百高山47座達成・蓮華岳

2021.11.13(土) 日帰り

活動データ

タイム

11:51

距離

13.4km

のぼり

1559m

くだり

1555m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 51
休憩時間
2 時間 53
距離
13.4 km
のぼり / くだり
1559 / 1555 m

活動詳細

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扇沢周辺のある百高山蓮華岳・針ノ木岳・スバリ岳・赤沢岳を制覇しに行ってきました。 が、考えが甘かったです。冬の北アルプスをなめたらあかん。 大苦戦してボロボロになって帰ってきました。 事前に積雪状況が分からず、一応松竹梅の3プランを用意して臨みました。 4座登れたら良いけど、厳しかったら3座くらい、最悪1座(このプランは嫌だったけど)は登りたいなと。 登山口に着いてみたら、前日まで雪が降ったみたいで、もちろんトレースはなし。 朝4時なので、自分の前には誰もいない。ちょっと嫌な予感がしてきましたが、ここまで来たら登るしかない。 暗闇の中、大沢小屋まではなんとかペースが保てたのですが、そこから積雪も増えてだんだんコースが険しくなってきます。 鎖やロープは雪に埋もれて存在に気づくことすらできない。 なんか登りづらいなと思ったら実は鎖場だったということもありました。 そして思ったよりペースが上がらない。 ただ登山道に雪が積もっているように見えますが、いざ踏んでみたら実は段差だったり斜めの石だったり凍っていたりで、足場の確保に悪戦苦闘です。 でもこれはまだ序章に過ぎなかったです。 針ノ木岳雪渓に近づくにつれて、積雪が明らかに深くなってきて、ラッセルするだけでも大変です。 それに、降ったばかりの雪なので、ラッセルしたとしてもふわふわで踏んだら容赦なく沈んでいきます。 こんな時こそスノーシューの出番か。まだ持ってすらないけど・・・ そしてラッセルは時間と体力とメンタルを消耗しますね。 一番深いところは、積雪が胸あたりまであって、5分くらい格闘しても5mも進んでない😂 予定が大幅に遅れるのは確実ですし、そもそもこのペースで稜線に辿り着けるかが心配になり、諦めようかまで考えちゃいました。 でもだんだん深いところと浅いところの見分けが付けるようになり、なるべく深いところを避けて通れるようになってきます。 何事も経験が大事ですね。 途中リボンを見失ってコースから外れながらも、なんとか稜線の針ノ木小屋にたどり着きました。 コースタイム4時間のところを6時間かけてです。 当初のプランは大幅に変更せざるを得なくなりましたが、今日は稜線に着いただけで大満足。 帰りの時間を考慮して、蓮華岳まで行ってくることにしました。 針ノ木岳方面は次回の縦走のために、敢えてノータッチ。 針ノ木小屋から20分程登ると、稜線上の雪がカチカチに凍っていて沈まないので、非常に歩きやすかったです。 蓮華岳に着いても南方に稜線が伸びていて、山はどこまでも繋がっているんだなと改めて実感しました。 針ノ木小屋に戻ってきたら、二人組の若者に会いました。 テントと撮影機材を担いで「今日は山頂に泊まって撮影する」と言っていました。 泊まる場所を自由に選べるので、冬場のテント泊は良いですね。

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