青影山&奥の院

2023.01.11(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 44
休憩時間
1 時間 25
距離
1.4 km
のぼり / くだり
166 / 169 m
49

活動詳細

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半年の気管支拡張剤服用で少し肺や体力が回復してきた感があり、お試し低山登山として、久々に青影山に登ってみた。 帰路は六松公園庭園跡経由で奥の院に。

青影山(城山)・奥山(観音山) 青影山田熊側登山口。
麓の因島モール脇にある田熊郵便局あたりから、道々に青陰城跡への道標が設置されている。
青影山田熊側登山口。 麓の因島モール脇にある田熊郵便局あたりから、道々に青陰城跡への道標が設置されている。
青影山(城山)・奥山(観音山) 左:奥の院、右:青影山。
左:奥の院、右:青影山。
青影山(城山)・奥山(観音山) 奥の院:摩崖仏不動明王
奥の院:摩崖仏不動明王
青影山(城山)・奥山(観音山) 開墾二十五周年
六松園記念
為岡野六松氏
昭和八年五月建之
※裏面に寄贈者名簿一覧
開墾二十五周年 六松園記念 為岡野六松氏 昭和八年五月建之 ※裏面に寄贈者名簿一覧
青影山(城山)・奥山(観音山) かつて今岡通任屋敷跡と間違われていた石垣のある削平地。
実際は六松園造園時の休息所跡とのこと。
今岡は前期村上水軍最後の頭領村上義弘と共に戦った河野氏親族で、義弘の死後地位を継ぎ、因島も押領したと伝わるが、今は史実の確認ができず。
かつて今岡通任屋敷跡と間違われていた石垣のある削平地。 実際は六松園造園時の休息所跡とのこと。 今岡は前期村上水軍最後の頭領村上義弘と共に戦った河野氏親族で、義弘の死後地位を継ぎ、因島も押領したと伝わるが、今は史実の確認ができず。
青影山(城山)・奥山(観音山) 木段。
青影山は花崗岩の風化が激しく、大雨で木段がよく崩れるので整備が大変と思う。
木段。 青影山は花崗岩の風化が激しく、大雨で木段がよく崩れるので整備が大変と思う。
青影山(城山)・奥山(観音山) 峠まではもう50mほど。
峠まではもう50mほど。
青影山(城山)・奥山(観音山) 峠。
峠。
青影山(城山)・奥山(観音山) カリ越峠(田熊での名称)の十字路。風呂山を田熊ではカリ越山としている。
※古文書によっては青影山がカリ越山と推定できる描き方をしているものもある。
カリ越峠(田熊での名称)の十字路。風呂山を田熊ではカリ越山としている。 ※古文書によっては青影山がカリ越山と推定できる描き方をしているものもある。
青影山(城山)・奥山(観音山) 北斜面の鉢巻き坂の木陰を涼みながら登る。真冬ではあるが。
北斜面の鉢巻き坂の木陰を涼みながら登る。真冬ではあるが。
青影山(城山)・奥山(観音山) 青陰城二ノ丸の肩が見えた。
青陰城二ノ丸の肩が見えた。
青影山(城山)・奥山(観音山) 青陰城二ノ丸跡。
県による瀬戸内海国立公園歩道青影山奥山線が整備されたとき、ここ青影山の二ノ丸・本丸も削平し公園化されたので、かつての青陰城跡の頃の地形とは少し異なっている。
雰囲気としては、現在の大山山頂~三角点大山~東屋手前の間の稜線に似ている。やや広い稜線道といった感じで、今のような広場はなかったと思う。
青陰城二ノ丸跡。 県による瀬戸内海国立公園歩道青影山奥山線が整備されたとき、ここ青影山の二ノ丸・本丸も削平し公園化されたので、かつての青陰城跡の頃の地形とは少し異なっている。 雰囲気としては、現在の大山山頂~三角点大山~東屋手前の間の稜線に似ている。やや広い稜線道といった感じで、今のような広場はなかったと思う。
青影山(城山)・奥山(観音山) 建武中興六百年記念
村上義弘公青影城址登山路改修碑
田熊 村上氏一族
建武中興六百年記念 村上義弘公青影城址登山路改修碑 田熊 村上氏一族
青影山(城山)・奥山(観音山) 二ノ丸から本丸への土橋。
土橋の左側はほぼ垂直に切れ落ちた岩稜で、右側も急峻な斜面であるがこちらはイノシシ駆除の猟師さんが苦もなく上り下りしている。
二ノ丸から本丸への土橋。 土橋の左側はほぼ垂直に切れ落ちた岩稜で、右側も急峻な斜面であるがこちらはイノシシ駆除の猟師さんが苦もなく上り下りしている。
青影山(城山)・奥山(観音山) 本丸を西に向かって見る。
向かって左半分ほどはもう少し小高い松林で、右側に稜線歩きの道が続いていた。
本丸を西に向かって見る。 向かって左半分ほどはもう少し小高い松林で、右側に稜線歩きの道が続いていた。
青影山(城山)・奥山(観音山) 意外に、うすべったい石を使っていた。
意外に、うすべったい石を使っていた。
青影山(城山)・奥山(観音山) 青影城址。
現在は、山には青影山、城には青陰城と字を使い分けているが、古い文献には陰は見当たらないので、割と最近の呼称と思われる。
青影城址。 現在は、山には青影山、城には青陰城と字を使い分けているが、古い文献には陰は見当たらないので、割と最近の呼称と思われる。
青影山(城山)・奥山(観音山) Seriaで買った招き猫の赤。
元は振ると陶器の鈴の音がするので、中に厚紙を挟んでメンディングテープで止めて音がしないようにしている。
Seriaで買った招き猫の赤。 元は振ると陶器の鈴の音がするので、中に厚紙を挟んでメンディングテープで止めて音がしないようにしている。
