阿武隈高地の山

  • 大滝根山

    標高 1192 m

    • 福島

    日本三百名山の大滝根山は福島県田村市と川内村との境にそびえる山で、標高1,192mは阿武隈山地の最高峰となっている。古くからの信仰の山で、大正時代までは女人禁制となっていた。石灰岩質の山だけに、カルスト地形の仙台平をはじめ、あぶくま洞や入水鍾乳洞などの鍾乳洞があるのもこの山の大きな特徴だ。主な登山道は西面の大越登山口と仙台平登山口からで、峰霊神社が置かれている山頂までは1時間半~2時間ほどの登りとなる。いずれのコースも急斜面やクサリ場があるので注意。山頂付近は航空自衛隊のレーダー施設である大滝根山分屯基地があるため、山頂の一等三角点へ行く場合は、事前に基地へ申請する必要がある。

  • 霊山

    標高 825 m

    阿武隈高地北部、福島県伊達市と相馬市にまたがる山で、登山家・岩崎元郎氏の「新日本百名山」のほか、「日本百景」にも選定されている名勝である。標高こそ1000mに満たないが、柱状節理の断崖が連なる姿は迫力があり、見ごたえ充分。もともと859(貞観元)年に開山され、東北の天台宗の拠点として「北の叡山」と称されるほど栄えたという。また、南北朝時代には霊山城が築かれ、激しい戦いの舞台でもあったとされる。遠目に見ると「どこを登るのか」と思わされるが、道はよく整備されていて、初心者や家族連れでも無理なく歩くことができる。登山は春から秋まで楽しめるが、おすすめは10月中旬からの紅葉のころ。

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