秩父のジャンダルム?登ってきました!(二子山東岳・西岳)

2023.12.21(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 14
休憩時間
42
距離
8.6 km
のぼり / くだり
998 / 997 m
14
48
22
20
36
48
25
9

活動詳細

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今年のうちにハードめなヤツをもう一つやっておきたくて有給所得で秩父へ。 前回も坂本から両神山へ向かったので、デジャヴ?という感じでした。 今回は半日くらいで歩くつもりで前泊無しの日帰り。 それでも自宅から最速で登山口最寄りバス停着が10:30なので、なかなか痺れます。 気を取り直して、 歩き始めるとすぐに二子山の独特の独特の双耳峰が見えてきます。 「今日はアレに登るのか…」 岩場の難所が指摘されがちですが、股峠にたどり着くまでの登りもまあまあ急な上、この季節は落ち葉がフカフカで踏み跡を見つけづらく、危険度はないものの歩き難い印象でした。 股峠からまずは東岳へ。ここからいきなりルートが不明瞭に。 この辺りかな、と探りながらとにかく上へ上へと歩いて行きました。程なく現れる「東岳の難所」。 まだ身体が慣れていなかったせいか、ここでもまあまあ苦戦しました。鎖の先の下部に足を乗せられる鉄製のステップが見えているのですが、そこに片足だけをかけてトラバースするのが難しく。ここで踏み外すとほぼ確実に命を落とすか、大怪我は避けられない感じ… 東岳からの復路で気がつきましたが、この人工のステップだけでなく、その下の浅い岩場も使った方が個人的には安定すると思いました。 東岳から眺める西岳の異様な坊主頭… 人が多いと、東岳から西岳の岩場に張り付いて登っている人が見えるそうです。 股峠まで戻って次は西岳へ。いよいよ上級者コース。 この日は風が強くて東岳の稜線でも身体が振れたので行くか止めるかをしばし逡巡しましたが、ひとまず進んで考えることに。 立て看板は全力で「危険!」をアピールしてきます… レポやブログを読んでいると一般コースと上級者コースの分岐がわかり難いという記載も多いですが、私自身はすぐに見つけられました。そして「登山者からのクレームにより、鎖を全て撤去しました」の張り紙も… 上級者コース(直登コース)のスタート地点の木の幹にはピンクテープがありましたが、ここが本当にスタートなのかどうか、結構迷いました。目を凝らすと上記の「鎖の後」のボルトのような金具(鎖を通す穴あり)が見えるので、そこから取り付くことに。あとはひたすら目を凝らしながらその金具の跡を探して方向を決めて登り切りました。 ここの危険度が特に強調されがちですが、断崖に背を向けている分、意外と高度感はありません。わざわざ振り向く余裕も理由もないので…。そして強風も壁に張り付いている分には問題ありませんでした。 それよりも、西岳の稜線に出てからの方が再び強風に煽られ、鼻水は飛ぶし、目は乾くし、苦労しました。せっかく登り切った西岳の山頂標識も崩壊?で見つけられず。 この周回コースは距離的には短く累積標高も高くはありませんが、とにかく濃密な経験になりました。ソロでもちゃんと歩けて無事に帰還できてよかった。 二子山を「秩父のジャンダルム」と言っていた人がいましたが、ここを歩ききれれば本家ジャンダルムにもいけるかな? 個人的な恐怖感ランキングとしては、 1位:西岳前後の稜線 2位:東岳の難所と言われる鎖場 3位:西岳への直登(上級者コース) ◆公共交通機関メモ 往路 ・西武バス小鹿野線)西武秩父駅 9:10発 ~ 小鹿野役場 9:47着 ・小鹿野町営バス志賀坂線)小鹿野役場 9:55発 ~ 坂本 10:30着 復路 ・小鹿野町営バス志賀坂線)坂本 16:28発 ~ 小鹿野役場 17:03着 ・西武バス小鹿野線)小鹿野役場 17:15発 ~ 西武秩父駅 18:03着

