平家岳(続ぎふ百山127座目)長~い鉄塔巡視路を行く・井岸山・美濃平家岳

2021.05.30(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 41
休憩時間
1 時間 59
距離
17.3 km
のぼり / くだり
1853 / 1851 m
2
7
6
1 29
41
1 30

活動詳細

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平家岳は福井県大野市に位置する。 岐阜県と福井県の県境稜線から300mしか離れていないため続ぎふ百山に指定されている。 登山口は岐阜県関市(旧板取村)の川浦渓谷の新深山トンネルの先と 福井県大野市の九頭竜湖の面谷からの2ヶ所ある。 福井県側の方がコースタイムも標高差も少なく楽に行けるが 岐阜県民の私としては岐阜県側から行くことにした。 新深山トンネルを出ると小さな駐車スペースがあり、ここからスタートする。 登山道はJーPower(電源開発)の送電鉄塔の巡視路になっている。 いきなりロープがある急登だ! やがて道は九十九折になるが急登なので汗が出る。 樹林帯をあえいで登ると最初の49番鉄塔が現れくぐって行く。 48番鉄塔の近くになると急登は終わり樹林は幅広く 伐採されており本巣、関の山々が見渡せれるようになる。 48番鉄塔を過ぎると再び樹林帯の登りになるが道は整備されて快適に行ける。 鉄塔の最上部には番号看板が付けられていて47、46、45と番号が下がっていく。 これは九頭竜川の長野発電所から1番で始まり関開閉所の127番まで続いて 送電電圧は275KV、1回線2導体という珍しい送電をしている。 さらに登り41番鉄塔の脇には三角点(点名、芝倉)がある。 ここから巡視路はゆっくとアップダウンを繰り返すようになり 北側の展望が開け、初めて平家岳の本峰が見ることができた。 スカイライン巡視路は展望が良くて素晴らしく花もあって癒される。 39番鉄塔を過ぎて下って登り返すと美濃平家岳の取り付き口だ。 そして、少し行くと県境稜線に出て奥美濃、奥越の山々が見渡せた。 ここから巡視路はしばらく県境稜線となるが37番鉄塔からは標高差200mを下る。 下り始めると対面の井岸山の途中に緑色の屋根の小屋が見えた。 登り返して先ほど見えた小屋の近くまできたら水溜まりの小さな沢があり 巡視路の下から水の流れる音がするではないか! 下を覗き込むとブルーシートで何かを包み込んでいる。 巡視路から下へ10mほど下りブルーシートのところに行くと鉄管から水が放出していた。 なんと水場が有ったのだ! 空になったペットボトルに汲んで飲むと冷たくて美味しい! 水場はないと思っていただけに嬉しかった。 水場から少し行くと小屋が現れる。 立派なログハウスの小屋はJ–Powerの作業者用の小屋で登山者は入れない。 井岸山を見上げながら、さらに進むと巡視路は県境稜線から外れ北に転じる。 すると前方から3人のパーティーが! これから美濃平家岳に行くとのことだ。 まさかスライドするとは思っていなかったので驚いた。 33番鉄塔を過ぎると、程なくして福井側からのルートにも合流する。 ここからはスイッチバックするように進路を南に取り井岸山に向かう。 すると2人とスライド、福井側からの登山者だ。 登山道を登り詰めると井岸山の頂上だ。 360度の大展望で目の前に平家岳がドーンと現れる。 これからは再び県境稜線となるが平家岳へは 100mほど進んだところから県境稜線から外れ福井県側に行く。 稜線から下り登り返したらなだらかになって平家岳の頂上だ。 眺望は素晴らしく良く、ほぼ360度の大展望だ。 西は金糞岳、尖った蕎麦粒山、能郷白山と屏風山、姥ヶ岳に銀杏峰、 北の方は荒島岳、経ヶ岳、赤兎、毘沙門岳に大日岳 東の方は鷲ヶ岳に御嶽山、 南の方は高賀山に蕪山、日永岳にドウの天井と明神岳など 奥美濃、奥越の山々が見えた。 そんな素晴らしい山なのか最初、我々含めて5人だった頂上には 続々と登山者がやってきて20人くらいの大賑わいとなった。 帰路は同じルートで戻ったが井岸山から 県境稜線の尾根を降ろうとしたが密度の濃い灌木の薮で諦めた。   巡視路に戻って県境稜線に立つ美濃平家岳に寄る事にした。 37番鉄塔からさらに進んで県境稜線から岐阜県側に少し行くと ピンクリボンがあり、ここから取り付く。 薮と聞いていたがたいしたことはなく薮ランクは1から2くらいだ。 程なく平な頂上に着くが木々と笹薮で展望はない。 たくさんの登山者に出会ったが岐阜県側からは我々2人で 他の30人くらいは福井県側からであった。 岐阜県側はロングで標高差も多いが景色が良く楽しいルートであった。 登山口にトイレ無し 登山口の手前500mに公衆トイレ有り

