八ヶ岳の双頭竜、赤岳と阿弥陀岳。奥には権現岳。背後を飾る北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳。
権現岳と南アルプスの一番好きな構図もだいぶ岩肌が目立つように。
雄々しい哉、赤岳。
硫黄から…歩いた稜線と直登した雪渓を眺め…下山
(右端の阿弥陀は今回登っていません)
文三郎道は森林限界までしっかりした雪でアイゼン・ピッケルはザクザク刺さります☺️
中岳と阿弥陀岳。こっちも良いブルー。
赤岳天望荘は4/21から営業を始めてます。振り返って赤岳。
日ノ岳ルンゼの残雪は緩み気味。下りはクライムダウンの方が良いかも。
テントが二張だけ。朝から赤岳ブルー。
赤岳鉱泉に降りる樹林帯がヒジョーにめんどくさかった…。真ん中の膨らんでいる所以外を踏むとズボリーマンになります🙄

モデルコース

【周回】 赤岳・横岳・硫黄(美濃戸)

コース定数

標準タイム 09:30 で算出

きつい

38

  • 09:30
  • 15.1 km
  • 1576 m

八ヶ岳最高峰の赤岳と、それに連なる横岳、硫黄岳を縦走するコース。登山拠点は美濃戸口で、南沢と北沢をそれぞれ往復で使用し、周回するように歩く。美濃戸口へは茅野駅からバスでアクセスできるほか、そこから林道を入った先にある赤岳山荘エリアには大きな駐車場があるため、マイカーであればここまでアクセスできる。ここが実質の登山口となっており、南沢と北沢に分岐する。登山道の途中には、北沢であれば赤岳鉱泉、南沢であれば行者小屋などの中腹の山小屋を経由し、硫黄岳山荘や赤岳天望荘、赤岳頂上山荘など稜線の山小屋も充実している。日帰りも可能だが、それは比較的健脚者向きで、それよりもどこかの山小屋で1泊してゆっくりと歩くことをおすすめしたい。なお、稜線の岩稜帯(特に横岳周辺)は、高度感があり足場の狭い箇所が連続するため、慎重に歩こう。

コースマップ

タイム

09:30

距離

15.1km

のぼり

1576m

くだり

1576m

標高グラフ

チェックポイント

このコースで通過する山

このコースの登山口

  • 駐車場

    赤岳山荘 駐車場 Google Map

    約80台、1日1000円。赤岳山荘で料金を支払う。 ここよりも先の美濃戸山荘の駐車場は、山荘の宿泊者しか利用できないので注意。

    美濃戸登山口 Google Map

    美濃戸山荘の目の前にある登山口。南沢と北沢の分岐点でもある。 赤岳鉱泉や硫黄岳方面へは北沢、行者小屋や赤岳方面へは南沢から入ると近い。

このコースを通る活動日記

  • 75
    51

    11:45

    15.8 km

    1520 m

    赤岳・横岳•硫黄岳

    八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) (山梨, 長野)

    2024.04.20(土) 日帰り

    赤岳•横岳•硫黄岳周回ルート 赤岳山荘駐車場から出発。南沢ルートで行者小屋へ。そこから文三郎尾根ルートを向かう。 文三郎尾根は残雪期の急勾配。チェンスパからアイゼンに履き替え進む。それでも少し滑るシーンもあり、慎重に、確実に登る。登りつつ観る山々も迫力十分で登りごたえがすごい。 山頂と山頂山小屋の眺望も本当に素晴らしい。 山頂に別れを告げ、稜線歩き。 山頂山小屋までは優雅な稜線歩きが続く。そこから、石尊峰に向かい、岩肌をよじ登る。 ハイライトは、石尊峰の頂上手前にそびえる、垂直にも感じる雪の壁。一歩一歩、小刻みにアイゼンを突き刺すように歩く。2回ほど滑るシーンがあり、ヒヤッとしたがすぐ止まる。見た目ほどの難易度はなく、慎重に進めば特に問題はなかった。 石尊峰を越え、特に危険箇所もなくチェンスパに履き替え横岳•硫黄岳を進む。横岳を越えると岩々の感じから、丸みを帯びた山容、爆裂火口と見どころ十分。 かなり疲れたが、貴重な山業でした。

  • 33
    96

    14:15

    21.0 km

    1771 m

    【危険⚠️】残雪期 赤・横・硫黄周回

    八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) (山梨, 長野)

