【初埼玉】林道と手掘り隧道

2024.02.18(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 26
休憩時間
26
距離
8.2 km
のぼり / くだり
513 / 552 m

活動詳細

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「情報を受けた我々はすぐさま現地へ向かった…」 番組ならこんな冒頭になりそうな今回の埼玉入りだった。 得た情報、すなわち「埼玉に手掘り隧道あり」である。 これを見つけてしまった私は、すぐさま埼玉入りを実行したというワケだ… 私には埼玉の第一印象は「関東平野のど真ん中」であり隧道とは縁が薄いのだが、西へ目を向ければ秩父山地があり話が変わってくる。 今回探索する手掘り隧道は秩父御岳山の麓にある。 近くには道の駅「大滝温泉」があり、拠点としてバッチリだ。 林道・隧道を巡り、最後は温泉で寛いで帰路についた。

秩父御岳山・鞍掛山 【写真1】起点 標高386m

道の駅大滝温泉
気温は2℃で無風

初の埼玉探索は秩父山地。
秩父鉄道の終点となる三峰口駅より更に西の山梨方面へ走り、国道140号の埼玉側最後の道の駅がここだ。
ここを過ぎればいよいよ雁坂峠の下を貫く雁坂トンネルへ向かう事になる。

さて、日の出より遥か前に出発したが、結局探索開始が8:30過ぎになってしまった。
帰りの時間を考えれば昼過ぎには温泉に入りたいが…
【写真1】起点 標高386m 道の駅大滝温泉 気温は2℃で無風 初の埼玉探索は秩父山地。 秩父鉄道の終点となる三峰口駅より更に西の山梨方面へ走り、国道140号の埼玉側最後の道の駅がここだ。 ここを過ぎればいよいよ雁坂峠の下を貫く雁坂トンネルへ向かう事になる。 さて、日の出より遥か前に出発したが、結局探索開始が8:30過ぎになってしまった。 帰りの時間を考えれば昼過ぎには温泉に入りたいが…
秩父御岳山・鞍掛山 【写真2】0.4km地点 標高394m

道の駅を出発して間もなく。
個人宅の郵便受けにしか見えないが、横に予定時刻表があるので投函口。
こんな形のは初めて見た。
【写真2】0.4km地点 標高394m 道の駅を出発して間もなく。 個人宅の郵便受けにしか見えないが、横に予定時刻表があるので投函口。 こんな形のは初めて見た。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真3】0.5km地点 標高397m

いよいよここから登っていく。
山中を歩き辿り着く大達原(おおだはら)集落の先に手掘り隧道があるのだ。
【写真3】0.5km地点 標高397m いよいよここから登っていく。 山中を歩き辿り着く大達原(おおだはら)集落の先に手掘り隧道があるのだ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真4】同地点

写真3にもあるとおり、ここは秩父御岳山の登山口でもある。
導師の名を冠した神社はまだ開門されていなかったので外観のみ。
【写真4】同地点 写真3にもあるとおり、ここは秩父御岳山の登山口でもある。 導師の名を冠した神社はまだ開門されていなかったので外観のみ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真5】0.6km地点 標高415m

登っていくと鳥居が現れた。
写っていないが左側には公衆トイレあり。
【写真5】0.6km地点 標高415m 登っていくと鳥居が現れた。 写っていないが左側には公衆トイレあり。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真6】同地点

山神社
天神社
稲荷神社

合祀のようだ。
【写真6】同地点 山神社 天神社 稲荷神社 合祀のようだ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真7】同地点

お社。
探索の無事を祈願した。
【写真7】同地点 お社。 探索の無事を祈願した。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真8】同地点

正面に迫力ある堰堤。
この左側に先ほどの神社。
【写真8】同地点 正面に迫力ある堰堤。 この左側に先ほどの神社。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真9】同地点

そして堰堤の右側にも神社。
左側は諏訪神社
右側は意波羅山三社宮
【写真9】同地点 そして堰堤の右側にも神社。 左側は諏訪神社 右側は意波羅山三社宮
秩父御岳山・鞍掛山 【写真10】同地点

そしてお地蔵様。
ここにはたくさんお集まりのようです。
【写真10】同地点 そしてお地蔵様。 ここにはたくさんお集まりのようです。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真11】同地点