平家岳 新深山トンネル出口直ぐの駐車スペースに車を停めた
新深山トンネル出口直ぐの駐車スペースに車を停めた
平家岳 J-Powerの送電鉄塔巡視路を行く
J-Powerの送電鉄塔巡視路を行く
平家岳 いきなりロープが下がる急登だ
いきなりロープが下がる急登だ
平家岳 ピンクリボンが散在で道は明瞭だ
ピンクリボンが散在で道は明瞭だ
平家岳 49番鉄塔をくぐって
49番鉄塔をくぐって
平家岳 48番鉄塔に近くにくると斜面は緩やかになる
48番鉄塔に近くにくると斜面は緩やかになる
平家岳 48番鉄塔の周りは大きく伐採されていて景色がよくなる
48番鉄塔の周りは大きく伐採されていて景色がよくなる
平家岳 ヌタ場
ヌタ場
平家岳 根上がり
根上がり
平家岳 大きなヒノキ
大きなヒノキ
平家岳 42番鉄塔には
42番鉄塔には
平家岳 三角点がある
点名 芝倉
三角点がある 点名 芝倉
平家岳 ここからは細かいアップダウンで進む
ここからは細かいアップダウンで進む
平家岳 41番鉄塔にきて平家岳が見えた
41番鉄塔にきて平家岳が見えた
平家岳 スカイラインルートは気持ちがいい
スカイラインルートは気持ちがいい
平家岳 県境稜線に出ると
県境稜線に出ると
平家岳 奥美濃と奥美濃の山々が見える
奥美濃と奥美濃の山々が見える
平家岳 ここから200m下る
ここから200m下る
平家岳 井岸山の中腹に小屋が見える
井岸山の中腹に小屋が見える
平家岳 鞍部
鞍部
平家岳 小屋ので手前に水場がある
小屋ので手前に水場がある
平家岳 冷たくて美味しい
冷たくて美味しい
平家岳 ログハウスの小屋は登山者は使えない
ログハウスの小屋は登山者は使えない
平家岳 33番鉄塔を過ぎると
33番鉄塔を過ぎると
平家岳 福井県側からのルートと合流する
福井県側からのルートと合流する
平家岳 分岐点には鉄塔番号の他に平家岳の看板も付けられていた
分岐点には鉄塔番号の他に平家岳の看板も付けられていた
平家岳 登りきると井岸山に到着
ここから少し県境稜線を行く
登りきると井岸山に到着 ここから少し県境稜線を行く
平家岳 ここで県境稜線を外れ平家岳へ
ここで県境稜線を外れ平家岳へ
平家岳 一旦下って登り返す
一旦下って登り返す
平家岳 平家岳山頂
二等三角点
平家岳山頂 二等三角点
平家岳 日永岳、ドウの天井、大白木山
日永岳、ドウの天井、大白木山
平家岳 明神岳、左門岳
明神岳、左門岳
平家岳 杉倉、能郷白山、屛風山、姥ヶ岳
杉倉、能郷白山、屛風山、姥ヶ岳
平家岳 荒島岳
荒島岳
平家岳 福井県側の巡視路
福井県側の巡視路
平家岳 鷲ヶ岳
鷲ヶ岳
平家岳 小津権現に登っているEIZさんと、なふさんと無線交信
小津権現に登っているEIZさんと、なふさんと無線交信
平家岳 続々と登山者が増えてきた
続々と登山者が増えてきた
平家岳 帰りは井岸山から県境稜線で下ろうとしたが密度の濃い灌木で諦めた
帰りは井岸山から県境稜線で下ろうとしたが密度の濃い灌木で諦めた
平家岳 ここから美濃平家岳に取り付いた
ここから美濃平家岳に取り付いた
平家岳 そんなに薮は濃くない
そんなに薮は濃くない
平家岳 美濃平家岳頂上
笹薮と灌木で眺望な無し
美濃平家岳頂上 笹薮と灌木で眺望な無し
平家岳 県境稜線の滝波山方面
行ける気がしない・・
県境稜線の滝波山方面 行ける気がしない・・
平家岳 滝波山が直ぐ近く
向こうに御嶽山
滝波山が直ぐ近く 向こうに御嶽山
平家岳 ロングコースを帰る
ロングコースを帰る
平家岳 ルートで出会った花たち
ルートで出会った花たち

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