    2024.04.07(日) 日帰り

    自分への戒めと皆様への警鐘としてこの日記を公開します。 事前のリサーチ不足で危険な登山となってしましました。 幸い無傷で無事に帰ることができました。 赤岳~横岳は雪が腐って大変危険なトラバースが続出でした。 剣岳のカニの横這い状態で10mぐらい進むトラバースが何か所かありました。 残雪期にこのルートを選ばれる方は気を付けてください。 あと、長文です。ご覚悟を! 【計画】 美濃戸→南沢経由→行者小屋→文三郎尾根→赤岳→横岳・硫黄岳→赤岳鉱泉→北沢経由→美濃戸 前の赤岳日記でも書いたように、今雪シーズンの集大成として企画しました。 このルートは昨夏シーズンに赤岳展望荘1泊で経験しており、 前日の4/6(土)に歩いてる方もいたのでトレースもあると断定し決行しました。 (今思えば4/6に行かれた方も危険といってました、、、) 【美濃戸口~北沢・南沢分岐】 5:00の時点で八ヶ岳山荘の駐車場がスッカスカでした。 1ヵ月前は2段目埋まるぐらいまで来てたのに、1段目の半分埋まるぐらいしか車がいません。 当時はこんな好天の土日なのにラッキーと思ってましたが、 残雪期が危険なのを自分が知らないだけでした。 赤岳山荘まで雪はありません。チェンスパもなしで歩きました。 赤岳山荘の駐車場も10台程度しか停まってません。 美濃戸山荘手前の坂から若干積雪がでてきます。 美濃戸山荘より同ルートの方が見えたので一緒に行動しました。 【北沢・南沢分岐~行者小屋】 チェンスパ装着でサクサク進みました。 今年3回目ですし、雪も減ってるので問題ないと思ったら、 一か所、川を渡るところでクレバスがあったので注意です。 【行者小屋~文三郎尾根~赤岳頂上】 行者小屋で12本アイゼンとピッケルへ換装 風がまったくなくて、気温も10℃ぐらいあって暑い、、、 途中に階段むき出し部分で、ツルツルに固まってアイゼンが刺さりにくい場所と 狭くて急坂なトラバースがあるので注意です。 山頂取り付きでもツルツルに固まってアイゼンが刺さらないとこが多々ありました。 危険なトラバースはトレースしっかりしてるので、 ピッケル刺すか岩につかまれば怖くありません。 山頂で地蔵尾根から登って来た方々から、地蔵尾根を下ってた方が滑落したと聞きました。 地蔵の頭付近のナイフリッジではなく、ツルツルに凍った急坂が10mぐらいあるそうで、 アイゼンが刺さらず落ちてしまったそうです。 先月自分が歩いた時のステップが崩れる激下りのあたりと思われます。 滑落された方の同行者さんが近くにいて、呼びかけに応答しているとも聞きました。 皆さん文三郎尾根から降りていきました。 ヘリが着て3度トライの後収容しているところも確認しました。 帰宅後ニュースを確認し、命に別状はなかったとのことで安心しました。 【赤岳頂上~地蔵の頭】 展望荘までの雪が前回より大きく減っており、大胆に降りれず時間がかかりました。 地蔵の頭までは狭い稜線歩きです。 【地蔵の頭~石尊峰】 今回の最難関部分でした。 落ちたら終わりのトラバース多発区域でした。 さらに午後になり雪が腐って踏み抜き多発で、 両手で岩につかまらないと渡れないような状況でした。 同行者さんが最初のトラバースで踏み抜いて落ちかけた時は肝を冷やしました。 岩を両手でへばりついて足でステップを踏み抜かないか確認し慎重に進みました。 そして、最難関50mの雪のトラバースがあります。 