まだまだ登り始めたばかりだが、それでも見下ろせるようになってきた。
【写真11】同地点 まだまだ登り始めたばかりだが、それでも見下ろせるようになってきた。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真12】1.2km地点 標高490m

謎の小屋。
作業小屋だろうか。
【写真12】1.2km地点 標高490m 謎の小屋。 作業小屋だろうか。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真13】1.4km地点 標高529m

謎の小屋…というか廃墟。
【写真13】1.4km地点 標高529m 謎の小屋…というか廃墟。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真14】同地点付近

御岳山への登山道は、ここから舗装路を離れて直登します。
写真撮影してなかったが、もっと手前に舗装路の登山道もあり。
【写真14】同地点付近 御岳山への登山道は、ここから舗装路を離れて直登します。 写真撮影してなかったが、もっと手前に舗装路の登山道もあり。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真15】同地点付近

分かりにくいところで導いてくれるピンクテープ。
ところが右側には奥に1つ、手前に1つ。
左側にも1つ…さて、どれだ?

正解は左側。
右側のは地籍調査のもの。
紛らわしいので注意を。
【写真15】同地点付近 分かりにくいところで導いてくれるピンクテープ。 ところが右側には奥に1つ、手前に1つ。 左側にも1つ…さて、どれだ? 正解は左側。 右側のは地籍調査のもの。 紛らわしいので注意を。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真16】同地点付近

木橋の両脇にピンクテープ…が、見えているのは全て地籍調査のピンクテープ。
【写真16】同地点付近 木橋の両脇にピンクテープ…が、見えているのは全て地籍調査のピンクテープ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真17】1.5km地点 標高581m

目につくピンクテープは殆どが地籍調査のものだった。 
直登を終えショートカットで再び舗装路へ。
これは登ってきた方向を撮影したもの。

この少し手前でトレラン中の方と挨拶を交わした。
【写真17】1.5km地点 標高581m 目につくピンクテープは殆どが地籍調査のものだった。  直登を終えショートカットで再び舗装路へ。 これは登ってきた方向を撮影したもの。 この少し手前でトレラン中の方と挨拶を交わした。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真18】同地点

…ショートカットしたら凄く荒れたな。
【写真18】同地点 …ショートカットしたら凄く荒れたな。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真19】同地点付近

路面をごっそり持っていかれたようだ。
【写真19】同地点付近 路面をごっそり持っていかれたようだ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真20】同地点付近

一応道の形状は保っているが、ガードレールは谷底へ…
【写真20】同地点付近 一応道の形状は保っているが、ガードレールは谷底へ…
秩父御岳山・鞍掛山 【写真21】

再び御岳山への登山道はここで分岐。
なお、12月中旬から4月上旬の冬季は危険なので使用禁止とある。
【写真21】 再び御岳山への登山道はここで分岐。 なお、12月中旬から4月上旬の冬季は危険なので使用禁止とある。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真22】1.6km地点 標高582m

雪が残る足元と、奥に架かる木橋。
御岳山への登山道だ。
【写真22】1.6km地点 標高582m 雪が残る足元と、奥に架かる木橋。 御岳山への登山道だ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真23】2.0km地点 標高607m

道が合流する付近はしっかりと残雪があった。
誰一人歩いた形跡がない。
このあと私が最初の足跡をつけた。
【写真23】2.0km地点 標高607m 道が合流する付近はしっかりと残雪があった。 誰一人歩いた形跡がない。 このあと私が最初の足跡をつけた。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真24】同地点

森林管理道御岳山線
聞き慣れない言い回しだが、「林道御岳山」となろうか。
【写真24】同地点 森林管理道御岳山線 聞き慣れない言い回しだが、「林道御岳山」となろうか。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真25】2.5km地点 標高579m

林道でも時々あるキロポスト発見。
次に現れるのが、小さい数字なら起点へ向かっている事になる。
【写真25】2.5km地点 標高579m 林道でも時々あるキロポスト発見。 次に現れるのが、小さい数字なら起点へ向かっている事になる。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真26】3.0km地点 標高535m

1.0kmポスト。
これで1.0km先が起点であると確定。
【写真26】3.0km地点 標高535m 1.0kmポスト。 これで1.0km先が起点であると確定。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真27】3.5km地点 標高476m

