活動データ
タイム
09:41
距離
17.3km
のぼり
1853m
くだり
1851m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る平家岳は福井県大野市に位置する。 岐阜県と福井県の県境稜線から300mしか離れていないため続ぎふ百山に指定されている。 登山口は岐阜県関市(旧板取村)の川浦渓谷の新深山トンネルの先と 福井県大野市の九頭竜湖の面谷からの2ヶ所ある。 福井県側の方がコースタイムも標高差も少なく楽に行けるが 岐阜県民の私としては岐阜県側から行くことにした。 新深山トンネルを出ると小さな駐車スペースがあり、ここからスタートする。 登山道はJーPower(電源開発)の送電鉄塔の巡視路になっている。 いきなりロープがある急登だ! やがて道は九十九折になるが急登なので汗が出る。 樹林帯をあえいで登ると最初の49番鉄塔が現れくぐって行く。 48番鉄塔の近くになると急登は終わり樹林は幅広く 伐採されており本巣、関の山々が見渡せれるようになる。 48番鉄塔を過ぎると再び樹林帯の登りになるが道は整備されて快適に行ける。 鉄塔の最上部には番号看板が付けられていて47、46、45と番号が下がっていく。 これは九頭竜川の長野発電所から1番で始まり関開閉所の127番まで続いて 送電電圧は275KV、1回線2導体という珍しい送電をしている。 さらに登り41番鉄塔の脇には三角点(点名、芝倉)がある。 ここから巡視路はゆっくとアップダウンを繰り返すようになり 北側の展望が開け、初めて平家岳の本峰が見ることができた。 スカイライン巡視路は展望が良くて素晴らしく花もあって癒される。 39番鉄塔を過ぎて下って登り返すと美濃平家岳の取り付き口だ。 そして、少し行くと県境稜線に出て奥美濃、奥越の山々が見渡せた。 ここから巡視路はしばらく県境稜線となるが37番鉄塔からは標高差200mを下る。 下り始めると対面の井岸山の途中に緑色の屋根の小屋が見えた。 登り返して先ほど見えた小屋の近くまできたら水溜まりの小さな沢があり 巡視路の下から水の流れる音がするではないか! 下を覗き込むとブルーシートで何かを包み込んでいる。 巡視路から下へ10mほど下りブルーシートのところに行くと鉄管から水が放出していた。 なんと水場が有ったのだ! 空になったペットボトルに汲んで飲むと冷たくて美味しい! 水場はないと思っていただけに嬉しかった。 水場から少し行くと小屋が現れる。 立派なログハウスの小屋はJ–Powerの作業者用の小屋で登山者は入れない。 井岸山を見上げながら、さらに進むと巡視路は県境稜線から外れ北に転じる。 すると前方から3人のパーティーが! これから美濃平家岳に行くとのことだ。 まさかスライドするとは思っていなかったので驚いた。 33番鉄塔を過ぎると、程なくして福井側からのルートにも合流する。 ここからはスイッチバックするように進路を南に取り井岸山に向かう。 すると2人とスライド、福井側からの登山者だ。 登山道を登り詰めると井岸山の頂上だ。 360度の大展望で目の前に平家岳がドーンと現れる。 これからは再び県境稜線となるが平家岳へは 100mほど進んだところから県境稜線から外れ福井県側に行く。 稜線から下り登り返したらなだらかになって平家岳の頂上だ。 眺望は素晴らしく良く、ほぼ360度の大展望だ。 西は金糞岳、尖った蕎麦粒山、能郷白山と屏風山、姥ヶ岳に銀杏峰、 北の方は荒島岳、経ヶ岳、赤兎、毘沙門岳に大日岳 東の方は鷲ヶ岳に御嶽山、 南の方は高賀山に蕪山、日永岳にドウの天井と明神岳など 奥美濃、奥越の山々が見えた。 そんな素晴らしい山なのか最初、我々含めて5人だった頂上には 続々と登山者がやってきて20人くらいの大賑わいとなった。 帰路は同じルートで戻ったが井岸山から 県境稜線の尾根を降ろうとしたが密度の濃い灌木の薮で諦めた。 巡視路に戻って県境稜線に立つ美濃平家岳に寄る事にした。 37番鉄塔からさらに進んで県境稜線から岐阜県側に少し行くと ピンクリボンがあり、ここから取り付く。 薮と聞いていたがたいしたことはなく薮ランクは1から2くらいだ。 程なく平な頂上に着くが木々と笹薮で展望はない。 たくさんの登山者に出会ったが岐阜県側からは我々2人で 他の30人くらいは福井県側からであった。 岐阜県側はロングで標高差も多いが景色が良く楽しいルートであった。 登山口にトイレ無し 登山口の手前500mに公衆トイレ有り
メンバー
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