青影山(城山)・奥山(観音山) 青影山275m
青影山275m
青影山(城山)・奥山(観音山) ”日本最大の海賊”の本拠地:芸予諸島
”日本最大の海賊”の本拠地:芸予諸島
青影山(城山)・奥山(観音山) 白滝山山頂。
白滝山山頂。
青影山(城山)・奥山(観音山) ソフビのケロちゃん仲間がなぜ風で飛んでいかないのか不思議に思っていたが、持たせていただくと意外や中は詰まっている感じで、ずっしり重たかった。
ネット検索すると「ダイソー:起き上がりこぼし」とのこと、なるほど。
ところで「こぼし」って何?
ソフビのケロちゃん仲間がなぜ風で飛んでいかないのか不思議に思っていたが、持たせていただくと意外や中は詰まっている感じで、ずっしり重たかった。 ネット検索すると「ダイソー:起き上がりこぼし」とのこと、なるほど。 ところで「こぼし」って何?
青影山(城山)・奥山(観音山) 背中も見ます。
背中も見ます。
青影山(城山)・奥山(観音山) こちらの石碑の背中も。
こちらの石碑の背中も。
青影山(城山)・奥山(観音山) 下山。
下山。
青影山(城山)・奥山(観音山) 峠の十字路。
峠の十字路。
青影山(城山)・奥山(観音山) この里山林は、
「ひろしまの
森づくり事業」
により、整備され
ています。
この里山林は、 「ひろしまの 森づくり事業」 により、整備され ています。
青影山(城山)・奥山(観音山) 今岡通任屋敷跡とされていたこともある六松公園の展望所。
ここ数年放置されていて、展望は厳しい。
今岡通任屋敷跡とされていたこともある六松公園の展望所。 ここ数年放置されていて、展望は厳しい。
青影山(城山)・奥山(観音山) 奥の院への道を下る。
下方に水掛地蔵などが見え始めるところの分岐を、下らずにそのまま右に登る。
奥の院への道を下る。 下方に水掛地蔵などが見え始めるところの分岐を、下らずにそのまま右に登る。
青影山(城山)・奥山(観音山) 分岐を数十メートル右に進めば、まもなく谷への下り道に。
分岐を数十メートル右に進めば、まもなく谷への下り道に。
青影山(城山)・奥山(観音山) やや広い谷の斜面が、六松公園庭園跡。やや日本庭園風。
20~30数年前、青影山の山頂直下の南東斜面が大きく土砂崩れしたとき、ここまで土石が流れ込み、庭園が半分埋まった。
その後整備はされず、半分林に戻ってきている。よく見ればところどころに庭園の石組が見られる。石垣は段の跡で、庭園の石組とは別。
やや広い谷の斜面が、六松公園庭園跡。やや日本庭園風。 20~30数年前、青影山の山頂直下の南東斜面が大きく土砂崩れしたとき、ここまで土石が流れ込み、庭園が半分埋まった。 その後整備はされず、半分林に戻ってきている。よく見ればところどころに庭園の石組が見られる。石垣は段の跡で、庭園の石組とは別。
青影山(城山)・奥山(観音山) 石段(半分崩れかけている)を上ると奥の院。
石段(半分崩れかけている)を上ると奥の院。
青影山(城山)・奥山(観音山) 島四国65番三角寺奥の院仙龍寺。
三角寺は田熊町内にあるが、ここ奥の院は土生町の漁労者の聖地でもあり、胡神社の境内にも島四国65番三角寺がある。
つまり島四国65番三角寺は2ヶ所という珍しい札所でもある。
島四国65番三角寺奥の院仙龍寺。 三角寺は田熊町内にあるが、ここ奥の院は土生町の漁労者の聖地でもあり、胡神社の境内にも島四国65番三角寺がある。 つまり島四国65番三角寺は2ヶ所という珍しい札所でもある。
青影山(城山)・奥山(観音山) 摩崖仏。
これを風雨から守る為にこのお堂が建てられている。
摩崖仏。 これを風雨から守る為にこのお堂が建てられている。
青影山(城山)・奥山(観音山) 御堂の裏手上方に、不動明王の摩崖仏。
御堂の裏手上方に、不動明王の摩崖仏。
青影山(城山)・奥山(観音山) 何かの観音様?
大正三年三月〇〇〇
施主
田熊西濱
石工 阪井村一
何かの観音様? 大正三年三月〇〇〇 施主 田熊西濱 石工 阪井村一
青影山(城山)・奥山(観音山) 長寿
一本杉
長寿 一本杉
青影山(城山)・奥山(観音山) 石仏。
その右斜め下に岩の窪みがあり、20~30年ほど前まではコンコンと水が湧く水場だった。
石仏。 その右斜め下に岩の窪みがあり、20~30年ほど前まではコンコンと水が湧く水場だった。
青影山(城山)・奥山(観音山) 2002年2月20日での水場の様子。
飲めるように柄杓を置いてある。
2002年2月20日での水場の様子。 飲めるように柄杓を置いてある。
青影山(城山)・奥山(観音山) 鯖大師石像。
ほぼ同じものが因島公園の鯖大師石像。
鯖大師石像。 ほぼ同じものが因島公園の鯖大師石像。
青影山(城山)・奥山(観音山) 水掛地蔵さん。
地蔵さんの下は水溜め場となっていて、備え付けのバケツで水をくみ上げていた。浅井戸だったかも。
今は水が枯れているので、お参りには水を入れたペットボトルを持ってくると良さそう。
水掛地蔵さん。 地蔵さんの下は水溜め場となっていて、備え付けのバケツで水をくみ上げていた。浅井戸だったかも。 今は水が枯れているので、お参りには水を入れたペットボトルを持ってくると良さそう。

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