0.5kmポスト
起点まであと少し。
【写真27】3.5km地点 標高476m 0.5kmポスト 起点まであと少し。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真28】4.0km地点 標高461m

下の道に合流。
左側から降りてきた。
これで御岳山線の起点到達のはず。
中央を見ると…
【写真28】4.0km地点 標高461m 下の道に合流。 左側から降りてきた。 これで御岳山線の起点到達のはず。 中央を見ると…
秩父御岳山・鞍掛山 【写真29】同地点

初見となる埼玉の林道看板は国道看板と同様の「おにぎり」型。
林道らしく緑色なのがポイントだ。

千葉県とも神奈川県とも違うので、こうしたところも面白い。

そして御岳山線のみならず、新たに大輪線が並んで登場! 
ここから林道を乗り継ぎ大達原を目指す。

なお大輪線の看板は青で秩父市の管轄。
緑色の御岳山線は埼玉県の管轄となっている。
【写真29】同地点 初見となる埼玉の林道看板は国道看板と同様の「おにぎり」型。 林道らしく緑色なのがポイントだ。 千葉県とも神奈川県とも違うので、こうしたところも面白い。 そして御岳山線のみならず、新たに大輪線が並んで登場!  ここから林道を乗り継ぎ大達原を目指す。 なお大輪線の看板は青で秩父市の管轄。 緑色の御岳山線は埼玉県の管轄となっている。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真30】4.1km地点 標高481m

北西方向を撮影。
見晴らしの良い地点にきた。
足元が太陽光発電パネルなので、見通しが良いのは当然ではあるが…
【写真30】4.1km地点 標高481m 北西方向を撮影。 見晴らしの良い地点にきた。 足元が太陽光発電パネルなので、見通しが良いのは当然ではあるが…
秩父御岳山・鞍掛山 【写真31】同地点

こう、あからさまに伐採して設置した太陽光発電パネルは環境に良いと言えるのか?
伐採されたのも植林の杉林ではあるようだが。
【写真31】同地点 こう、あからさまに伐採して設置した太陽光発電パネルは環境に良いと言えるのか? 伐採されたのも植林の杉林ではあるようだが。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真32】同地点

南西方向を撮影。
こちらも良い見晴らし。
【写真32】同地点 南西方向を撮影。 こちらも良い見晴らし。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真33】4.3km地点 標高462m

階段とその先には謎の小屋。
【写真33】4.3km地点 標高462m 階段とその先には謎の小屋。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真34】4.6km地点 標高455m

馬頭尊

馬頭観音ではなく「尊」…?
※これについての解説は後に目にする事に
【写真34】4.6km地点 標高455m 馬頭尊 馬頭観音ではなく「尊」…? ※これについての解説は後に目にする事に
秩父御岳山・鞍掛山 【写真35】4.8km地点 標高446m

地形図にない道が造られている。
「林道大達原線」とな?
北西方向にちょん切れた道があるが…あそこにつながるのだろうか。
【写真35】4.8km地点 標高446m 地形図にない道が造られている。 「林道大達原線」とな? 北西方向にちょん切れた道があるが…あそこにつながるのだろうか。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真36】4.9km地点 標高446m

見晴らし良い〜☺
【写真36】4.9km地点 標高446m 見晴らし良い〜☺
秩父御岳山・鞍掛山 【写真37】5.6km地点 標高473m

道標あり。
神岡方面からやってきた。
向かうのは強石(こわいし)方面。
【写真37】5.6km地点 標高473m 道標あり。 神岡方面からやってきた。 向かうのは強石(こわいし)方面。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真38】同地点

写真37で手前に示されている大輪方面へ降りる階段。
ここから国道140号へ出られる。
【写真38】同地点 写真37で手前に示されている大輪方面へ降りる階段。 ここから国道140号へ出られる。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真39】同地点

穴のあいた…石祠…か?
【写真39】同地点 穴のあいた…石祠…か?
秩父御岳山・鞍掛山 【写真40】同地点

アップで見ると下に文字が。
庚申(塚)だろうか…?
【写真40】同地点 アップで見ると下に文字が。 庚申(塚)だろうか…?
秩父御岳山・鞍掛山 【写真41】同地点付近

