活動データ
タイム
35:26
距離
72.9km
のぼり
5986m
くだり
6237m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今までで一番長い距離だったし、天気予報がイマイチで、仕事が忙しく不健康な生活を送っている中で体力的な不安もあり、当初はどうなることかと思ったが、終わってみれば満足の行く4日間となった。 ------------------ ◾️1日目 仕事が長引き、電車では都庁発のアルペン号23時発に間に合わないことが判明。急遽タクシーを捕まえ、急いでもらい23:02にバス停着。 先に着いていた友人がバスの運転手にも話しかけてくれており、別のお客さんも少し遅れているようで数分だけ待ってくれていた(有難い...)。 6:30ごろに折立着で、いざスタート!...とは行かず、仕事を早めに切り上げたせいもあり、当日有給をいただいている態もあるため、昨日の夜から来ていたメールとチャットを一気に返してから登山開始。 天気は曇天で、むしろ登りやすい。 電波が入るところで定期的に携帯を開いて仕事の連絡を返しながら太郎平に到着。 テントの幕営を開始する頃に雨が降り始める。 その後、アタックザックで薬師岳へピストン。その頃には結構な雨が降り始め、薬師岳山頂はガスガスで何も見えない。 薬師岳小屋ではうどんをいただいた。 ------------------ ◾️2日目 朝から雨。ただ、雲が高く山並みは見晴らせるよく分からない天気。 浸水した靴に足を突っ込むのが億劫。 太郎平から雲の平に移動し、この日は小屋泊。雲の平に着いた頃は10時前で、雨も少し弱まっていたこともあり、すぐアタックザックで水晶岳へ移動を開始。水晶小屋に着く頃には大雨になって、天気もガスって来て、山頂にはハイタッチしたらもう帰るような状態。 ちなみに、水晶小屋では力汁(お餅が2つ入った豚汁みたいなやつ(豚肉は入ってない))をいただいたが、これが雨で冷えた体に染みて非常に美味しかった...。 次の日は鷲羽経由で黒部五郎の予定だったが、祖父山を越えるのがかなり億劫であることが分かったため、この日の内に鷲田岳も行っておくことに。 鷲田岳から雲の平への帰路が天候的に最悪で暴風と雨で精神的にも疲弊した23kmだった。 雲の平の夕飯は石狩鍋。こちらも美味しかった。 あと、乾燥室のジェットヒーターは感動した。あれだけびしょ濡れだった服が乾く乾く。 残念ながら靴は乾かなかったが...。 ------------------ ◾️3日目 予報では午前中雨、午後から曇りだったが、思いの外好天した。 午後には完全な晴天となり、昨日のダウンな気持ちを一新してくれた。 雲の平から日本庭園を抜け(なぜ日本庭園なのかは分からず)、三俣山荘へ。 元々の予定では黒部五郎小舎にテント泊予定だったが、明日のことを考えると三俣でテントを張った方が良いことが分かり小屋に問い合わせたところ空きがあるとのこと。 急遽予定変更して、三俣キャンプ場に幕営。 そこからアタックザックで黒部五郎岳へピストン。 黒部五郎小舎でラーメンとCCレモンをいただきエネルギーチャージ。黒部五郎岳はカール経由の登山道をピストン。 この旅、3日目、百名山4座目にして初めての晴天。 帰りに時間が少し余っていたので三俣蓮華岳へ寄ったら、雲一つない晴天の中、予想外に素晴らしい景色で大満足。 テントに戻り、夕飯を済ませ速攻就寝。 ※三俣山荘は何やら夜も賑やかで、小屋泊じゃ無い人も入れる喫茶みたいなものがあるよう。個人的には雲の平より良い山荘に見えた(雲の平も十分素晴らしかった!) ------------------ ◾️4日目 予報は登山日和の快晴。 どうしても双六岳からの槍ヶ岳をモルゲンとセットで見たく、2時半起床、3時半出発して5時半に双六岳へ。 予報通り、満点の星空と雲一つないモルゲンで素晴らしい景色に酔いしれ、4日間の良い締めくくりとなった。 弓折乗越から鏡平を経由して新穂高温泉へ下山。 鏡平ではコーヒーフロートをいただき、これまた美味しくいただいた。 新穂高温泉からは松本直通のバスがないため、平湯温泉で乗り換えとなる。 平湯温泉で4日ぶりのお風呂。気持ちよかった...。 総じて、百名山4座中3座がガスガス&暴風雨に見舞われる結果だったが、トータルで見ると後半2日間が良い天気だったので満足した登山だった。 何より、決して万全と言えないコンディションで、4日間で70km以上、高低差約6000mを歩き抜けたのが少し自信に繋がった。
メンバー
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