谷川岳・馬蹄形 撤退(土合~朝日岳~蓬峠~土樽駅)

2022.10.22(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 43
休憩時間
1 時間 26
距離
20.5 km
のぼり / くだり
1983 / 2070 m
1 50
36
38
25
13
38
1 38
59

活動詳細

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谷川岳の紅葉が見ごろとのニュースから、馬蹄形で周遊してみようとチャレンジ。 前日の天気予報では、土日ともにA判定。特に問題はない天気だった。 当日は混雑の可能性もあるので、深夜0:30頃に自宅を出発。 途中、関越道・赤城高原SAで小休止を入れ、AM 4:30頃に白毛門駐車場に到着。駐車場にはそこそこの車が停まっており、先行する登山客の姿もチラホラ。早々に準備して、AM 5:00頃に出発。 白毛門までの登りは結構な急登。(朝日岳まで続いたけどね・・・)テント装備の為、朝日岳までピストンの人や、日帰りで馬蹄形を踏破しようとする人達にガンガン抜かれる。こちらは重い荷物があるので仕方なし。マイペースを貫く。笠ヶ岳まで登ると、反対側には翌日歩くことになる予定の武能岳、茂倉岳、谷川岳などを一挙に見る事ができるビューポイント。厳しい急登だが、眺めの良い景色を見ると足取りも軽くなるような気がする・・・。 大鳥帽子を通り過ぎ、朝日岳にはAM10:00過ぎに到着。ここらで清水峠側から登ってきた登山者もチラホラ見掛けるようになる。ルート上の状態は良好だとのこと。軽い補給と一息入れて再出発。 ジャンクションピークを過ぎたころから下りが始まるが、崩落個所があったりとなかなかの曲者。歩行スピードを上げられると思いきや、段差も大きく、なかなか削ることができない。無理せずやり過ごすことにした。 清水峠には、ちょうどお昼に到着。 ここに到着する直前に職場から電話が・・・。この応対で10分程度取られたが、緊急だったので仕方なし。とりあえず要件も済んだので、避難小屋や裏手にあるビバーク地をチラ見してみる。なかなか良い場所だと思ったが、反時計回りだと位置的に中途半端かな、と。蓬ヒュッテまで行けば翌日の移動がかなり楽になるし。(実際、そうだった) 清水峠を再出発後は冬路ノ頭までは再びの急登。なかなか堪える登りで、しかも偽ピークもあったりなのでペース配分を間違えるとショックはデカいかも。大源太山との分岐を過ぎ、もうひと登りすると七ツ小屋山。ここは見晴らしがよく、ここまで歩いてきた山々やその先、この後歩くことになるであろう武能岳、茂倉岳などへの稜線道が見え、大変素晴らしい場所だ。だが、この辺りからパラパラと雨が降り出してきた。 本日の宿泊地である蓬峠(蓬ヒュッテ)には、14:00前に到着。 ビバーク地にはテント一張を確認。雨はずぶ濡れになるほどではないが、若干強まってきた。蓬ヒュッテで飲み物を購入しようとしたが、ビール以外は無いとのこと。とりあえず缶ビールを購入。小屋のスタッフさんと会話している中で、翌日の天候は悪化するとの情報をもらった。どうやら谷川岳は朝から雨らしい。場合によっては雪の可能性もあるとのこと。この情報を聞いた後、しばらくこの先について考えた。その理由は、一ノ倉岳からオキの耳まではそれなりの高低差のある岩稜帯を歩くことになる。しかも、ドライでも滑る蛇紋岩だ。今回はテン泊装備で重量もそこそこ(水を含め約20kg少々)あることから『週末のレジャー』としては、かなりリスキーかな、と。また、自宅からオートバイで移動してきたので雨の関越道を走りたくないというのが2つ目の理由。色々と悩んだ挙句、ここで撤退を決意。 蓬ヒュッテからは土樽へ抜けることができる蓬新道も分岐しているので、そちらから下山して、土樽駅から電車で一駅、土合駅まで向かうことにした。 蓬新道の途中には水場が多く、山頂に近い水場の湧き水は大変冷たく、美味しかった。この水を自宅でのコーヒー用に少し持ち帰った。この道は途中から樹林帯に入るので、雨が降っても濡れる心配は少ないようだ。九十九折りが続く登山道で、しかも長い。途中に渡渉地的な場所があったりと変化はあったが、結局飽きてしまった。 約2時間40分掛けて、17:00前に土樽駅に到着。 この駅から出発する水上方面の電車は、18:08とのこと。この電車がこの日の最終電車のようだ。待ち時間が長いので、駅のトイレで体を清潔にしながら着替えをし待機する。すると、登山者が次々とこの駅にやってきた。お互いに歩いてきたルートなどを話しながら、電車の到着を待つ。ここは無人駅なので、券売機はおろか、整理券の発券機などもない為、電車内で車掌へ申告しえ切符を購入するようだ。ICカードは使えないエリアのようだ。しばらくすると電車が到着し、この日最終の水上行に乗車して土合駅へ向かう。 18:30頃、土合駅に着くと今度は谷川岳を下山してきた登山者でホームは一杯だった。こちらは降りようとしているのに我先に、と、座席の取り合いが始まってしまい、なかなか車内から降りることができなかった。そのような行為をしているのは、自分よりも見た目が年配の人ばかり。なんだかなぁ・・・と思った。 ちなみにこの土合駅で降りた人は、私を含め数人いた模様。電車を登山行程の移動手段に使うのは意外とメジャーなのか? 土合駅の外に出て空を見上げると星が煌々と輝いていた。あれれ、雨は!? とりあえず駐車場まで歩き、登山の片づけをした後、19:00過ぎに駐車場を出発。 途中、寒かったのでどこか温泉でも、と思ったが、ブーツを脱ぐのは面倒だし、オートバイ移動の為、湯冷めする可能性もあるので止めた。結局、給油以外の休憩はせずに帰宅した。  :  :  : なお翌朝にTwitterなどで谷川岳周辺の情報を確認してみると、朝のうちは曇ってはいたようだが、基本的に天気は良かったようだ。判断誤ったなぁ・・・と思った。 でも今回のことは自分の意思で決めたことなので仕方ない。次の機会を考えよう。ということで、谷川岳・馬蹄形は近々再チャレンジ予定。

谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 白毛門登山口駐車場。土曜の早朝だが、そこそこの駐車車両ががあった。さすがに寒い・・・
白毛門登山口駐車場。土曜の早朝だが、そこそこの駐車車両ががあった。さすがに寒い・・・
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 白毛門登山口。写真ブレブレ(汗)
白毛門登山口。写真ブレブレ(汗)
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 馬蹄形の概念図が。反時計回りの場合、ゴールは天神平のゴンドラまでなのね。
馬蹄形の概念図が。反時計回りの場合、ゴールは天神平のゴンドラまでなのね。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 いきなりの急登でペースは上がらず。夜が明けてきて谷川岳もハッキリしてきた。
いきなりの急登でペースは上がらず。夜が明けてきて谷川岳もハッキリしてきた。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 紅葉の季節。ちょうどよい色づき。
紅葉の季節。ちょうどよい色づき。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 こちらも良い感じ。
こちらも良い感じ。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ってきた道を振り返る。確実に標高を上げていることがわかる。
ってきた道を振り返る。確実に標高を上げていることがわかる。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ババ門とじジジ門でしたっけ?
ババ門とじジジ門でしたっけ?
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 谷川岳の万年雪もハッキリ見える
谷川岳の万年雪もハッキリ見える
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 またまた、登ってきた道を振り返る。紅葉も良い色づき。
またまた、登ってきた道を振り返る。紅葉も良い色づき。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 白毛門山頂に到着
白毛門山頂に到着
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 白毛門に到着。ここまでの登りはかなりエグイ。馬蹄形は体力勝負だと感じた場所。
白毛門に到着。ここまでの登りはかなりエグイ。馬蹄形は体力勝負だと感じた場所。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 次は笠ヶ岳へ向かう。ようやく青空も見えるようになってきた。
次は笠ヶ岳へ向かう。ようやく青空も見えるようになってきた。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ここも険しい登り
ここも険しい登り
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ここから谷川岳の眺めは素晴らしい!
ここから谷川岳の眺めは素晴らしい!
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 おお、いい稜線道
おお、いい稜線道
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 笠ヶ岳山頂
笠ヶ岳山頂
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 朝日岳へ向かう途中に小さいが避難小屋があります。朝日岳は左端の方がそれです。に到着
朝日岳へ向かう途中に小さいが避難小屋があります。朝日岳は左端の方がそれです。に到着
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ここまでほぼ登りだったが、ひとまずのピークである朝日岳に到着。
ここまでほぼ登りだったが、ひとまずのピークである朝日岳に到着。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 朝日岳を過ぎると、整備された木道を歩きます。目の前はジャンクションピーク。
朝日岳を過ぎると、整備された木道を歩きます。目の前はジャンクションピーク。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 湿地帯なので池があったり。
湿地帯なので池があったり。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ジャンクションピーク
ジャンクションピーク
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 北の方
北の方
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 新潟・魚沼の街が見えます。さすが上越国境の地。
新潟・魚沼の街が見えます。さすが上越国境の地。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 この鉄塔は、首都圏のJR線に電気を供給している送電線とのこと。発電所は確か小千谷の水力発電施設だったかな?
