世間は10連休な今年のゴールデンウィーク。 我が家は世間様と逆が基本ですが、10連勤はありえないので、4/30~5/2で3連休が出来てしまった。 しかし今年の我が家は晴れに恵まれない。4月下旬から雨天の休日が何と5連続で、今回の連休の3日目だけやっと晴れ予報が出た。(x_x;) 次を期待したって分かりゃしないし、山の空は回復してくれるかわからないけど、突っ込んでみるしかないですよね。。。 そんな煮え切らない気持ちの中、攻めてみたのは焼岳。 やっぱり北アルプスに行きたいし、手っ取り早く登れて眺めも良い山なので。。。 ******************** 前夜発。諏訪湖SAで車中泊。 4:20 諏訪湖SAを出て・・・ 5:45 焼岳登山口駐車場に着いた。 すでに数台停まっていて、もう出発済み。 皆さん早いですね~~。 小雨が降る中、のんびり準備開始。 6:23 歩き始め 登山口からいきなり積雪ですが、とりあえずはノーアイゼンでスタート。 昨日は降雪しただろうと期待してたのですが、残念ながら雨だったようですね。この時間からすでに雪がグズグズ、表面はまだ凍っているけど、帰りは踏み抜きで難儀しそうな嫌な感じです。 7:00 歩き難くなったのでアイゼン装着。 無雪期もそうですが、このコースは休憩に適した場所があまりない。 疲れないようにゆっくり歩いて・・・今回は広場の少し先、中の湯新道分岐まで休憩なし。 8:11 中の湯新道分岐で休憩。20分程度。 「なかなか天気回復しないなぁ?」って思ってたら雪が降り出した。 「なんだかなぁ~!」「天気全然ダメっぽいじゃん!!」ってオクサンと言い合うが、モチベーションはダダ下がりになったけど、ここまで来たのだからやっぱり頂上までは踏んでおきますか・・・。 雪の中、開き直って急斜面を登り始める。 積雪期の焼岳は、通常、夏道を使わない。 広場周辺から左手の尾根を登って南峰(標高2,455m)を目指します。無雪期に登るのは北峰(標高2,393m)で、南峰は立入禁止(脆いため)となってますので、南峰は積雪期限定の登りです。 雪の急斜面を越えて草付きに出てまもなく、「ケロケロケロ・・・」って鳴き声が聞こえてきた。「もうカエルが冬眠から目覚めたか?まだ周りは雪だらけなのに早いなあ・・・」って思ってたら目の前に雷鳥がいた(笑) 悪天候のせいで気持ちが違う山(低山)にワープしてしまってたんですかね。こんなところに(たとえ夏でも)カエルがいるはず無いのに(笑) 慌ててカメラを構えたら、人見知りな子だったようで、雪面の上に逃げてしまって・・・ガスのせいであまりいい写真が撮れず、残念。 9:50 焼岳・南峰(標高2,455m)到着。 眺めは何もない。ガッスガス。 基本「立入禁止」な場所なので頂上標柱もない。 昔の標柱の残骸があるらしいけど・・・って探しながら、細長い山頂地帯を行ったり来たり。最も高いと思われる場所で標柱と思しき木の残骸を見つけて、ザックを降ろした。 「1時間ぐらい待ってダメだったら帰ろうね」って話した矢先、ほぼ突然、雲が消えて眺めが出だした!!槍ヶ岳が見える!穂高の吊尾根も見える。奥穂高岳の山頂は終始雲で見えなかったけど、とりあえず良かった。来た甲斐があった。。。 テルモスで持ってきたお湯でカップラーメン作って温まって、再度、眺めを楽しんで・・・山頂にいたのは1時間くらい。 10:50 下り始め 11:30 広場。 広場は最後のビューポイント。 焼岳を眺めながら、休憩19分(11:49まで) 樹林帯の下りは、案の定、雪が緩んで途中何度も踏み抜きで転んでしまい、一度アイゼンのツァッケが膝裏に刺さりかけてしまった。危うく一大事になるところだった(帰宅後に傷を見たら結構なアザになっていた)。 12:48 駐車場着 駐車場で穂高連峰の眺めがお出迎え。 駐車場からの眺めが一番良かったか・・・(笑) ******************** 他のハイカーさん達と話しながら片付けして、駐車場を出たのが13時半頃。 いろいろ寄り道して、15時過ぎに松本ICから長野自動車道に乗ったけど、中央道の渋滞がすごかった。自宅に着いたのは21時半。 楽しかった山行の思い出が、速攻で最悪渋滞の思い出で上書きされてしまった。 5月連休すごすぎ。(x_x;)
前夜、諏訪湖サービスエリアからの夜景。
新中の湯ルート、登山口の駐車場。小雨の中、歩き始めです。
登山口から積雪。
雪質が悪くて歩きにくい。
樹林帯の登り。地道に辛い。
中の湯新道分岐から南峰を目指して、急な雪面を登る。写真では解りにくいですが、結構な雪が降ってます。
雪は止んだけど、ガッスガス。本当に天気回復するの??
写真では緩傾斜に見えますが、実際はかなりの急傾斜です。ピッケルに持ち替えるか微妙な傾斜。
時々、霧が晴れかけるけど、すぐまたガッスガス。
後続のパーティ。
雷鳥!!
雷鳥!!
もうじき山頂。振り返ると後続パーティも苦戦中?
山頂に着いたけど、風景なんにもナシ。
山頂標識の残骸を探してウロウロ。
北峰寄りの突端まで行ってみる。
北峰寄りの岩峰の上で
最高地点と思われる場所にザックを置いてすぐ、雲が晴れだした。立入禁止になる前の古い山頂標識の残骸?を持って記念撮影。
あっという間に、上々の眺めになった。
穂高連峰をアップ。奥穂高岳が見えないのが残念。
左奥は槍ヶ岳、右は穂高連峰、手前は焼岳・北峰。
槍ヶ岳をアップ。黒い部分が槍ヶ岳だけど、私のカメラではこれが限界ズーム。
山頂で、オクサン。
霞沢岳を背景に。そろそろ下りますか。。。
乗鞍を背景に。
久しぶりの青空が眩しい。
雪がもう少ないですね。本当はもっと早い時期・厳冬期に来たかったのですが・・・。
雪の急斜面をトラバースするオクサン。
雪の急斜面をトラバースするオクサン。遠くに乗鞍岳。
雪が緩んでグズグズの急斜面で苦戦中の登りハイカーさん達。
楽しそうに雪面を下るオクサン。
私。
上りの人たち。
霞沢岳を背景に、オクサン。
広場から焼岳を眺める。左が南峰、右が北峰。
南峰をアップ。雪面を登っているハイカー達が見えます。
広場で、焼岳を背景に。
登山口に着いた。
登山口で穂高連峰がお出迎え。
穂高連峰を背景に記念撮影。
松本電鉄の車両に「令和」の看板。改元記念の令和号ですか?
この活動日記で通ったコース
新中の湯登山口-焼岳 往復コース
- 04:54
- 6.4 km
- 865 m
- コース定数 19