活動データ
タイム
02:55
距離
2.9km
のぼり
263m
くだり
264m
活動詳細
すべて見る梅雨時のレポです。この時期、鈴鹿北部の谷道にはヤマビルがつきものです。もちろん多少は覚悟して、山に入ったのですが・・・ 御池林道の最高点・ミノガ峠は、犬上川水系と愛知川水系御池川を分ける峠です。この峠から南に向かう長大な尾根が一本あります。ちょうど御池岳と対峙するようにこの尾根を進んでいくと、滝谷山があります。その先には、サンヤリ、天狗堂と続きますが、今回は梅雨の小雨の中、滝谷山のみ、あっさりと周回コースで周りました。しかし、その後半、鉄塔巡視路がなかなかの難路でしかも例の難敵が・・・・ なお、今回歩いたコースは、西内氏の鈴鹿歩き本(地図で歩く鈴鹿の山)の滝谷山・大見晴の項を参考にしたコースです。ただ、鉄塔巡視路に入ってからの地図上のルートが、西内氏の原本と少し違っていました。本マップ内のものが、修正版です。 山行記録:日時-2006年6月17日、天候-くもりのち雨。11:55 ミノガ峠①に駐車後、12:05 林道分岐②、12:25 谷状の地形④、12:35 滝谷山・山頂⑥着、12:50 山頂発、12:55 鉄塔⑦、13:15 鉄塔⑧、13:30 谷底⑩、13:40 鉄塔⑪、13:50 谷底⑫、14:25 稜線⑬、14:30 ロボット雨量計⑭、14:35 鉄塔⑮、14:50 ミノガ峠・駐車地①着。 滝谷山はこのあたりでもマイナーな山の一つで、なかなか登る機会はありませんでした。そこで、空の怪しい梅雨の日、西内氏の新版(地図で歩く鈴鹿の山・ハイキング100選・68番)に載っていたこのコースを歩いてみました。2時間弱のコースタイムでしたので、気楽に入って行きました。滝谷山・山頂までは少し違うルートで、あっさりと登り着きました。しかし、地図の⑦~⑨では、現実は違っていました。西内氏・68番では⑦の鉄塔のあと、右側の鉄塔の足を通ってシャクナゲ群生の尾根を下ることになっているのですが、そのような鉄塔は見当たらず、結局それが左側の⑧番の鉄塔の誤りであることがわかりました。このあたりを調べるために行ったり来たりを繰り返しました。次の難所は、⑪への登りでした。梯子が今にも落下しそうに周囲が崩落し、しかも傾斜が急すぎて代替のルートも見当たりませんでした。しかたなく梯子を冷や冷やしながら登りました。そして、何といっても最大の難所は⑫周辺。ここはルートファインディングの難しさもかなりですが、落ち着いて地図を見ようものなら、這い上がってくるヤマビルに襲われます。。。ちょっと迷い込んだ、恐らく獣道に至っては、これまでの鈴鹿山行でも経験したことがない、うじゃうじゃ状態のヤマビルに遭遇しました。あまりのすごさに、シャッターを押す余裕すらありませんでした。この季節、二度と来たくない場所です。登り口が見つかってからは、あっという間に稜線に。ここまで上がると、ヤマビルは完全に消え去りました。やっぱり高いところがいいです。ミノガ峠に戻り、車の前で恐る恐る靴をはきかえました。うれしいことに、ソックスやズボンの内側には入られておらず、被害はありませんでした。奇跡的と言ってもいいかもしれません。でも、スパッツとソックスの間に、2匹、縮こまっていました。
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