活動データ
タイム
05:14
距離
8.6km
のぼり
998m
くだり
997m
活動詳細
すべて見る今年のうちにハードめなヤツをもう一つやっておきたくて有給所得で秩父へ。 前回も坂本から両神山へ向かったので、デジャヴ?という感じでした。 今回は半日くらいで歩くつもりで前泊無しの日帰り。 それでも自宅から最速で登山口最寄りバス停着が10:30なので、なかなか痺れます。 気を取り直して、 歩き始めるとすぐに二子山の独特の独特の双耳峰が見えてきます。 「今日はアレに登るのか…」 岩場の難所が指摘されがちですが、股峠にたどり着くまでの登りもまあまあ急な上、この季節は落ち葉がフカフカで踏み跡を見つけづらく、危険度はないものの歩き難い印象でした。 股峠からまずは東岳へ。ここからいきなりルートが不明瞭に。 この辺りかな、と探りながらとにかく上へ上へと歩いて行きました。程なく現れる「東岳の難所」。 まだ身体が慣れていなかったせいか、ここでもまあまあ苦戦しました。鎖の先の下部に足を乗せられる鉄製のステップが見えているのですが、そこに片足だけをかけてトラバースするのが難しく。ここで踏み外すとほぼ確実に命を落とすか、大怪我は避けられない感じ… 東岳からの復路で気がつきましたが、この人工のステップだけでなく、その下の浅い岩場も使った方が個人的には安定すると思いました。 東岳から眺める西岳の異様な坊主頭… 人が多いと、東岳から西岳の岩場に張り付いて登っている人が見えるそうです。 股峠まで戻って次は西岳へ。いよいよ上級者コース。 この日は風が強くて東岳の稜線でも身体が振れたので行くか止めるかをしばし逡巡しましたが、ひとまず進んで考えることに。 立て看板は全力で「危険!」をアピールしてきます… レポやブログを読んでいると一般コースと上級者コースの分岐がわかり難いという記載も多いですが、私自身はすぐに見つけられました。そして「登山者からのクレームにより、鎖を全て撤去しました」の張り紙も… 上級者コース(直登コース)のスタート地点の木の幹にはピンクテープがありましたが、ここが本当にスタートなのかどうか、結構迷いました。目を凝らすと上記の「鎖の後」のボルトのような金具(鎖を通す穴あり)が見えるので、そこから取り付くことに。あとはひたすら目を凝らしながらその金具の跡を探して方向を決めて登り切りました。 ここの危険度が特に強調されがちですが、断崖に背を向けている分、意外と高度感はありません。わざわざ振り向く余裕も理由もないので…。そして強風も壁に張り付いている分には問題ありませんでした。 それよりも、西岳の稜線に出てからの方が再び強風に煽られ、鼻水は飛ぶし、目は乾くし、苦労しました。せっかく登り切った西岳の山頂標識も崩壊?で見つけられず。 この周回コースは距離的には短く累積標高も高くはありませんが、とにかく濃密な経験になりました。ソロでもちゃんと歩けて無事に帰還できてよかった。 二子山を「秩父のジャンダルム」と言っていた人がいましたが、ここを歩ききれれば本家ジャンダルムにもいけるかな? 個人的な恐怖感ランキングとしては、 1位:西岳前後の稜線 2位:東岳の難所と言われる鎖場 3位:西岳への直登(上級者コース) ◆公共交通機関メモ 往路 ・西武バス小鹿野線)西武秩父駅 9:10発 ~ 小鹿野役場 9:47着 ・小鹿野町営バス志賀坂線)小鹿野役場 9:55発 ~ 坂本 10:30着 復路 ・小鹿野町営バス志賀坂線)坂本 16:28発 ~ 小鹿野役場 17:03着 ・西武バス小鹿野線)小鹿野役場 17:15発 ~ 西武秩父駅 18:03着
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