人家が現れれ大達原地区に到達すると、林道大輪線は終点となった。
林道大輪線は全線踏破!
【写真41】同地点付近 人家が現れれ大達原地区に到達すると、林道大輪線は終点となった。 林道大輪線は全線踏破!
秩父御岳山・鞍掛山 【写真42】5.7km地点 標高484m

小さな集落だが大きく立派な鳥居!
【写真42】5.7km地点 標高484m 小さな集落だが大きく立派な鳥居!
秩父御岳山・鞍掛山 【写真43】同地点

これまた立派な神楽殿まである。
【写真43】同地点 これまた立派な神楽殿まである。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真44】同地点

大達原稲荷神社の説明板。
元々は山口家の氏神様だったのを開放した物だとか。
山口家とはなんぞや?
大達原の重要キーワードですから、覚えておいて下さいね。
テストに出ますよ〜😁
【写真44】同地点 大達原稲荷神社の説明板。 元々は山口家の氏神様だったのを開放した物だとか。 山口家とはなんぞや? 大達原の重要キーワードですから、覚えておいて下さいね。 テストに出ますよ〜😁
秩父御岳山・鞍掛山 【写真45】同地点

こちらに参拝。
【写真45】同地点 こちらに参拝。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真46】同地点

境内で軽く食事を。
実は前日に買い込んだパンは全て家に置いてくるという大ポカをやらかしていたので、現地調達した1品。
西武鉄道カラーだが埼玉県限定?
一応調達できなくても非常食の類は持っているが。
【写真46】同地点 境内で軽く食事を。 実は前日に買い込んだパンは全て家に置いてくるという大ポカをやらかしていたので、現地調達した1品。 西武鉄道カラーだが埼玉県限定? 一応調達できなくても非常食の類は持っているが。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真46】同地点付近

早速でました山口家。
「御方」とまで付いている。
【写真46】同地点付近 早速でました山口家。 「御方」とまで付いている。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真48】同地点付近

大達原高札場
高札(こうさつ)とは時代劇などで御上のお達しを町人に知らしめる告知板のこと。
そしてここでも出てきた「山口家」は名主であったと判明。
【写真48】同地点付近 大達原高札場 高札(こうさつ)とは時代劇などで御上のお達しを町人に知らしめる告知板のこと。 そしてここでも出てきた「山口家」は名主であったと判明。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真49】同地点

高札とはこんな物。
時代劇では屋根が無い方が多いだろうか。
・・・って、私も実物を見るのは初めてで現存していることに驚き!
【写真49】同地点 高札とはこんな物。 時代劇では屋根が無い方が多いだろうか。 ・・・って、私も実物を見るのは初めてで現存していることに驚き!
秩父御岳山・鞍掛山 【写真50】同地点

横からも1枚。
【写真50】同地点 横からも1枚。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真51】5.8km地点 標高481m

大達原の由来
由来は神奈川県西部の小田原。
小田原北条氏の城の一つ鉢形城の重臣であった山口氏が落ち延びた先で「おだわら」の音をもじったのが「おおだはら」と伝わる。
(高札での説明文と併せると)やがて住み着いた山口氏は名主として代々続き、秩父市への合併前、大滝村最後の村長も子孫の山口氏であった。
【写真51】5.8km地点 標高481m 大達原の由来 由来は神奈川県西部の小田原。 小田原北条氏の城の一つ鉢形城の重臣であった山口氏が落ち延びた先で「おだわら」の音をもじったのが「おおだはら」と伝わる。 (高札での説明文と併せると)やがて住み着いた山口氏は名主として代々続き、秩父市への合併前、大滝村最後の村長も子孫の山口氏であった。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真52】同地点付近

歴史を深く学んだところで先へと進む。
擦れているが標柱が「強石」を指す左へ。
【写真52】同地点付近 歴史を深く学んだところで先へと進む。 擦れているが標柱が「強石」を指す左へ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真53】5.9km地点 標高480m

雪の残る右の道へ。
左は民家へ通じる。
【写真53】5.9km地点 標高480m 雪の残る右の道へ。 左は民家へ通じる。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真54】同地点付近

