活動データ
タイム
14:09
距離
32.6km
のぼり
2532m
くだり
2733m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るまず初めに。 できるだけまとめてみましたが、やはり長くなってしまいました… 【今回のやってみよう】 YAMAP地図のルート上の山頂ポイントは全て踏むこと。ただし往路復路で2度通るような場合は、どちらかで踏めば良い。 【1日目】 奥多摩駅から始バスに乗り鴨沢へ。 バスに乗る前から分かっていたことだけど、風に舞うような微量な雨とかなりの濃さのガス。樹林帯通過時の樹上からの水滴対策として、小袖の登山口前でザックのレインカバーとレインウェアの上だけを装着した。 七ツ石小屋までの登り尾根は基本的に緩やかな傾斜を登っていく。傾斜がキツめになるのは、七ツ石小屋の手前と小屋から石尾根に乗り上げる辺りくらいだろう。 七ツ石神社のおいぬ様にご挨拶をし、七ツ石山を経てブナ坂へ降る。雲取山までの石尾根縦走路も基本的に緩やか。キツめの傾斜はヨモギノ頭への登りと小雲取山手前辺りの登りくらいだろう。この辺りの石尾根は防火帯になっていて道が開けているから、ガスが無ければ開放的に歩けるのだが… 雲取山に到着。寒い。避難小屋内で昼食をとる。避難小屋内も決して暖かいわけではないが、外気を遮断してくれているだけありがたい。 雲取山からの下山中、雲取山山頂付近で3秒ほど、小雲取とヨモギノ頭の間付近で10秒ほど、わずかな青空を愛でることができた。思い返してみれば、1日目の中で1番テンションが上がった瞬間だった。 【七ツ石小屋泊】 宿泊客は自分のみ!テン泊客も無し!貸し切り! 小屋番さんはとても気さくな方で、いろんな話を聞かせていただくことができた。それと看板猫のでんちゃん(でんごろう)。人見知り皆無で、すぐに人の膝の上に乗ってくるだけじゃなく、なんと!寝てしまう!この無防備さ、愛くるしさは、七ツ石小屋のリピーター間違いなしだ。 【2日目】 6時半過ぎに七ツ石小屋を出発。 昨日のガスはすっかりと無くなり、青空とは言えないものの、薄く霞んだ空模様の中に幽玄な富士の姿を見ることができて、今日1日のやる気が満たされたような気がした。 七ツ石山から奥多摩方面の石尾根縦走路は、以前に水根山の手前まで歩いたことがある。その際の1番の難所は各ピークへの登り斜面ではなく、高丸山からの急斜面の降りだった。前回はザレて滑ったが、今回は濡れて粘土質になっていてヌルッと滑った。 未踏の水根山から先での1番の難所は、城山からの降りだろう。先程の高丸山からの降りと違って、木々の根などを使い九十九折に降っていけるのだが、何しろ急なのだ。木の根に躓いたりして体勢を崩してしまったならば、ひとたまりもないだろう。 2番目の難所は三ノ木戸山の次のピーク、十二天山から峰畑峠にかけての降り斜面だった。斜度は緩やかなのだが、全体的に泥濘状の道が続くのだ。所々にあるふかふか落ち葉の下も泥濘だから、一時も気が抜けない。尻餅こそつかなかったが、無数のスリップ痕を残してきたことを、ここに白状する。 【装備について】 テン泊ではなく小屋泊(テントもシュラフもマットも不要)なのに、ザック重量が水込みで18kg。どこをどう減らせるのか…?多汗で筋痙攣を起こしやすいから、水は省けない。今回出番がなかったもので省けそうなものは、カメラのミニ三脚くらいしか思い当たらない。あとは行動食を少し減らせるか?みんなはどうやって軽量化しているんだろう? 【最後に】 念願の石尾根縦走路踏破!!! 1日目は大腿筋各部の筋痙攣、2日目は右足の足底腱膜炎などに悩まされ、疲労困憊気味での踏破とはなったが、奥多摩駅に着いた時、その疲労感は一瞬で達成感に上書きされた。 途中から見える少し標高の低い山々は『山笑う』状態だった。昔の人はとても良い【言葉】を生んだよなぁ。萌黄色、深緑色、薄桃色などが賑やかに山を彩っていて「あ〜、山が笑っているなぁ」と目を細めながら歩いていた。自分が歩いてきた石尾根の大半はまだまだ笑うまではいかず、微笑んでるくらいだったかなぁ。 【多摩100山 残87/100】新規登録3座 ・六ツ石山 ・狩倉山 ・三ノ木戸山 【多摩百山 残75/100】新規登録3座 ・日蔭名栗山 ・六ツ石山 ・狩倉山 ⚠️YAMAPでは羽黒山を踏んだことになっているけど、実際はコース外のため踏んでいない。
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