千葉の山一覧

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    清澄山(きよすみやま)、別名・妙見山(みょうけんやま)は、千葉県鴨川市に位置する標高377mの山である。山頂直下にある千光山清澄寺(せいちょうじ)は、地元鴨川の漁村で産まれた日蓮上人が出家得度して修行に励んだ場所であり、日蓮宗の大本山となっている。境内にある清澄の大スギは、国指定の天然記念物に指定されており、千年杉と呼ばれている。寺域には宝珠山・如意山・霊地山・金剛山などの小ピークが点在し、その最高峰が妙見山である。清澄寺本堂の南にある旭が森は、小笠原諸島や伊豆諸島、富士山などの高山を除く本州本土では最も早く日の出を見ることができる場所であり、特に初日の出は初詣と相まって大勢の参詣客で賑わう。

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    富山(とみさん)は、千葉県南房総市に位置する標高349mの山で、関東百名山にも選定されており、周辺は「県立富山自然公園」に指定されている。厳密には北峰(金毘羅峰)と南峰(観音峰)から成る双耳峰であり、北峰に349.3mの三等三角点が設置されており、金比羅神社が祀られている。北峰山頂は広場になっており、「十一州一覧台」と呼ばれる展望台も設置されている。登ってみれば、南峰はもちろん房総丘陵の山並や東京湾を一望できる。江戸後期の作家・曲亭馬琴の伝奇小説「南総里見八犬伝」の舞台となった山でもあり、山中には伏姫籠穴や里見八犬士終焉の地などの史跡が点在している。

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    富山・南峰,観音峰(とみさん・なんぽう,かんのんほう)は、千葉県南房総市に位置する標高342mの山である。北峰(金毘羅峰・349m)と合わせて双耳峰を成し、関東百名山に選定されている。北峰とのコルから階段を登ると、アンテナ塔が設置され観音堂が祀られた山頂に到着する。詳細は富山を参照。 
https://yamap.com/mountains/14397

  • 伊予ヶ岳

    標高:337 m

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    房総半島南部、南房総市にある岩峰。その鋭い姿から「房総のマッターホルン」「安房の妙義山」などの異名を持つ。三百名山や二百名山に選ばれるほどの著名な山ではないが、南房総の地元新聞社、房日新聞(ぼうにちしんぶん)が選定した“房州低名山(ぼうしゅうひくめいざん)”の一座である。コース途中にはロープ場やクサリ場などがあり、雨などで濡れているときはスリップに注意が必要だが、登山口の平群天(へぐりてん)神社から1時間ほどで最高点の北峰に立つことができる。JR内房線岩井駅から内陸側に7kmほどの場所にある伊予ヶ岳とのほぼ中間には曲亭馬琴『南総里見八犬伝』ゆかりの富山(とみさん・349m)があるため、伊予ヶ岳と富山の両山を一日で登る登山者も多い。

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    伊予ヶ岳(いよがたけ)は、千葉県南房総市にある山で、標高336.3m。房総丘陵の山の一つである。なだらかな山が多い房総の山の中では珍しい岩峰で、千葉県内で唯一山名に「岳」がつく山である。関東百名山に選ばれている。 伊予国の石鎚山に、山容が似ていることから、伊予ヶ岳の名前がついたといわれている。 麓の平群天神社より、40分程で登頂できる。

  • 鋸山

    標高:329 m

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    鋸山は、千葉県富津市と鋸南町の境にある標高329mの山で、伊予ヶ岳や鹿野山などとともに千葉県を代表する山のひとつ。良質石材の産地として江戸時代から盛んに採石が行われたことで露出した山肌の岩が鋸の歯のように見えることから、この名前で呼ばれるようになった。大展望の山頂部までロープウェイが運行され観光の山のイメージがあるが、照葉樹の緑濃い森やかつての石切場を整備した道など、歩いてこそ楽しめるポイントがある。また、山中には行基が開創した日本寺や風食洞窟に鎮座する千五百羅漢、高さ約30m・日本最大の大仏像などの史跡もこの山の魅力だ。アクセスもしやすく、登り下りともにJR内房線の駅(浜金谷駅、保田駅)となる。

  • 津森山

    標高:323 m

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    津森山(つもりやま)は、千葉県安房郡鋸南町と鴨川市の境に位置する標高323mの山である。北麓を加茂川が流れ、津森山の北斜面にあたる稜線と加茂川の間には、幾つもの複雑な支尾根が伸びている。南側にある人骨山(ひとぼねやま)とあわせて縦走されることが多く山頂からは関東百名山・富山を、山頂北西の展望台からは同じく関東百名山の鋸山を望むことができる。詳細は人骨山を参照。 https://yamap.com/mountains/1026

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    大福山(だいふくざん、だいふくやま)は、千葉県市原市石塚にある山である。 標高は292メートルで、市原市の最高峰である。山頂には日本武尊を祭った白鳥神社があり、また山頂の東側約200メートルのところには大福山展望台がある。大福山の南東側には紅葉の名所として観光地となっている梅ヶ瀬渓谷へと下る道がハイキングコースとして整備されており、紅葉シーズンには人々で賑わいを見せる。

  • 人骨山

    標高:283 m

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    人骨山(ひとぼねやま)は、千葉県安房郡鋸南町に位置する標高283mの山である。この恐ろしい山名の由来には諸説あり、かつてこの山に住んでいた鬼に捧げた生贄である山麓の村の娘たちの骨が埋まっているという説や、戦国時代の狼煙台として利用された「火灯し山」が由来となっているという説がある。西麓の大崩地区は「をくずれ水仙郷」として、嵯峨山・スイセンピーク南麓の「保田水仙郷」と並ぶ鋸南町の水仙名所として、例年1月の開花時期には多くの観光客が訪れる。四等三角点の設置された山頂からは、関東百名山に選定されている鋸山・伊予ヶ岳をはじめ、房総の山並が一望できる。

  • 三舟山

    標高:138 m

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    三舟山(みふねやま)は、千葉県富津市・君津市にある山である。標高138.7m。房総丘陵の山の一つである。 北側から西側にかけてに広がる小糸川流域の富津岬(富津平野・富津洲)および東京湾の眺望が優れた山である。 地層構造は小糸川以北の下総台地とほぼ同一である事から、何らかの事情でこの付近だけ異常な隆起を見せて山を形成したと考えられている。 戦国時代の永禄10年(1567年)に、山麓の三船台で里見氏と北条氏による三船山合戦が行われた。