TATEYAMA LONG TRAIL 黒部五郎岳・三俣蓮華岳・双六岳
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳・鷲羽岳・三俣蓮華岳・湯俣
(富山, 岐阜)
2025.09.20(土)
4日間
立山ロングトレイルの折立から新穂高温泉へ。3泊4日の縦走。
初日、新幹線始発で富山へ。電鉄富山9時発の特急には少し時間があったので駅前で笹寿司を購入。電鉄富山立山行きに乗り、有峰口駅で下車。予約しておいたタクシーで折立へ。有峰口駅前から定期バスもあったけどバス代が4000円に跳ね上がり、4人ならタクシー代の方が安上がりでしかも早くて楽ちん。10時半には折立に到着。誰もいない折立。ここはツキノワグマの目撃も度々あるので笹寿司をそそくさと食べてスタートだ。この日は午後過ぎから雨予報だったので急ぎ足で太郎平に向かった。途中、急風で体が振られ、雲の中での霧雨に見舞われたけど大きく濡れる事なく太郎平小屋に到着。到着して5分程で大雨に。ギリギリセーフでした😅この雨は翌日朝方まで続き、出発を遅らせようかと悩んでいた時に一気に晴れ、他の登山者も外での記念写真に没頭です😆
2日目は黒部五郎岳を経て、黒部五郎小舎へ。この稜線歩きは何度歩いても気持ちいい。この日は雲が出たり晴れたりだっだけど、悪天候にはならず快適なトレイル歩きだった。深夜に外に出ると満天の星。その分、かなり冷え込んだので早々に小屋に戻った。
翌朝、起きて外に出ると一面の霜。水溜まりには薄い氷が張っていた。小屋番さんから木道が滑りやすいから気をつけてとのアドバイス。この日は晴天。小屋から1時間ほどで稜線へ。ヘリの姿は見えなかったけどヘリのフォバリングの音が長い間、聞こえていた。下山してから知ったけど北鎌での遭難捜索のヘリの音だったようだ。
朝9時には三俣山荘に到着。お目当ての槍ヶ岳が見える2階の食堂でランチ。ランチの価格はかなり上がっていたけど、美味しかったので大満足。ランチを済ませて外に出ると多くの登山者。人気のコースなのを実感。雲ノ平や裏銀座を向かう人や双六からのピストンの初心者もいたけど皆んな笑顔でそれぞれが楽しんでいるのがわかる。
三俣蓮華岳へ登って三俣の名の通り、富山、岐阜、長野の三県の石柱の中に立って三県にまたがっての記念写真。この日の山頂は360度の大パノラマ。立山剣岳から燕岳、大天井岳、常念岳、槍ヶ岳、奥穂高岳、ジャンダルム、中央アルプスまで望めた。その後、双六岳から双六小屋に下り、鏡平小屋へ。小屋がリフォームされて更に綺麗になっていた。夕飯も美味しく、食堂も21時まで開放。乾燥室も早くからストーブを入れてくれた。談話室には使い放題のお湯のボットが3台おいてあり、24時間使えた。
4日目。予定では早朝3時に小屋を出発して笠ヶ岳を経由して下山する予定だったが、先月にザレ場で膝の筋を痛めた箇所があったして大事をとってメンバーと一緒に下山。途中の上涸沢、下涸沢秩父沢もここ数年の豪雨で沢が大きくえぐられ深くえぐれて橋がかけられていた。
下山後は新穂高温泉の奥飛騨の湯で日帰り入浴と朴葉味噌定食で打ち上げして帰路。
当初の予定だった笠ヶ岳をバスしたため早めのバスに乗ろうとしたけどインバウンドの乗客で満席。2時間後のバスに乗り、松本発の特急にもタッチの差で乗れず、3時間ものロスをしてしまったよ😅