トレースはありますが、雪が腐っててどこで滑るかわかりません。 ちょうど向かいにも2人パーティがいましたが渡るか悩んでいるようでした。 私たちは少し上の岩場を張り付きながら渡りました。 誰も通ってるはずないので、浮石がないか両手両足で確認し時間をかけて渡りました。 渡った後に上から見てみると、上から通れる回避ルートのトレースがありました。 ※下の写真の赤線がトラバースルート、青線が私たちのルート、緑線が上からの回避ルート 赤岳側から行くとこんなルートは手前の岩で見えません。 向かいの2人パーティは緑線ルートを選んでいました。 事前に情報収集すれば確認できたかもしれません。 自ら危険なルートへ同行者さんも巻き込んでしまい反省しています。 【石尊峰~三叉峰~奥ノ院】 そこまで危険個所はなかったと思います・・・。 ピリピリしすぎてほとんど写真とってません。 三叉峰~奥ノ院ではしごが2ヵ所ありました。 【奥ノ院~硫黄岳】 奥ノ院の下りが狭いです。 鎖ありの岩場が、岩と氷と雪のミックスで要注意です。 厳冬期に埋まってつかみが見えないハシゴは普通に露出してます。 カニのヨコバイは雪がなく鎖もしっかりしてるので、逆に安全に思えるぐらいでした。 最後に危険なトラバースがありますが、上に岩場を登れば回避できます。 ナイフリッジなので危険っちゃ危険ですが。 硫黄岳山荘へのコマクサ畑の緩やかな稜線までたどり着けば、 もう(自分から見て)危険個所はありません。 硫黄岳山荘の植物園の先の稜線の木々が人に見えました。 幻覚みるぐらい疲労してました。 とおもったら硫黄岳山荘で4人パーティで酒盛りやっててビビりました・・・。 あと硫黄岳山荘付近が沼地になっててドロドロに汚れるので萎えます。 硫黄岳の登りはケルンを数えながら登りました。 雪はほとんどありません。 3度目で初めてみれた硫黄岳山頂からの全景を堪能し、下山開始です。 【硫黄岳~赤岳鉱泉】 赤岩の頭までの雪道はトレースに沿って端を歩きすぎなければ安全です。 八ヶ岳で数少ない雪崩地帯と聞きましたが、登山道で雪崩れるほど雪はありません。 赤岩の頭から赤岳鉱泉の下りスタートは分岐看板を目印にすれば見落としません。 樹林帯入るまでは少し急坂ですが、文三郎尾根や地蔵尾根を下れる人なら余裕です。 樹林帯以降は踏み抜き多発です。普通に太ももまで漬かりました。 【赤岳鉱泉~北沢~北沢・南沢分岐~美濃戸口】 赤岳鉱泉でペプシを注入。 生還の喜びを嚙み締めました・・・。 12本アイゼンとピッケルをしまい。 チェンスパなしでストックのみで前回と同様にクロカン風下山。 途中滑りますが、南沢のように階段もなく危険個所はないです。 ギリギリ堰堤広場ぐらいまで日が持ちました。 南沢メインの自分からすると、北沢は堰堤広場まで車が通れる砂利道だからホントずるい。 南沢も途中まで砂利道つくってくれええええ あとは美濃戸口まで砂利道をヘッデンで歩いてゴール 途中シカがいたり、岩が生物にみえたりしたけど 同行者さんと楽しく話しながら無事帰れました。 同行者さんは槍ヶ岳~西穂縦走を1泊2日でやられたり、早月尾根日帰りをやられた方で、 そんな方から今日の岩場を12本アイゼンの冬靴でいければ、 ジャンとかも余裕ですよと言葉を頂き、ちょっと自信がもてました。 無事に下山できたのは同行者さんの力添えもあったからです。 本当にありがとうございました。