標柱の案内が「山道」とはこれ如何に?
ここも「強石」方面なのだが、どちらも山道にしか見えない。
どこへ繋がるのか教えてくれ~
【写真54】同地点付近 標柱の案内が「山道」とはこれ如何に? ここも「強石」方面なのだが、どちらも山道にしか見えない。 どこへ繋がるのか教えてくれ~
秩父御岳山・鞍掛山 【写真55】6.1km地点 標高495m

南向きに撮影。
電線が少し残念だが良い景色。
ここで先客が1人佇んでおられた。
それは・・・その背後に・・・
【写真55】6.1km地点 標高495m 南向きに撮影。 電線が少し残念だが良い景色。 ここで先客が1人佇んでおられた。 それは・・・その背後に・・・
秩父御岳山・鞍掛山 【写真56】同地点

大達原の手掘り隧道西側坑口
ドーン!と登場!
地形図にない隧道へ無事に到達。
これは・・・いいね!
【写真56】同地点 大達原の手掘り隧道西側坑口 ドーン!と登場! 地形図にない隧道へ無事に到達。 これは・・・いいね!
秩父御岳山・鞍掛山 【写真57】同地点付近

隧道内部で東向きに撮影。
補強など加えられていない手掘りのままの断面。
【写真57】同地点付近 隧道内部で東向きに撮影。 補強など加えられていない手掘りのままの断面。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真58】同地点付近

大達原の手掘り隧道東側坑口

次の写真59の説明板では明治中期の隧道とある。
それにしても崩落も見受けられず綺麗な形を保っている。
【写真58】同地点付近 大達原の手掘り隧道東側坑口 次の写真59の説明板では明治中期の隧道とある。 それにしても崩落も見受けられず綺麗な形を保っている。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真59】同地点付近

隧道の説明版
人力のみで掘り抜いた「手掘り」の隧道で、ここには茶店もあったとか。
下の小さい文章には隧道の諸元も記されている。
【写真59】同地点付近 隧道の説明版 人力のみで掘り抜いた「手掘り」の隧道で、ここには茶店もあったとか。 下の小さい文章には隧道の諸元も記されている。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真60】同地点

東側坑口の左脇上にあるのは・・・お地蔵様か観音様だろうか。
【写真60】同地点 東側坑口の左脇上にあるのは・・・お地蔵様か観音様だろうか。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真61】同地点

馬頭尊
【写真61】同地点 馬頭尊
秩父御岳山・鞍掛山 【写真62】同地点

写真だとうまくスケール感が伝わらないが・・・
写真左下が隧道東側坑口。
その上にオーバーハング気味に覆いかぶさる岩山の迫力!
【写真62】同地点 写真だとうまくスケール感が伝わらないが・・・ 写真左下が隧道東側坑口。 その上にオーバーハング気味に覆いかぶさる岩山の迫力!
秩父御岳山・鞍掛山 【写真63】6.3km地点 標高460m

東屋あり。
ここまでの間にさらに2名と会う。
【写真63】6.3km地点 標高460m 東屋あり。 ここまでの間にさらに2名と会う。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真64】同地点

東屋前から隧道方向を撮影。
隧道自体は陰で見えないが、中央に右からせり出している岩山の下を貫いている。
【写真64】同地点 東屋前から隧道方向を撮影。 隧道自体は陰で見えないが、中央に右からせり出している岩山の下を貫いている。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真65】同地点付近

馬頭尊
【写真65】同地点付近 馬頭尊
秩父御岳山・鞍掛山 【写真66】同地点

「馬頭尊」解説板
馬頭観音と同義とみて良いようだが、馬の慰霊碑の意味も強そうだ。
【写真66】同地点 「馬頭尊」解説板 馬頭観音と同義とみて良いようだが、馬の慰霊碑の意味も強そうだ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真67】6.5km地点 標高432m

ここから先は崖沿いを歩く。
かつて存在していたであろうフェンスは痕跡程度の残存で、その後に設置されたロープも支柱ごと倒壊しており崖側に転落を防ぐものは何もないので注意。
【写真67】6.5km地点 標高432m ここから先は崖沿いを歩く。 かつて存在していたであろうフェンスは痕跡程度の残存で、その後に設置されたロープも支柱ごと倒壊しており崖側に転落を防ぐものは何もないので注意。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真68】6.6km地点 標高432m