両神山・諏訪山・二子山 素敵な駅舎だけど遠い駅…
素敵な駅舎だけど遠い駅…
両神山・諏訪山・二子山 前回の両神山もここからスタートでした
前回の両神山もここからスタートでした
両神山・諏訪山・二子山 すぐに異様な山容が見えてくる
すぐに異様な山容が見えてくる
両神山・諏訪山・二子山 全力で危険をアピールしてくる看板たち
全力で危険をアピールしてくる看板たち
両神山・諏訪山・二子山 全力で危険をアピールしてくる看板たち
全力で危険をアピールしてくる看板たち
両神山・諏訪山・二子山 慎重に進みます。無理だと思ったら必ず引き返してきます🙏
慎重に進みます。無理だと思ったら必ず引き返してきます🙏
両神山・諏訪山・二子山 落ち葉と木の根のおかげでなかなか歩きづらい
落ち葉と木の根のおかげでなかなか歩きづらい
両神山・諏訪山・二子山 落ち葉ラッセル
落ち葉ラッセル
両神山・諏訪山・二子山 底の深さが分からない落ち葉の沼
底の深さが分からない落ち葉の沼
両神山・諏訪山・二子山 股峠到着。まずは右手の東岳から
股峠到着。まずは右手の東岳から
両神山・諏訪山・二子山 いきなりわかり難いルート
いきなりわかり難いルート
両神山・諏訪山・二子山 一気に東岳山頂
一気に東岳山頂
両神山・諏訪山・二子山 東岳山頂から見た西岳
東岳山頂から見た西岳
両神山・諏訪山・二子山 あの影の辺りを登るのか…(上級者コース)
あの影の辺りを登るのか…(上級者コース)
両神山・諏訪山・二子山 前回登った両神山のギザギザも
前回登った両神山のギザギザも
両神山・諏訪山・二子山 山頂標識
山頂標識
両神山・諏訪山・二子山 往路も苦戦した東岳の難所
往路も苦戦した東岳の難所
両神山・諏訪山・二子山 鉄製のステップを上手く使わないと進めない
鉄製のステップを上手く使わないと進めない
両神山・諏訪山・二子山 上級者コースと一般コースを示す看板
上級者コースと一般コースを示す看板
両神山・諏訪山・二子山 いよいよ
いよいよ
両神山・諏訪山・二子山 分岐は比較的簡単に見つけられました
分岐は比較的簡単に見つけられました
両神山・諏訪山・二子山 鎖撤去の理由を記した看板
鎖撤去の理由を記した看板
両神山・諏訪山・二子山 垂直に近い岩壁だけど足場はまあある
垂直に近い岩壁だけど足場はまあある
両神山・諏訪山・二子山 こういうのを頼りに進む方向を見定めた(これ自体を足場には使いません)
こういうのを頼りに進む方向を見定めた(これ自体を足場には使いません)
両神山・諏訪山・二子山 横から見た壁
横から見た壁
両神山・諏訪山・二子山 方向は間違っていないはず
方向は間違っていないはず
両神山・諏訪山・二子山 写真じゃ伝わらない…(一休みして下を見下ろしたところ)
写真じゃ伝わらない…(一休みして下を見下ろしたところ)
両神山・諏訪山・二子山 先ほど登った東岳
先ほど登った東岳
両神山・諏訪山・二子山 東岳の頭
東岳の頭
両神山・諏訪山・二子山 絶壁感が伝わらない…
絶壁感が伝わらない…
両神山・諏訪山・二子山 壁はもうすぐ終わりかな?
壁はもうすぐ終わりかな?
両神山・諏訪山・二子山 上級者コースを下りで使うのは「絶対に」止めた方が良いと思います…
上級者コースを下りで使うのは「絶対に」止めた方が良いと思います…
両神山・諏訪山・二子山 西岳への稜線が見えてきた
西岳への稜線が見えてきた
両神山・諏訪山・二子山 一般コースとの合流点
一般コースとの合流点
両神山・諏訪山・二子山 西岳山頂標識がない…
西岳山頂標識がない…
両神山・諏訪山・二子山 両側キレおちた稜線を風に煽られながら進んでいく
両側キレおちた稜線を風に煽られながら進んでいく
両神山・諏訪山・二子山 ここで落ちたら…(身震い)
ここで落ちたら…(身震い)
両神山・諏訪山・二子山 この鎖を下るのもまあまあ嫌でしたね😔
この鎖を下るのもまあまあ嫌でしたね😔
両神山・諏訪山・二子山 最後に西岳への壁を振り返った
最後に西岳への壁を振り返った
両神山・諏訪山・二子山 最後は脚がプルプルでした
最後は脚がプルプルでした
両神山・諏訪山・二子山 各所で看板から警告を受ける
各所で看板から警告を受ける
両神山・諏訪山・二子山 癒しの林道
癒しの林道
両神山・諏訪山・二子山 初冬の良い景色
初冬の良い景色
両神山・諏訪山・二子山 電波塔を見上げてみた
電波塔を見上げてみた
両神山・諏訪山・二子山 下山!
下山!
両神山・諏訪山・二子山 あの双耳峰を登ってきたのか…
あの双耳峰を登ってきたのか…
両神山・諏訪山・二子山 桜???
桜???
両神山・諏訪山・二子山 坂本に戻ってきました!
坂本に戻ってきました!

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