  • 19
    36

    14:19

    20.7 km

    1768 m

    残雪期 赤岳・横岳・硫黄岳 周回

    八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) (山梨, 長野)

    2024.04.07(日) 日帰り

    天気が良く風もほとんど無くて見晴らし最高でしたが、めちゃくちゃ大変で疲労感ハンパなかったです! 文三郎尾根から赤岳はガチガチに凍ってる箇所もユルユル箇所も無くスムーズに登頂出来ました!! 下山している方から地蔵尾根下山中にアイスバーン箇所で滑落された方がいると言われ、山頂にいる時に救助ヘリが飛んでいました。 ケガをされたようで、快復をお祈りします。 地蔵の頭から横岳間は雪質がユルユル箇所が多く踏み抜き多発しました! 雪渓トラバースはこの暖かさで崩壊する可能性もあり、岩場へ迂回したりコースに悩みながら行きました! 美濃戸山荘から同じコースと言うことで下山まで一緒に行動してくださった方、大変助かりました! ありがとうございました!

  • 65
    116

    09:14

    20.3 km

    1757 m

    赤岳・硫黄岳周回

    八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) (山梨, 長野)

    2024.04.06(土) 日帰り

    膝も日に日に良くなっているので、久しぶりアイゼン、ピッケル使う山に行こうと思い、赤岳・硫黄岳周回してきました。 私が登った時間帯は文三郎尾根はガチガチな所もなく、ユルユルな所もなく、気持ち良く登れました。 地蔵から横岳はビビりながらの縦走でした。コースに悩みながら何とか突破。鎖が埋まってしまっているところはメチャ怖かった~。 今日、地蔵~硫黄岳間で出会った人は3組でした。 快晴ではなかったですが、快適登山でした。楽しかった。

  • 40
    189

    11:33

    20.5 km

    1761 m

    赤岳・横岳・硫黄岳をぐるりと一周

    八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) (山梨, 長野)

    2024.03.27(水) 日帰り

    雪壁のマムート階段をまた見たくて、今週も来てしまいました(^_^) 昨日天気が荒れていたので誰も入ってないかなぁと思いながら早めに出発しましたが、凄く早い時間(夜中?)にいらっしゃったみたいでトレースがあってありがたかったです 雪壁のマムート階段は現在でした☺ 先週より雪が増えて景色もルートもいつもと違う感じでした 文三郎尾根分岐の上の雪に埋もれた岩場をトラバースしてあがっていきました 前にいらっしゃった方が振り返って危ないのを教えて頂いて本当にありがたかったです😢 その方は阿弥陀の方に行かれるようで、本当に凄い 横岳から右側左側に行ったり来たりでトラバースする所はトレースないと思いましたが、すぐ後ろの男性の方がわかるとのことで心強かったです ただ、まさかのずいぶん先に入った方が硫黄まで行ってたみたいで完璧なトレースが残っていました✨ ただ右側はかなり踏み抜く所が多くあって場所によってはももまで踏み抜いていました 赤岩の頭を降りてすぐはかなり高い確率で踏み抜き何回かももまで、落とし穴に落ちた感じでした 赤岳鉱泉で宿泊されている素敵なご夫婦とのんびりお話して楽しい時間を過ごしました 天気も良くて楽しい八ヶ岳でした☺

  • 56
    69

    09:22

    20.5 km

    1766 m

    3週連続ヤツ突!リベンジ周回⛄️(赤→横→硫黄)

    八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) (山梨, 長野)

    2024.03.22(金) 日帰り

    しつこい奴はまた懲りずに来た! 2週連続のアイゼン受難で思った山行を達成出来ずにいたが、私の有言実行率を侮ってはいけない😙 とは言え今週末の天気は土曜ダメ日曜も怪しい 金曜日は…バッチリやーんで仕事は休んだ😇(サラッと言う)決戦は金曜日、3度目のヤツに突して来ました💪 雪もいつまであるか分からない、やりたい事はやりたい時にやってみせるさマインドで念願達成!🎉

  • 33
    63

    10:14

    20.1 km

    1745 m

    赤岳・横岳周回1DAY

    八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) (山梨, 長野)

    2024.03.16(土) 日帰り

    リハビリ登山3回目はまたまた八ヶ岳。2週連続で美濃戸口へ。 今回は赤岳〜横岳〜硫黄岳の周回。赤岳鉱泉か行者小屋での泊まりを入れた方が余裕が出そうですが、日帰りでもできそうなのでトライ。 しかし南沢から文三郎尾根へと登るうちに体力ゲージがみるみる低下し、横岳に登り返していくあたりはかなりフラフラでした。結局10時間もかかってしまったのでちょっと無理めの計画でした。 ただ、朝から吹き荒れていた暴風が昼頃から嘘のように収まり、横岳のあたりで快晴微風のベストコンディションになっていたので、時間がかかったのも結果オーライだったかもしれません。

  • 100
    96

    08:47

    20.3 km

    1757 m

    赤岳・地蔵ノ頭・石尊峰・横岳・台座ノ頭・硫黄岳 • 赤岩の頭

    八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) (山梨, 長野)

    2024.03.11(月) 日帰り

    ただ、ただ、感動。写真のみ。 備忘録(自分用) ◯行者小屋でヘルメット借りられると思って行ったら冬季休業、ちゃんと調べようよ。 ◯縦走している時に、容疑者Xの献身に出てくる福山みたいに自分はかっこいいと勘違いした。 ◯太陽の光を見ると早く登りたくてスピードを上げてしまう問題を解決したい。 ◯行者小屋で用意してる人はみんなカッコよくて場違いな所へ来てしまったと小さくなった。 ◯祝投稿50回、祝雪の赤岳、登山初めた頃、無理だと思った縦走ルートを雪山でクリア。 ◯ご褒美はハルピンチャーシューメン大盛。八ヶ岳山荘の八ヶ岳エスプレッソやはり美味しい。 ◯新雪をぼこぼこ降りるのは気持ちいい。時々、すぼって焦る。