛山 【写真85】同地点付近

レールにばかり目かいくが、眼下の渓谷も見事だ。
【写真85】同地点付近 レールにばかり目かいくが、眼下の渓谷も見事だ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真86】9.9km地点 標高804m

一直線のレール
【写真86】9.9km地点 標高804m 一直線のレール
秩父御岳山・鞍掛山 【写真87】10.1km地点 標高793m

オーバーハングの下を抜けるレール
【写真87】10.1km地点 標高793m オーバーハングの下を抜けるレール
秩父御岳山・鞍掛山 【写真88】10.3km地点 標高802m

渓谷と崖の間の僅かな幅を縫って続く
【写真88】10.3km地点 標高802m 渓谷と崖の間の僅かな幅を縫って続く
秩父御岳山・鞍掛山 【写真89】10.6km地点 標高832m

沢の流れを越える橋とレール
【写真89】10.6km地点 標高832m 沢の流れを越える橋とレール
秩父御岳山・鞍掛山 【写真90】10.7km地点 標高820m

道に流れ込む小滝
この付近で3人の方と挨拶交わす。
白いヘルメットを被っており、その側面には「東京大学」とあったから、この演習林の職員さんだろうか。
運転手さん以外で最初に会う人が東京大学の方とは…
【写真90】10.7km地点 標高820m 道に流れ込む小滝 この付近で3人の方と挨拶交わす。 白いヘルメットを被っており、その側面には「東京大学」とあったから、この演習林の職員さんだろうか。 運転手さん以外で最初に会う人が東京大学の方とは…
秩父御岳山・鞍掛山 【写真91】同地点付近

ところで、この小滝には上に流れがない。
なんと全て地中からの湧水。
【写真91】同地点付近 ところで、この小滝には上に流れがない。 なんと全て地中からの湧水。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真92】10.8km地点 標高842m

無名の小滝
【写真92】10.8km地点 標高842m 無名の小滝
秩父御岳山・鞍掛山 【写真93】10.9km地点 標高838m

崖の向こう側にカーブしていく
【写真93】10.9km地点 標高838m 崖の向こう側にカーブしていく
秩父御岳山・鞍掛山 【写真94】11.0km地点 標高831m

ここは真新しい修復現場
レールも流されたのか、残されたレールの幅がかなり広くなっている。
【写真94】11.0km地点 標高831m ここは真新しい修復現場 レールも流されたのか、残されたレールの幅がかなり広くなっている。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真95】11.2km地点 標高847m

軌道跡沿いの渓流で轟音が響く地点
【写真95】11.2km地点 標高847m 軌道跡沿いの渓流で轟音が響く地点
秩父御岳山・鞍掛山 【写真96】11.3km地点 標高847m

ここもオーバーハングの下を通過
この下を通過するとなると、あまり嵩高く積めなかったかな?
【写真96】11.3km地点 標高847m ここもオーバーハングの下を通過 この下を通過するとなると、あまり嵩高く積めなかったかな?
秩父御岳山・鞍掛山 【写真97】同地点付近

殆ど埋まってしまっているが分岐点のように見える。
左側の分岐は岩壁に突き当たるだけだが…
【写真97】同地点付近 殆ど埋まってしまっているが分岐点のように見える。 左側の分岐は岩壁に突き当たるだけだが…
秩父御岳山・鞍掛山 【写真98】11.4km地点 標高878m

またまたオーバーハング下を通過する。
レールの保存状態が良い事もあり、カーブの先からトロッコがやってきそう。
【写真98】11.4km地点 標高878m またまたオーバーハング下を通過する。 レールの保存状態が良い事もあり、カーブの先からトロッコがやってきそう。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真99】同地点付近

中央にレールがないが、平場があり交換地点だったか。
【写真99】同地点付近 中央にレールがないが、平場があり交換地点だったか。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真100】11.9km地点 標高889m

水力発電所の取水口施設
帰宅後の調査では、この施設建設の資材運搬に廃止後は放置されていた軌道跡を修復し、1982年から翌年にかけて使用されたとあった。

地形図に地下水路の表示があるとおり、ここで取水されて地下を流れ、写真50の導水管へと繫がる。
【写真100】11.9km地点 標高889m 水力発電所の取水口施設 帰宅後の調査では、この施設建設の資材運搬に廃止後は放置されていた軌道跡を修復し、1982年から翌年にかけて使用されたとあった。 地形図に地下水路の表示があるとおり、ここで取水されて地下を流れ、写真50の導水管へと繫がる。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真101】同地点付近

