活動データ
タイム
04:13
距離
7.6km
のぼり
504m
くだり
504m
活動詳細
すべて見る《アプローチ》 車=1時間12分(金沢-牛岳温泉スキー場) 《登山コース》 9:37高場-10:04あずまや-10:31二本杉-11:22牛嶽大明神-11:39/12:33牛岳(食事)-12:42牛嶽大明神-13:51高場 (グレートトラバース風に) その日、random walkerは富山県富山市の牛岳温泉スキー場にいた。クライミング仲間と牛岳に登るためである。当初は福井県若狭町の三十三間山に登る計画だったが、寒波の到来で北陸自動車道が通行止めになるかも知れないと考え(実際にはならなかった💦)、今年の十二支を名前に冠する牛岳に目的地を変更したのだ。 牛岳が位置するのは庄川と山田川(神通川上流)の間。砺波平野から眺めると、牛が座っている姿に似ているという。random walkerは山頂でメスティンを使い、パスタを作りたいと考えていた。果たして彼は極寒の冬山で美味しいパスタを食べることができるだろうか。 牛岳温泉スキー場は思いのほか大勢のスキー客で賑わっていた。リフトに乗り、冬の登山口となる高場(標高651m)へ。午前9時37分、ワカンを装着し歩き始める。気温0度。山頂方面へはしっかりとしたトレースがついている。これなら安心だ。 二本杉まではなだらかな道をたどる。雪もそこそこ締まっていて歩きやすい。医王山と標高は同じぐらいだが、雪質はいい。途中にあったあずまやは屋根の高さまで雪が積もっていた。次第に霧が深くなり、周囲は幻想的な雰囲気に包まれる。random walkerは青空の雪山もいいが、濃い霧に深く沈んだ冬山の佇まいも悪くないと思っていた。 二本杉から傾斜が急になり、スギやブナの樹林帯を尾根伝いに登る。11時22分、牛嶽大明神(同970m)に到着。『富山県の山』ではここが山頂となっていたが、random walkerたちは500mほど先の二等三角点がある本来の山頂へと向かう。 11時39分、牛岳山頂(同987m)に到着。気温-1度。霧の合間から青空がのぞいている。記念撮影の後、それぞれ食事の準備をする。random walkerが作るのはトマトクリームソースのスパゲティ。メスティンにオリーブオイルを滴らし、粗挽きガーリック、むきエビ、ベーコンを炒め、トマトジュースとコンソメを投入する。うっかり生クリームを忘れてきてしまったが、まあ山ではこんなこともある。random walkerはその出来栄えに満足そうな笑みを浮かべた。 お腹が膨れ、下山を開始する。ほとんど休むことなく、1時間余りで高場に帰還。リフトで下ると、スキー場には青空が広がっていた。八尾ゆめの森ゆうゆう館で入浴し、玉旭酒造で日本酒を購入する。random walkerが寅年の来年に目指すのは秋田県の虎毛山か、それとも滋賀県の虎子山か。前人未踏の挑戦は続く。
メンバー
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