ここも同様だが落ち葉下の空洞に注意。
【写真68】6.6km地点 標高432m ここも同様だが落ち葉下の空洞に注意。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真69】6.7km地点 標高422m

馬頭尊
【写真69】6.7km地点 標高422m 馬頭尊
秩父御岳山・鞍掛山 【写真70】6.8km地点 標高417m

東向きに撮影。
真下に国道140号が見えた。
ここで転落でもしたら「道に人が降ってきた」となりそうだ・・・
【写真70】6.8km地点 標高417m 東向きに撮影。 真下に国道140号が見えた。 ここで転落でもしたら「道に人が降ってきた」となりそうだ・・・
秩父御岳山・鞍掛山 【写真71】同地点付近

今は流量の少ない沢だが、その出どころが岩壁に空いた穴!
岩屋のような感じだが降雨時はどんな光景になるのか。
【写真71】同地点付近 今は流量の少ない沢だが、その出どころが岩壁に空いた穴! 岩屋のような感じだが降雨時はどんな光景になるのか。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真72】同地点

頼りない・・・というか半壊した木橋を渡る。
奥に見えるコンクリート製の建造物は用途不明。
中には少量の岩が入っていたのみ。
【写真72】同地点 頼りない・・・というか半壊した木橋を渡る。 奥に見えるコンクリート製の建造物は用途不明。 中には少量の岩が入っていたのみ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真73】6.9km地点 標高402m

鉄製の橋だが・・・狭いよ~
ザックが引っ掛かり歩きにくかった。
【写真73】6.9km地点 標高402m 鉄製の橋だが・・・狭いよ~ ザックが引っ掛かり歩きにくかった。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真74】7.0km地点 標高409m

ベンチと背後に大岩。
よく落ちないな・・・と思うが乗っているのではなく地面から一体の岩なので折れない限りは落ちない。
【写真74】7.0km地点 標高409m ベンチと背後に大岩。 よく落ちないな・・・と思うが乗っているのではなく地面から一体の岩なので折れない限りは落ちない。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真75】7.1km地点 標高408m

標柱
引き続き「強石」方面へ。
案内板が1本取れたような跡があるが・・・
【写真75】7.1km地点 標高408m 標柱 引き続き「強石」方面へ。 案内板が1本取れたような跡があるが・・・
秩父御岳山・鞍掛山 【写真76】同地点

それが指していた方向と思われるのが右の降りる道。
進んでみたが下に見える舗装路の補強されたコンクリート法面上に出るだけ。
旧道だったぽいが消失している。
素直に左奥へ。
【写真76】同地点 それが指していた方向と思われるのが右の降りる道。 進んでみたが下に見える舗装路の補強されたコンクリート法面上に出るだけ。 旧道だったぽいが消失している。 素直に左奥へ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真77】7.2km地点 標高419m

舗装路上に到達。
【写真77】7.2km地点 標高419m 舗装路上に到達。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真78】同地点

舗装路を降りる方向の案内板。
「光岩小学校を経て光岩小学校バス停方面」とあるが、古い情報となっている。
【写真78】同地点 舗装路を降りる方向の案内板。 「光岩小学校を経て光岩小学校バス停方面」とあるが、古い情報となっている。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真79】同地点付近

舗装路の少し北側に何やら説明板があった。
地形図では小さな建物表記しかないが神社があるとのこと。
【写真79】同地点付近 舗装路の少し北側に何やら説明板があった。 地形図では小さな建物表記しかないが神社があるとのこと。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真80】同地点付近

光岩稲荷神社
(実物は右横書き)

こちらも参拝。
【写真80】同地点付近 光岩稲荷神社 (実物は右横書き) こちらも参拝。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真81】7.6km地点 標高359m

舗装路を降りてくると右側に見えてくる建物がこれ。
地形図では特別支援学校となっているが・・・
【写真81】7.6km地点 標高359m 舗装路を降りてくると右側に見えてくる建物がこれ。 地形図では特別支援学校となっているが・・・
秩父御岳山・鞍掛山 【写真82】同地点

そばにあった急傾斜地案内看板で「旧光岩小学校」と判明する。
写真78の案内板で示された光岩小学校はすでに存在しない。
【写真82】同地点 そばにあった急傾斜地案内看板で「旧光岩小学校」と判明する。 写真78の案内板で示された光岩小学校はすでに存在しない。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真83】同地点

