千枚岳・丸山・東岳(悪沢岳)・荒川中岳・前岳・小赤石岳・赤石岳
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳
(長野, 山梨)
2023.11.03(金)
日帰り
百名山ピークハントのため、悪沢岳と赤石岳へ行ってきました。
今年は笠ヶ岳、聖岳、光岳なんかで歩行距離約30km、累積標高差約3,000mを日帰りでこなしてきました。
悪沢岳と赤石岳をピークハントするにあたり、これまでとは比べ物にならない距離と標高差。ただ、調べていくと、コースの大半は林道…、林道歩きなら日帰りでイケるか??
そう思い、かなり安易ですが、決行に至りました。
結果から言うと、マジでキッツイ山行となりました。。同じ行程で日帰りは2度とやりたくない、と今は思います。。
ただキツかった分、ある意味、自分の限界も把握することができました。また何より、ピークハントできた時の喜びと達成感が大きかったです!!
普段、活動日記は書かない人間ですが、時間の経過とともに今回の山行を振り返りたくなる時がくる、そう思ったため書くことにしました。
自分目線での備忘録ですが以下、詳細です。
【アクセス】
沼平ゲート(静岡市葵区)
20〜30台?駐車可能。駐車無料。トイレ有。自動販売機なし。
新東名・新静岡ICから約2時間程。
(途中、道路工事により県道189号通行できません。県道27号を通行し迂回となります)
(新静岡IC降りて、すぐの場所にコンビニがあります。ここのコンビニを逃すと、登山口までコンビニはありません)
【計画】
沼平ゲート〜千枚大吊橋(17.3km)(林道)
千枚大吊橋〜千枚岳〜荒川三山〜赤石岳〜椹島登山口(25km)(登山道)
椹島登山口〜沼平ゲート(16.7km)(林道)
※全行程の約60%が林道歩き。
【登山道・感想】
千枚大吊橋まで、長い長い林道歩きです。
ひたすら川沿いを歩いていきます。ナイトハイクあるあるだと思いますが、山側から鹿らしき動物の動く音、落ち葉が踏まれる音が聞こえ、心理的になかなか落ち着けません。
真っ暗な中を長時間歩いてると目がおかしくなってきて、ガードレールや落石等、動くはずのないものが動いているように見えてきます笑
3時間程、林道を歩き、ようやく登山口である千枚大吊橋に到着。
千枚大吊橋を渡った後、急登が始まります。
急登が終わると、緩やかなアップダウンがしばらく続くといった感じ。
途中、小石下までの間、平らでひらけていて、どこへ進むのが正解なのか分からない場所が何度かありました。真っ暗なこともあり、1度ピンテを見つけても次のピンテを見つけられず、結果的に何度か道迷いました…。道というか、落ち葉が踏み固められてるかどうかの感覚も頼りにしながら歩いてました。
千枚小屋に到着、この時点で30km近く歩いており、いつも以上の筋疲労を感じてました。
既に明るくなっており、小屋からは富士山とご来光が見えました!カップラーメンを食べ体力回復!
登っていくと、森林限界を超え、ハイマツが出てきます。
千枚岳からの眺望は圧巻!富士山が近い!南アルプスの山々も見放題!
千枚岳からは、丸山→悪沢岳→荒川中岳→荒川前岳と緩やかなアップダウンを繰り返しながら進んでいきます。特段の難所はありません。東側を見ると、常に富士山が見えてました。
荒川前岳付近の分岐から400m程下り、荒川小屋へ。
ここからの登り返しが急登でキツかったです…。
小赤石岳の肩→小赤石岳→赤石岳と進みましたが、想定以上にアップダウンが多かったです。キツかった故に、赤石岳登頂時の達成感は半端じゃなかったです!
悪沢岳より、赤石岳のが積雪量多かったです。登山道中にもちらほら雪ありましたが、凍結しておらず、チェンスパ使う程の雪ではありませんでした。
小赤石岳と赤石岳の間の分岐から、6km程歩いて下山し椹島登山口へ。
途中、富士見平という小ピークまで登り返しが何度かあります。長いハシゴが何度か出現します。難所はありません。
樹林帯に入ると、下りの傾斜が大きくなります。
紅葉は、概ね1,700m以下の場所で見頃でした!今年は例年に比べ、紅葉前線の進みがゆっくりのようです。
紅葉の時期あるあるですが、落ち葉で落石や木の幹が見づらいので、注意しながら歩きました。
椹島登山口へ着く頃には、足が完全に棒になってました笑 そこからの林道歩き16kmはなかなか堪えました。。
【感謝】
悪沢岳山頂でお会いした皆様、写真を撮ってくださりありがとうございました!山小屋の重装備なのに軽快に歩いていて、ただただ尊敬です。。
沼沢ゲート付近でお会いした方、アクエリアスと飴をいただきありがとうございました!水分を切らしており、自販機もなかったため、あのアクエリアスで身体が生き返りました…
茶臼山と聖岳を勘違いして、誤った登山口情報を伝えてしまいました。。この場を借りてお詫び申し上げます😂