14:34
16.5 km
2102 m
五竜岳・唐松岳(遠見尾根→八方尾根)
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 (長野, 富山)
2026年02月21日(土)〜22日(日) 2日間
厳冬期の五竜岳。 この時期の一般登山道(概ね夏道通り)としては白馬岳や鹿島槍ヶ岳より険しいらしいという話を聞き、自分にとっては今年挑戦したい山の一つでした。 天気予報もよく、心配事は気温が高すぎて雪が緩んでしまうのではないかということです。 雪がぐずついて撤退を決める動画を見たこともあったし、自身の経験でも別の山で緩んだ雪に苦しめられたことがあります。 今回も実際に西遠見山から先は雪で足が団子になってしまい、かなりの緊張を強いられました。 肝心の五竜山荘から五竜岳への道は雪の状態もよく、歩きにくくはありません。 トラバースや岩肌の露出、進路脇にはアイスバーンなどもありましたが、想像よりずっと快適です。 (下りは慎重にクライムダウンを選択しました。もし雪が緩んでいたら相当恐ろしいと思います。) 山頂まで順調に進むと、申し分のない景色が待っています。 北には白馬、北東には頸城山塊、さらに奥には魚沼あたりでしょうか。 東は志賀高原に四阿山、浅間山。少し南を向けば八ヶ岳に富士山、南アルプス。 そして南はすぐ隣の鹿島槍ヶ岳の向こうに槍穂が見えて、東方面に視界をずらすと水晶岳、赤牛岳、薬師岳、立山、別山、剱岳、毛勝三山あたりまではっきり見えます。 あまりに景色がよく、同じくソロで来ていた方々と一緒に山頂で日没を待つことにしました。(写真も撮っていただきました。ありがとうございました。) もし大人数のグループで行っていたら、こうしてじっくり話すこともなかっただろうし、これもソロの良さだと思います。 翌朝は唐松岳までの縦走を目指します。 牛首の手前でクライムダウン地点があるという話だし身構えていたのですが、先行する方に道を示していただいたこともあり、どうにか事故無く歩き通すことができました。 予約失敗やら忘れ物やら出発前はどうなることかと思いましたが、雪質・気象条件・景色・山頂と縦走路で出会った方々など、とても恵まれた2日間だったと思います。 本当にありがとうございました。 そして気付いたことがもう一つ。 ここ最近は歩いたことのない山や道をなるべく歩こうとしていて、それはそれで楽しいですが、ソロでここまでの満足感は久々です。 やはりソロならこういう山登りがしたいと思いました。 <メモ> ・早い段階で三連休の好天は予想されていたが、木曜まで判断を待っていたら白馬行きの夜行バスが埋まってしまった。 ・前日の夜に荷造りを終えたつもりでいたが、出発後に充電器とサングラスが無いことが判明した。幸い今回はスタート前に調達できたので助かった。 ・シュラフがオーバースペックだった代わりに激安品のクローズドセルマット(R値不明)を使用した。温度は問題なく、設営の手間は省けたと思う。 ・水分は雪に頼らないつもりで全3L程度を担ぎ上げることにした。さすがに西遠見山から五竜山荘までの間は重量による負担が大きかった。 ・単独行として臨んだものの、五竜岳山頂や唐松岳への縦走時に先行する方がいたのは心強かった。 ・急斜面にせよトラバースにせよ、これまでに小さな失敗を経験していてよかった。 ・前情報の通り、この時期の一般登山道としては白馬岳(大雪渓・栂池)や鹿島槍ヶ岳(赤岩尾根)より難易度は高く感じた。冬季バリエーションルートとされる爺ヶ岳東尾根より当然難しい。今回は雪の状態や気象条件に助けられた。 ・五竜岳より縦走路の方が難しく感じた。