それにしてもこの建物良いよね~
周囲の風景ととても合っている。
写真79の稲荷神社案内板での文末通りなら大正2年の建築物という事になる。
【写真83】同地点 それにしてもこの建物良いよね~ 周囲の風景ととても合っている。 写真79の稲荷神社案内板での文末通りなら大正2年の建築物という事になる。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真84】7.7km地点 標高347m

国道140号に到達。
・・・と林道看板が。
この林道名どこかで見たよね?
ずーっと戻って写真35の工事看板に「林道大達原線舗装工事」とあった。
完成して全通したら、あそこに終点看板が立つだろうか。
【写真84】7.7km地点 標高347m 国道140号に到達。 ・・・と林道看板が。 この林道名どこかで見たよね? ずーっと戻って写真35の工事看板に「林道大達原線舗装工事」とあった。 完成して全通したら、あそこに終点看板が立つだろうか。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真85】同地点付近

旧光岩小学校の校門前
廃校後も違う学校として現役なのはありがたい事だ。
【写真85】同地点付近 旧光岩小学校の校門前 廃校後も違う学校として現役なのはありがたい事だ。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真86】同地点付近

殺風景な広場にベンチだけが並ぶ。
景色を眺める用?
【写真86】同地点付近 殺風景な広場にベンチだけが並ぶ。 景色を眺める用?
秩父御岳山・鞍掛山 【写真87】同地点付近

そこから下に降りる階段がある。
遥か下の河原に向けて続いているようだが・・・
【写真87】同地点付近 そこから下に降りる階段がある。 遥か下の河原に向けて続いているようだが・・・
秩父御岳山・鞍掛山 【写真88】7.8km地点 標高341m

河原には釣り人が見えた。
釣り人のアクセス路か。
【写真88】7.8km地点 標高341m 河原には釣り人が見えた。 釣り人のアクセス路か。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真89】同地点付近

下を覗いていると吸い込まれそうな感じがするが・・・写真にするとイマイチ?
【写真89】同地点付近 下を覗いていると吸い込まれそうな感じがするが・・・写真にするとイマイチ?
秩父御岳山・鞍掛山 【写真90】7.9km地点(終点) 標高346m

光岩バス停
小学校がなくなったので「光岩小学校」バス停は「光岩」バス停となったようだ。
ちょうど正午に到着。
このまま12:22のバスを待つことにして軌跡は終了。

その後もありますので、良ければお付き合いください。
【写真90】7.9km地点(終点) 標高346m 光岩バス停 小学校がなくなったので「光岩小学校」バス停は「光岩」バス停となったようだ。 ちょうど正午に到着。 このまま12:22のバスを待つことにして軌跡は終了。 その後もありますので、良ければお付き合いください。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真91】その後①

大滝温泉遊湯館バス停
光岩 12:22発
当バス停 12:31着
運賃270円
スイカなどのICカード利用なら263円だが忘れたので現金払い。

ちなみに歩けば5kmの距離。
【写真91】その後① 大滝温泉遊湯館バス停 光岩 12:22発 当バス停 12:31着 運賃270円 スイカなどのICカード利用なら263円だが忘れたので現金払い。 ちなみに歩けば5kmの距離。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真92】その後②

このバス停は道の駅大滝温泉前でもあるので、これで帰ってきました。
【写真92】その後② このバス停は道の駅大滝温泉前でもあるので、これで帰ってきました。
秩父御岳山・鞍掛山 【写真93】その後③

荷物を車に置いて、いざ温泉へ♨
大人
土休日800円
平日750円
【写真93】その後③ 荷物を車に置いて、いざ温泉へ♨ 大人 土休日800円 平日750円
秩父御岳山・鞍掛山 【写真94】その後④

温泉上がりといえば・・・
【写真94】その後④ 温泉上がりといえば・・・
秩父御岳山・鞍掛山 【写真95】その後⑤

そして落ち着いたところで食事!
カレーライス&ノンアルコールビール

埼玉遠征探索終了
【写真95】その後⑤ そして落ち着いたところで食事! カレーライス&ノンアルコールビール 埼玉遠征探索終了

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