仙丈ヶ岳とライチョウ

2023.07.15(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 43
休憩時間
38
距離
9.2 km
のぼり / くだり
1116 / 1120 m

活動詳細

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 海の日恒例の登山、今年は憧れの南アルプス遠征しました。  金曜日の仕事終わりに車で鳥取県を出発して長野県伊那市の仙流荘のバス乗り場を目指し、仙流荘からはバスで北沢峠に移動して仙丈ヶ岳に登ります。  仙流荘のバス乗り場に到着した午前3時の時点で切符売り場の列ができていたので休む間もなく並びました。始発のバス10台に乗れず、正面に見える鋸岳を眺めて待つこと2時間で13台目に乗車しました。  登山開始が7時30分。混むのがわかっていたので意外とスムーズにスタートできて良かったと思います。南アルプスを歩いている感動が湧いてきます。森林限界を越えたあたりでは甲斐駒ヶ岳は良く見えるけれど、仙丈ヶ岳はガスがかかってきました。  小仙丈ヶ岳に到着した時には風が強く吹き始めてガスでぬれて寒くなったのでレインジャケットを着ました。カールは時折ガスの切れ間からちらちらと見える程度で、全容を見ることはできませんでした。  小仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳へ稜線を歩いていたら、先行していた登山者に「ライチョウがいますよ」と小声で教えてもらい、ハイマツの方を見ると黄色いヒナ達を連れたライチョウがいました。早速ライチョウと出会えて感動しました。こんな強風の悪条件下で出会えて感激です。南アルプス遠征の目的が一つ達成できました。  仙丈ヶ岳の頂上からは爆風を避けながら仙丈小屋、馬ノ背ヒュッテ経由で下山しました。昨年の富士山登山で苦しんだ高山病は対策が上手くいって症状はありませんでした。帰りのバスに5分差で間に合わなかったり、ライチョウに出会えたり月輪熊を目撃したりと思い出に残る山行でした。ありがとう仙丈ヶ岳。  下山したら長野県伊那市の仙流荘から山梨県に移動です。宿泊の予約の都合で山梨県南アルプス市芦安の白峰会館に移動して一泊し、2日目は尾白川渓谷から甲斐駒ヶ岳に登ります。2日目も白峰会館に連泊して3日目は北岳に登る予定。  つづく。

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