取水口施設を過ぎてカーブを過ぎれは終点は間近となるが…
【写真101】同地点付近 取水口施設を過ぎてカーブを過ぎれは終点は間近となるが…
秩父御岳山・鞍掛山 【写真102】12.0km地点 標高905m

この付近から荒れてくる
【写真102】12.0km地点 標高905m この付近から荒れてくる
秩父御岳山・鞍掛山 【写真103】12.1km地点 標高914m

崩落地点が続く
帰宅後の調査通りなら取水口施設より奥のエリアは修復の対象にはならなかっただろう。
【写真103】12.1km地点 標高914m 崩落地点が続く 帰宅後の調査通りなら取水口施設より奥のエリアは修復の対象にはならなかっただろう。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真104】12.2km地点 標高911m

崩落地点を過ぎ、大量の枯葉に埋もれながらレールが復活。
このレールは森林軌道時代の物だろう。
【写真104】12.2km地点 標高911m 崩落地点を過ぎ、大量の枯葉に埋もれながらレールが復活。 このレールは森林軌道時代の物だろう。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真105】同地点付近

広場になり、レールはそのまま川に突っ込んで終了。
最初に軌道跡として枕木を確認できた写真77からここまで距離は2.8km。
標高差は162m。
平均勾配は約5.8%と、鉄道とすれば急勾配だろう。
以前探索した神奈川の世附森林鉄道跡の林道と比べても急勾配だ。
【写真105】同地点付近 広場になり、レールはそのまま川に突っ込んで終了。 最初に軌道跡として枕木を確認できた写真77からここまで距離は2.8km。 標高差は162m。 平均勾配は約5.8%と、鉄道とすれば急勾配だろう。 以前探索した神奈川の世附森林鉄道跡の林道と比べても急勾配だ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真106】同地点付近

赤沢谷出合
入川森林軌道の終点となる地点に到着。
途中のも含めて道標には距離を書いて欲しいな…

ここで下山してきた方と挨拶を交わした。

軽装で来られるのはここまで。
これより先は本格登山ルートで、通常1泊する行程だ。
私が運転手さんに引き留められなかったのも、ここで引き返す行程を伝えていたからだろう。

■帰宅後調査
この先の登山道は二手に分かれて、西へ向かうルートが十文字峠方面となるが、沢に沿って北に向かう行き止まりのルートには別線の森林軌道跡があり、両線は索道によって中継されていたそうだ。
【写真106】同地点付近 赤沢谷出合 入川森林軌道の終点となる地点に到着。 途中のも含めて道標には距離を書いて欲しいな… ここで下山してきた方と挨拶を交わした。 軽装で来られるのはここまで。 これより先は本格登山ルートで、通常1泊する行程だ。 私が運転手さんに引き留められなかったのも、ここで引き返す行程を伝えていたからだろう。 ■帰宅後調査 この先の登山道は二手に分かれて、西へ向かうルートが十文字峠方面となるが、沢に沿って北に向かう行き止まりのルートには別線の森林軌道跡があり、両線は索道によって中継されていたそうだ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真107】同地点付近

ここから先のルートについてと、森林軌道の説明板
森林軌道の説明板は剥がれてしまったのか、裏側に押し込められているが…
【写真107】同地点付近 ここから先のルートについてと、森林軌道の説明板 森林軌道の説明板は剥がれてしまったのか、裏側に押し込められているが…
秩父御岳山・鞍掛山 【写真108】同地点付近

森林軌道説明板の説明文
ちょっと引っ張り出して撮影した。

■帰宅後調査
ここで森林軌道の稼働が昭和23年〜45年と確定した。
そこで写真63・64の半鐘と消防信号なのだが、この地点の入川林道も当時は森林軌道だった可能性が高い。
同じ消防信号看板を千葉県の佐久間ダム付近で発見した時の帰宅後調査では、この消防信号看板が使われたのは昭和24年〜39年と推定している。
この推定通りならばではあるが、森林軌道の稼働時期と重なり、森林軌道の残存施設の可能性が高いのではないだろうか。
【写真108】同地点付近 森林軌道説明板の説明文 ちょっと引っ張り出して撮影した。 ■帰宅後調査 ここで森林軌道の稼働が昭和23年〜45年と確定した。 そこで写真63・64の半鐘と消防信号なのだが、この地点の入川林道も当時は森林軌道だった可能性が高い。 同じ消防信号看板を千葉県の佐久間ダム付近で発見した時の帰宅後調査では、この消防信号看板が使われたのは昭和24年〜39年と推定している。 この推定通りならばではあるが、森林軌道の稼働時期と重なり、森林軌道の残存施設の可能性が高いのではないだろうか。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真108】同地点付近

