活動データ
タイム
07:49
距離
6.4km
のぼり
1715m
くだり
371m
活動詳細
すべて見る日本第二位の山「北岳」へ行ってきました! 初心者の分際で「北岳~(北岳山荘)~間ノ岳~小太郎山」のプチ縦走を苦しんで(楽しんで)で来ましたが、下山時にハプニングが・・・。 【北岳】3193m ・日本百名山 ・新花の百名山 ・山梨百名山(No.34) ・山梨のグレーディング=5B(広河原~草すべり ) ・ルート=11.5km、CT=11時間42分 【駐車場】 ・市営芦安駐車場(無料・トイレ有) 天気予報はここ数週間パッとしない予報ばかり。 やっとこさ水曜日から晴れマークが点灯!これはいよいよ南アルプスの核心部である「白峰三山縦走」を実行する時が来たか!? しかし、相変わらず奈良田⇔広河原ルートは通行止め。帰りのタクシーで聞いた話では、道は既に通れる状態にあるも、上部の岩が崩れる危険性があり某市町村トップが許可しないらしいとのこと。以前は意図的に岩を落とし安全を確保したらしいが、それも行わないと嘆いていました。 まあ、ピストンでも良いか。と安易に考えて出発したが、当初計画の右俣ルートを見過ごし、気が付けば白根御池小屋の手前まで来ていた。初北岳の緊張と、途中から永遠と続くかと思わせる樹林帯の急登で頭が真っ白になっていたことは否めない事実でしょう。 結局、白根御池小屋で水の補給をしつつ、草すべりルートを進むことに。 この草すべりルート、初心者には優しいという謳い文句とは裏腹に、「石すべり」と言い換えられる程の急登。汗でびしょ濡れになりながら、途中で何度も休憩しやっとのことで小太郎山分岐へ到着した次第です。 ちなみに、白根御池小屋までのルートは段差の大きい場所も多くありましたが、要所に丸太ハシゴもあり、また、鳳凰三山ドンドコ沢ルートのような「根っ子地獄」も少なく、比較的歩き易いものの「急」であり、樹林帯特有の蒸し暑さで水分を異様に消費するのでご注意下さい(下山時も)。 小太郎山分岐からは直ぐに「肩の小屋」と思ってしましますが、ここからは結構岩稜地帯。登山道も細い所があるので「まだ着かないの~」と、泣きが入る所です。 でもご安心下さい。 肩の小屋から北岳山頂はもっとキツいです(笑)。場所によっては手を使う個所やクサリ場、偽ピークなど心を折れさせようと相手も必至です。そんな時は落ち着いて回りを見ましょう。お花畑がきっと心に安らぎを与えてくれますよ。水分補給も忘れずに。 ところで、小太郎山分岐から稜線に出るのですが、ここまでの間きっと汗でびしょ濡れのはずです。稜線からは風が冷たく強くなり、一気にこの汗を乾かします。汗冷えには注意! 日本第二位、非火山としては日本一の高山である北岳山頂の眺望は・・・、ガスでよく分かりませんでした。翌日は多少天気が良かったので、仙丈ケ岳は良く見えましたがその他は不明。北岳はどちらかと言うと、他の山から見るお山かもしれません。 北岳山荘へは北岳を越えて向かいます。このルートは少々ガレた場所もあり、また、急斜面のため転倒には更に注意が必要です。ひとつ大きなピークを越えガスが抜けると、間ノ岳へ向かう壮大な稜線共に、目指す赤い屋根の北岳山荘が見えてきます。 目の前に見える北岳山荘。でもなかなか近づかない「登山あるある」を楽しめますよ。 北岳山荘は二食付で8,700円。チェックインを済ますと、袋に登山靴を入れて指定された自分の場所へ持って行きます。落ち着いたら600円の缶ビールで一息。 夕食は18:00から。残念ながら曇って景色は楽しめませんでしたが、玄関とは反対側に休憩場がありますので、静かに暮れる山の風景を楽しみましょう。 この日、芦安のバス乗り場からご一緒したご夫妻と暫し楽しく談話。日本百名山制覇を目指し、明日は間ノ岳へ登頂すると言う。お二方とも結構なご健脚ぶりで、百名山制覇もそう遠くない未来だと感じました。 楽しいお話が出来ることも山小屋の醍醐味ですね。お相手して下さってありがとうございました<(_ _)>。 さて、肝心の山小屋内のテリトリーですが、繁忙期には大混雑で布団一組を3人で分け合う時もあるという北岳山荘。本日は平日ということもあり、有難いことに布団は一人に一式。部屋も満室では無かったので、食事も一回で済んだようです。 北岳に登る際、重要になるのが水の確保です。北岳山荘や白根御池小屋は無料で湧水を振舞ってくれるので安心ですが、その他の場所は天水なので注意が必要でしょう。翌日、水の有難さを改めて実感させられましたが、その話はもう一つの投稿で触れております。 初山小屋、とても楽しかった半面、北岳は本当にしんどかった・・・😫 2日目に続きます。良かったら見て下さい。
動画
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