この鉄塔は、首都圏のJR線に電気を供給している送電線とのこと。発電所は確か小千谷の水力発電施設だったかな?
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 右手が清水峠。左手は七ツ小屋山。
右手が清水峠。左手は七ツ小屋山。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 清水峠にある白崩避難小屋。JRが建てたもののよう。大事に使わないと。
清水峠にある白崩避難小屋。JRが建てたもののよう。大事に使わないと。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 避難小屋裏にある広場。ビバーク地としても使われるとかなんとか・・・。
避難小屋裏にある広場。ビバーク地としても使われるとかなんとか・・・。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 清水峠から直登且つ急登を登りきると、冬路ノ頭。この先に大源太山への分岐がある。
清水峠から直登且つ急登を登りきると、冬路ノ頭。この先に大源太山への分岐がある。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 大源太山
大源太山
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 この実の名前と食べれるものなのかを知りたいな。
この実の名前と食べれるものなのかを知りたいな。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 七ツ小屋山。なお、ここには小屋なんて無い。
七ツ小屋山。なお、ここには小屋なんて無い。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 谷川岳に向けて稜線道が続く素晴らしい景観。テンション上がりますが、、、それはここまで。
谷川岳に向けて稜線道が続く素晴らしい景観。テンション上がりますが、、、それはここまで。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 来た道を振り返る。七ツ小屋山への道も素晴らしい。しかし、この辺りからパラパラと雨が・・・。
来た道を振り返る。七ツ小屋山への道も素晴らしい。しかし、この辺りからパラパラと雨が・・・。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 蓬ヒュッテが見えた。雨が強くなってきた。
蓬ヒュッテが見えた。雨が強くなってきた。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 蓬ヒュッテに到着。ここでビバークする予定だったが、翌日は朝から雨、しかも山頂付近は雪が降るかも?という予報に変わったとの情報。あれ?明日は晴れじゃなかったっけ!?
蓬ヒュッテに到着。ここでビバークする予定だったが、翌日は朝から雨、しかも山頂付近は雪が降るかも?という予報に変わったとの情報。あれ?明日は晴れじゃなかったっけ!?
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 散々迷った挙句、明日は雨ということで蓬ヒュッテで撤退することにした。この先、一ノ倉岳は岩稜帯でしかも滑る蛇紋岩なので。それに雨の関越道をバイクで走りたくないし。写真は蓬峠を下った先にある水場。土樽駅を目指す。
散々迷った挙句、明日は雨ということで蓬ヒュッテで撤退することにした。この先、一ノ倉岳は岩稜帯でしかも滑る蛇紋岩なので。それに雨の関越道をバイクで走りたくないし。写真は蓬峠を下った先にある水場。土樽駅を目指す。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 土樽へ向かう蓬新道を少し下ると素晴らしい紅葉地帯に。雨は降り続いていたが、雨具を着るまでには至らないレベル。
土樽へ向かう蓬新道を少し下ると素晴らしい紅葉地帯に。雨は降り続いていたが、雨具を着るまでには至らないレベル。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 東俣沢出合。このルート意外と長い。
東俣沢出合。このルート意外と長い。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 河原に出た。
河原に出た。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ようやく登山道を出た。近くには関越道の土樽パーキングがあった。
ようやく登山道を出た。近くには関越道の土樽パーキングがあった。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 上越線の鉄橋。丸い橋脚に歴史を感じる・・・。
上越線の鉄橋。丸い橋脚に歴史を感じる・・・。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 16:45 土樽駅に到着。次の電車は、18:08 水上行の最終電車。18時台で最終なのか!
16:45 土樽駅に到着。次の電車は、18:08 水上行の最終電車。18時台で最終なのか!

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