「一級河川 荒川 起点」の碑
なお、「源流」ではなく、荒川という「名称」の起点だ。
源流となると道はなく到達は困難を極めるとされる。

さて、目的地には到達した。
川又バス停からここまで約2時間。
帰路は下りとはいえバスの時間ギリギリか…!!
【写真108】同地点付近 「一級河川 荒川 起点」の碑 なお、「源流」ではなく、荒川という「名称」の起点だ。 源流となると道はなく到達は困難を極めるとされる。 さて、目的地には到達した。 川又バス停からここまで約2時間。 帰路は下りとはいえバスの時間ギリギリか…!!
秩父御岳山・鞍掛山 【写真110】12.8km地点 標高875m

無名の小滝
やや急ぎ足で帰路に。
帰路は撮影スルーかと思いきや、同じ道でも向きが変わると見え方が全く違って新鮮だ。
【写真110】12.8km地点 標高875m 無名の小滝 やや急ぎ足で帰路に。 帰路は撮影スルーかと思いきや、同じ道でも向きが変わると見え方が全く違って新鮮だ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真111】13.0km地点 標高849m

写真99の地点から川又方面を撮影
奥のオーバーハングをカーブした先は写真98の地点だ。
【写真111】13.0km地点 標高849m 写真99の地点から川又方面を撮影 奥のオーバーハングをカーブした先は写真98の地点だ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真112】13.4km地点 標高829m

急な曲線が続く森林軌道だが、脱線を防ぐガードレールが使われていたのはここだけ。
…もちろん確認出来た範囲での話だが。
【写真112】13.4km地点 標高829m 急な曲線が続く森林軌道だが、脱線を防ぐガードレールが使われていたのはここだけ。 …もちろん確認出来た範囲での話だが。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真113】13.6km地点 標高821m

あのカーブの先は写真93の地点
【写真113】13.6km地点 標高821m あのカーブの先は写真93の地点
秩父御岳山・鞍掛山 【写真114】13.7km地点 標高817m

帰路の視点だと橋の下もよく見える。
現在の歩道用橋桁と橋脚は新しい物だろうが、橋台部分に明らかな建て増しが確認できる。
橋台の下部分は森林軌道当時の物だろう。
【写真114】13.7km地点 標高817m 帰路の視点だと橋の下もよく見える。 現在の歩道用橋桁と橋脚は新しい物だろうが、橋台部分に明らかな建て増しが確認できる。 橋台の下部分は森林軌道当時の物だろう。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真115】同地点付近

レールがカーブし橋上へと延びる。
眺めていると向こう側から橋を渡ってくる気動車が見えてくる…気がしてくる☺
【写真115】同地点付近 レールがカーブし橋上へと延びる。 眺めていると向こう側から橋を渡ってくる気動車が見えてくる…気がしてくる☺
秩父御岳山・鞍掛山 【写真116】13.9km地点 標高814m

写真89の地点を逆方向から。
ここは橋上にレールがあるし、少なくとも資材運搬に修復運用された時の物ではあるだろう。
【写真116】13.9km地点 標高814m 写真89の地点を逆方向から。 ここは橋上にレールがあるし、少なくとも資材運搬に修復運用された時の物ではあるだろう。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真118】14.1km地点 標高813m

写真88を逆方向から。
良く保存された一直線のレールが気持ちよく、カバー写真の座を争った1枚。
【写真118】14.1km地点 標高813m 写真88を逆方向から。 良く保存された一直線のレールが気持ちよく、カバー写真の座を争った1枚。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真118】14.3km地点 標高789m

写真87のオーバーハングを逆方向から撮影
【写真118】14.3km地点 標高789m 写真87のオーバーハングを逆方向から撮影
秩父御岳山・鞍掛山 【写真119】14.7km地点 標高773m

ここも保存状態が良く綺麗なカーブを描く、カバー写真の座を争った1枚。
【写真119】14.7km地点 標高773m ここも保存状態が良く綺麗なカーブを描く、カバー写真の座を争った1枚。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真120】14.9km地点 標高763m

