11:05
30.7 km
2421 m
奥秩父秋の味覚の旅
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 (東京, 埼玉, 山梨)
2023.09.30(土) 2 DAYS
夏山シーズン終わりにはまだ早いのだけれど、特段どこか行きたいというところもなかったところ、そうだ三条の湯で天然舞茸を(食べられたら)食べようと思い立ったという企画。とはいえお祭りからの林道を歩くだけだともったいないし(歩いたことないけど)ということで、サオラ登山口から丹波天平・サオラ峠を経由して飛龍山を登って三条の湯泊、翌日は雲取を登って鴨沢に下山という計画にした。 完全不眠で土曜未明に奥多摩に向かい鴨沢鴨沢下山ということを踏まえて鴨沢の村営駐車場にバイクを停めてから一旦青梅街道まで下り、お祭り林道入り口を過ぎてちょっと言ったところのサオラ登山口から登山開始。この辺の登山口はだいたいそうだけど、登山口近くが生活感ありすぎてちょっと申し訳なくなる。丹波天平までの道もかつての林業従事者の生活の跡とか廃屋とかあってちょっと怖いくらい。 ひたすらダラダラと登ってサオラ峠を経由して飛龍山へ。秋らしく栗やどんぐりがいっぱい。さらにはキノコ盛りだくさん。食欲の秋だなー。 前飛龍山の直前から痩岩尾根の急登になるのだけど、難易度は高くないなと思いつつ、尾根が結構切り立っているので落ちたら良くて大怪我という感じ。雨の日の特に下りは本当に気を付けたほうがいい結構な難所だと思う。 前飛龍から飛龍山は晴れていれば景色が良いのかもしれないけれど、この日は数m先も見えないガスで雨もパラついているので早々に三条の湯に向かう。北天のタルから三条の湯に向かう道は基本的には歩きやすいトラバース道なのだけれど、途中崩落しているところがあり、注意して巻こうとした最中にずるっと滑って手のひらをザクっと切ってしまった。まあ大した傷ではなかったのだけれど、いつも着けてた軍手をさぼっていたのを反省した。 三条の湯はまあ皆さんご存じのとおり。チェックインの際に夕食に舞茸が出るか聞いたところ「これから探しに行って見つかればあるいは」みたいな反応が最高。そのあとどっさり舞茸抱えて降りてきたのはマジてよかった。この舞茸は夕食で天ぷらになって出てきたので今回の目的は達成。食堂でダラダラしたかったのだけれど、前夜不眠のせいで眠すぎて19時就寝。広々とした大部屋でマジで快適。 翌朝早朝は雨。ケガした手が結構痛かったのもあってこの時点でさっさと下山することを決意。雨が止んだのを見計らって林道を下って下山。三条の湯から林道に向かう道であり得ないレベルの落石を食らう。走り抜けてギリギリ回避したからいいけど、あと少しずれていたら大怪我ものだった。三条ダルミに向かう道が上にあるので明らかに人為的落石だったので、本当に気を付けてほしい。林道終点間際でカモシカにも落石食らったけど。