湖国を巡る33_晴れたと思ったらたちまち雨からの晴れのブンゲン_虎子山・笹刈山・ブンゲン(射能山)

2023.10.28(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 55
休憩時間
14
距離
13.3 km
のぼり / くだり
1116 / 1110 m
59
2 5
34
2
42

活動詳細

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前回、ブンゲンまで到着したので、その続きをという事で。どこから行くかが悩ましい。前回と同じ、奥伊吹スキー場から行くと、ブンゲン登って国見峠へ下る。それを引き返すのは、ちょっと時間が厳しすぎる。国見峠から行けば、ブンゲンの上り下りが1回分減るから1時間以上少なくなる。ただ、この国見峠、滋賀側から通行止め。伊吹山をまたいで裏側から行くとなると、かなりの距離が。さらに道が狭そう。奥伊吹スキー状ですら2時間半かかった。高速使うのはもったいないし・・とにかく腰が引ける。 そんなおりに、先週も雨が降ったために延期。山行自体も大変だし、車の移動もかなりなので、次の日、仕事になる日曜日は避けたい。この日も天気が微妙で、またまた腰が引ける。 大変なことほど、さっさと終わらせるに限ると、心に決めて、行くことに。 家を出るとき、やや曇りがちながら、雨降りそうな気配はない。滋賀県を超え、岐阜県側から国見峠目指して、回り込む。国見峠手前、大垣側から西に向かう。山の上にはスゴイ明るい月が照っている。道路も若干濡れているものの、しばらく雨が降った気配はない。これはいい感じかと思いながら進む。林道はが狭いのは、しょうがないかと考えていたが、それよりも林道手前までの道がまたかなり狭い。すれ違いが大変そう。しかも微妙な分岐がたくさんあって、暗いし道が分かりにくい。かなり時間がロスして、だいぶ早くでたのに、着いた時、5時になっていた。 月が山の裏に隠れて、かなり暗い。早々に準備して、早速の登りにかかる。山の向こうから若干、日の出が近づいて、徐々に明るくなりつつあった。 しょっぱなからガンガン登る、とともに見る見るガスってくる。急登は15分くらいか。登りは楽になったけど、周りはガスガスでヘッデンが乱反射して、まともに前が見えない。熊とばったりでくわしそうなので、うるさいけど、熊鈴鳴らしながら進む。来るのが大変だったし、意地でもブンゲンまでは行かんとと堅い決意で進む。 明るくなってくると、周りはナカナカ紅葉が進んでいるのが分かる。写真にとるとクリアになってしまうが、ガスってるために若干もやってるのと、紅葉した黄色の葉の色が混ざって、私の眼にはセピア色に見える。ちょっとガスってても良いのかもしれないと都後良く解釈して、進み続ける。ほどなく、虎子山に到着するも、眺望全くなし・・残念と思っていたら、たちまち雨が降り出す。。まあ、こんなこともあろうかと、あらかじめ、レインウェアを出していた。何年もリュックに入れっぱなしだったので、大丈夫かなと思っていたが、チャックの引っ張る紐のタブが、経年劣化で崩れ落ちていたが、それ以外は特に問題なかった。 さっそく、着込んで、進む。いったん、下りが始まる。雨の影響もあってかなり滑る。慎重に進む。2,30分も下ると尾根沿いに進む感じに。地図上は完全に尾根上だけど、実際は、10mくらいずれた斜面をトラバースし続ける。雨で滑るし、虎子山までの道に比べて、だいぶ細くて分かりにくい。道は分かりにくいけど、ピンクテープはかなりあるので、しっかり確認しながら進めば、迷うことはさすがに無いと思う。とは言え、長いし、地味に疲れがたまる。 そうこう進むうち、雨も止む。眺望も無いし、滑って大変な道を進み続ける。 笹苅山に近くなってくるとついに笹の道が始まる。さいわい、かなり涼しいので、レインウェアのままで進める。多少の笹があっても、濡れずに進めて助かった。先日、金糞岳で、朝露でビチャビチャになったので、今回はかなり気温も低く、ヤバそうなんで。 笹の道は、かなり整備されたのか、そこまで藪になっておらず、金糞岳よりは進みやすかった。笹苅山まで、単調な登りかと思いきや、何度か上り下りを繰り返す。 十分明るくなったから、もう大丈夫かとうるさい熊鈴を鳴らないようにしていたが、2度ほど、かなり近くからでかい鹿が飛び出す。笹薮おそるべし。こんなんぶつかったら、ただじゃスマンと思い、鳴らして進む。 その後無難に進み。ブンゲンに到着。いつの間にかだいぶ霧が晴れて、遠くが見渡せるように。東には山の向こうに岐阜の町がうっすら見える。歩いてきた山々も見えるようになってきた。30分ほど前の笹苅山での景色とは打って変わって。ツイツイボケッと見とれてしまうが、あまり時間的にも余裕は無いので、ほどほどで引き返す。 ブンゲンから笹苅山までは登って下ってが細かく2,3回あって、それなりにしんどいけど、それぞれの頂点から見える景色はナカナカ良い。笹苅山など、2,3の頂点は、笹に覆われて、緑色だけど、それ以外は、見事な紅葉で、対比もナカナカ良い。さっきまでのガスガスの景色からうって変わって。。それもほどほどにひたすら戻り始める。いつもながら、ピストンはテンションが下がる。行きはまあまあ良いけど。帰りは、こんなに来たっけと思いながら、果てしなく戻る。しかも、戻ってる途中に、雨が降り出す。。 幸い高い木々の間に入っていたので、濡れることは無かった。 虎子山に戻る頃には再度、日差しが差してきて、朝には見えなかった眺望が見られた。 駐車場にもどると、真正面に、大きく伊吹山が見えて、スッキリ終了する事が出来た。

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