最初にレールを見た地点に戻ってきた。
【写真120】14.9km地点 標高763m 最初にレールを見た地点に戻ってきた。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真121】15.2km地点 標高753m

入川林道との分岐地点に戻ってきた。
結構撮影してきた事もあり14:30を過ぎている。
【写真121】15.2km地点 標高753m 入川林道との分岐地点に戻ってきた。 結構撮影してきた事もあり14:30を過ぎている。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真122】15.3km地点 標高755m

沢の上流は、幾重にも小滝が連なる。
【写真122】15.3km地点 標高755m 沢の上流は、幾重にも小滝が連なる。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真123】16.6km地点 標高712m

入山休憩所
それほど時間に余裕はないが、水分補給して10分ほど休憩した。
【写真123】16.6km地点 標高712m 入山休憩所 それほど時間に余裕はないが、水分補給して10分ほど休憩した。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真124】17.0km地点 標高697m

無名の滝と桜
【写真124】17.0km地点 標高697m 無名の滝と桜
秩父御岳山・鞍掛山 【写真125】17.2km地点 標高683m

取込み中…というより、取り合いで団子状態のカエルさんたち😅
【写真125】17.2km地点 標高683m 取込み中…というより、取り合いで団子状態のカエルさんたち😅
秩父御岳山・鞍掛山 【写真126】18.6km地点(終点) 標高655m

国道に出て川又公衆トイレ前に到着
【写真126】18.6km地点(終点) 標高655m 国道に出て川又公衆トイレ前に到着
秩父御岳山・鞍掛山 【写真127】終点

奥秩父案内板
【写真127】終点 奥秩父案内板
秩父御岳山・鞍掛山 【写真128】終点

15:34
発車の16分前、川又バス停に到着。
最奥のバス停の市営バス最終便だから誰か待ってる人がいるかと思ったが人影なし。

軌跡はこれで終了
以降、その後へ…
【写真128】終点 15:34 発車の16分前、川又バス停に到着。 最奥のバス停の市営バス最終便だから誰か待ってる人がいるかと思ったが人影なし。 軌跡はこれで終了 以降、その後へ…
秩父御岳山・鞍掛山 【写真129】その後①

バス停へやってきたのは、この方だけ😊
テントウムシに見送られ、市営バス「せせらぎ号」は私だけを乗せて出発。
大滝温泉までの少し長い道中に、いろいろお話を聞かせて頂いた。
川又
↓310円
大滝温泉 遊湯館
【写真129】その後① バス停へやってきたのは、この方だけ😊 テントウムシに見送られ、市営バス「せせらぎ号」は私だけを乗せて出発。 大滝温泉までの少し長い道中に、いろいろお話を聞かせて頂いた。 川又 ↓310円 大滝温泉 遊湯館
秩父御岳山・鞍掛山 【写真130】その後②

16:15に大滝温泉遊湯館へ到着
停めていたクルマに装備を放り投げ、お風呂セットを持って温泉へ…☺
【写真130】その後② 16:15に大滝温泉遊湯館へ到着 停めていたクルマに装備を放り投げ、お風呂セットを持って温泉へ…☺
秩父御岳山・鞍掛山 【写真131】その後③

風呂上がりにノンアルの1杯と食事!
秩父名物「わらじカツ丼」と蕎麦のセット 1100円

なお「わらじカツ丼」単品はカツ2枚なので、セットのカツ1枚は「片わらじ」と表記してあった。
【写真131】その後③ 風呂上がりにノンアルの1杯と食事! 秩父名物「わらじカツ丼」と蕎麦のセット 1100円 なお「わらじカツ丼」単品はカツ2枚なので、セットのカツ1枚は「片わらじ」と表記してあった。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真132】その後④

瓶入りコーヒー牛乳で紙フタ!
即購入で家にもお土産😁
【写真132】その後④ 瓶入りコーヒー牛乳で紙フタ! 即購入で家にもお土産😁
秩父御岳山・鞍掛山 【写真133】その後⑤

今朝に撮影
お土産その2
市営バス側面にも描かれていた秩父市イメージキャラクター「ポテくまくん」の鈴とコインケース。

鈴はやはり熊鈴に使おうかねぇ…☺

探索終了
【写真133】その後⑤ 今朝に撮影 お土産その2 市営バス側面にも描かれていた秩父市イメージキャラクター「ポテくまくん」の鈴とコインケース。 鈴はやはり熊鈴に使おうかねぇ…☺ 探索終了

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