活動データ
タイム
12:40
距離
14.1km
のぼり
1345m
くだり
1350m
活動詳細
すべて見る初めの内は兎に角鬱蒼としていて、蛭が何処からか現れるのではとビクビクしながら進んだ。 まぁ尤も今回は、登山用のタイツにポールまで備えており、装備は万全だったので割と速いペースで進めた気がする。 そして山の中腹辺りで徐々に視界が開けて来た。 丁度満月の日であり、月の入りがこの日だと未だ2時付近と早めだったので金曜にしたかったのだが、此の日になってしまったので満月の写真をとるべく急いで山頂へ向かった。 だが、月の光の綺麗さは想像以上であった。 途中まではヘッドライトが必要なぐらい暗かったが、度々月光だけで足元が見えるくらいに開けて明るい場所があった。 中でも、花立山荘から撮った富士山の麓に広がる雲海が月の光に照らされ、更に机にも反射しているその光景があまりにも美しく魅入ってしまった。 とは言ってもちょくちょく道に糞が落ちており、サイズが小さいので恐らく鹿とかだったとは思うが、一部黒々として比較的大きいものもあり熊ではないかと内心怯えていた。 熊の糞は大きく蜷局を巻いていると耳にした事があり、更に糞があると言う事は近くに潜んでいる可能性も高く非常に危険と思われて、糞を見掛ける度にペースを上げて突き進んだ。 結局道中では鹿に遭遇したくらいで済んだが。 そして山頂。 花立山荘でも「ナイトハイクですか?」と尋ねられたりはしたが夜遅く、更にこのご時世なのであまり話しかけずにいたが、ましてや深夜を回った時間に山荘に立ち入っては迷惑なのではと思い、暫くは其処ら辺に座って、シングルバーナーで火を起こして暖を取っていた。徐々に汗で冷えて寒くなったが、凡そ30分体温を逃さない様に蹲っては火を起こして熱風をシャツで覆って受け止め、身体を暖めた。尚、偶にシャツに火が付きそうで焦った。 だが後ほど山荘の人に尋ねた所、何か注文すれば山荘の入り口の辺りのスペースの椅子にはいて良かったらしい。誰か起きていれば対応してくれていたらしい。 無駄に我慢をしてしまった。幸い風邪をひかずに済んだが。 其れから徐々に周囲が明るくなり、山荘の人も写真を撮りに出て来た。 この日は麓で見た際は少し雲が掛かっていて不安だったのだが、却って雲海になって絶景であった。 そして沢山写真を撮っていたが、徐々に蜜蜂が増えてきた。蜜蜂はスズメバチと違って一度しか毒針を使えないと耳にするし滅多に襲われることはないとは思ったけれどもやはり怖く少し動き辛かった。 それからは山荘で朝6時ぐらいにカップヌードルを頂いた後に、夜通し座って冷えた事もあって体力的な限界から大倉へ戻る事にした。 その道中は夏の厚さが徐々に蘇ってきており、麓に着く頃には汗が凄かった。更に何故か蠅にも付きまとわれて厄介だった。 サングラスをしていると目が度々痒くなるので何なのだろうと思っていたが、どうやら蠅が入ってきているらしく、最後の方は蠅に向けてアルコールスプレーを撒きながら急ぎ足で駆け降りて何とか下山した。
活動の装備
- モンベル(mont-bell)トレールウォーターパック 3.0L
- モンベル(mont-bell)トレールウォーターパック サーモカバー 2.0L
- プリムス(PRIMUS)153ウルトラバーナー
- その他(Other)Cocoda ヘッドライト 充電式 USB LED
- プリムス(PRIMUS)IP-110
- その他(Other)熊鈴
- モンベル(mont-bell)サハラキャップ
- モンベル(mont-bell)アルパインポール
- モンベル(mont-bell)WIC.サポーテック トレッキングソックス
- モンベル(mont-bell)ツオロミーブーツMen's
- モンベル(mont-bell)ハットクリップ
- モンベル(mont-bell)アームカバー
- モンベル(mont-bell)キーカラビナ ホイッスルナスカン 5
- モンベル(mont-bell)ライトトレッキングパンツ Men's
- モンベル(mont-bell)PLトレッキンググラス
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