活動データ
タイム
09:07
距離
25.2km
のぼり
1391m
くだり
1230m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る東京の登山友達1号のミヤシーと山小屋登泊!今回のパーティーリーダーは彼で、ほぼ全ての旅程を立ててくれました、、。感謝の極み…!ミヤシーはフォトグラファーとして一眼レフを、僕は動画編集者としてスマホを片手に、いざクライム。 前泊で東大の学生寮に泊まらせてもらいした。彼の本棚に並ぶ書籍から知的な部分を垣間見て大興奮!僕もこういう本揃えよっと。ですが、溜まるに溜まった疲労からその日はぐっすり(。-ω-)zzz 朝5時に起き、ミヤシーと同じくボランティア仲間のT氏に東京→沼田駅まで運んでもらいました。沼田駅→大清水バス停まで1時間半のバス移動。特に渋滞にも巻き込まれず、お陰さまで予定より1本早いバスに乗ることができ、この日の勝利を確信しました。(朝9時現在) さすがはミヤシー。運動はしてないそうですが、すいすいす~い登っていきます。そのペースは脅威の0.6倍。一ノ瀬から尾瀬沼まではほぼ休憩なしでぐんぐん登りました。噂のグリーンマット、ちょっと腐りかけの木道、こちらの様子を伺うオコジョ。ん!!?オコジョ!?私たちはかわいい生き物がいる程度にしか思っていませんでしたが、どうやらオコジョの情報提供をすると、尾瀬ビジターセンターでオコジョカードがもらえるらしいです。ちっ、、惜しいことしたぜ…。 昼食は、三平小屋から尾瀬沼方面に出て右手方面に燧ケ岳の堂々たる佇まいを楽しめる休憩ブースを発見。そちらで5歳児を連れた中年ご夫妻と昼食をともにした。「その歳で山の魅力に気付いてるのは羨ましい!まずは武尊山に登りなさい。」と旦那さんがビールを片手に言う。奥様は「うんうん」と大きく頷く。ふと奥様のお手元を見ると、半分に切った食パンとポテトサラダ的なやつをスタンバイしていた。私たちは「おいおい、待て待て、まさか卵サンド…!!?」と、心の中で呟いた。私たちは気付くのが遅すぎたのだ。ウィダーとカロリーメイトを両手に、握りこぶしを作った。決めた、次の山では卵サンドを作ろう。僕のはマヨネーズとハム入りだ!誰にも見えないようにこぶしを小さく突き上げた。 そうこうしてる間に山小屋へ到着。チラシを見ると16時から「自然観察会」、19時から「夜のスライドショー会」なるものがあるらしい。折角の機会だ、勉強しに行こう。好奇心旺盛な僕らは山小屋でも勉強をかかさなかった。(ここで僕らが三平峠で見た生物がオコジョだったことを知って後悔することになる。) ちなみに、見晴の山小屋郡は素晴らしく整っていた。予約制かは分からないが、ステーキやワインを楽しめるコースも存在するらしい。興味がある方は是非調べてみてほしい。他に、尾瀬は雪解け水によって水が豊富であるため、山小屋に風呂が整備されている。シャンプー等は使えないが、山でアチアチのお湯に浸れるのは至福そのもの。最後は心温まるあったかお布団で21時から5時半まで休息をとった。 翌朝、カーテンを開き、その景色に思わず窓を開けた。晴れだ…!霧だ…!尾瀬ヶ原では早朝に白い虹を見られることもあるらしい。霧や晴天はその第一条件だ。白い虹を追い求め、6時半に食事を終えるや否や出発。テクテク木道を歩くと、視界の隅で白い霧が集まっていることに気がついた。まるで土台のようだ。いや、土台じゃないか!見上げると追い求めていたものがそこにあった。「白い虹…!」。寡黙なミヤシーが思わず唸った。ものの3分ですっかり消えてしまった儚い現象に想いを馳せながら、目とフィルムとスマホにしっかり焼き付けた。 山の鼻ヒュッテに辿り着き、ラストは至仏山の登りが待つだけだ。昨日はこのエリアだけ雨に降られていたが雨水の残りより、「蛇紋岩」という石が難関だった。まぁ滑る滑る。二人して「この石滑りそうやな笑」と言い残して、二人して何度も滑った。先人達も何度も滑ったのだろう。濡れいないにも関わらず、岩肌は川石のようにツルッツルで、丸みや光沢を帯びている。従って、我々は蛇紋岩フォトグランプリ2023を開催した。その受賞作を掲載しておく。私達のイチオシは小至仏山→鳩待峠-の分岐点までに集中しているので、参考までに。 至仏山は幾度となく頂上詐欺を仕掛けてくる。精神的なダメージを負わされるので、心しておくように!詐欺を掻い潜り、いざ登頂するとあたり一面に山々が広がる…!嘘である。浅間山などがある方面は霧に眺望が阻まれていたが、その反対、尾瀬ヶ原・燧ケ岳方面は全域にかけて見渡すことができた。なんと電波が通じている。ミヤシーがおじいちゃん達に電話し始めた!「おいおい、これが本当のおじいちゃん孝行かよ!」感銘を受け、私もお母ちゃんに電話をかけた。ビデオ通話をすると、すごく喜んでもらえた。またやろう(笑) 帰りの電車に間に合うようにガチウォークで下ったため、ほとんど記録はありません(笑)至仏→鳩待バス停に関しては、特筆すべき危ないエリアもなく、すいすい進むことができました! 白い虹や逆さ燧、逆さ至仏など、レアな現象に出会えただけでなく、ミヤシーのためになるお話や自然観察会などで勉強できたことで、登山家としてステップアップできるビジョンが見えてきました。40歳までに100名山を踏破すべく、これからも研鑽を重ねます!
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