長尾山・金時山

2024.04.20(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 2
休憩時間
1 時間 55
距離
5.2 km
のぼり / くだり
550 / 692 m
39
17
47
1 12
6

活動詳細

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以下、日記です。 ステップアップガールズ第4回目に参加して来ました。第1〜3回目より、一つステップアップして標高1000m、標高差500メートル級の金時山に挑戦です! 天気予報は曇りになっていましたが、朝は綺麗な青空が広がって、箱根湯本駅のバス待ち時間に空を見上げて、気分が上がります。 9時10分箱根湯本発のバスが激混みでした。 箱根のくねくね坂道を結構なスピードで走るバスの中、棒を掴んで踏ん張っていると、吊り革を掴んで揺られまくっているお姉様方と、自然に会話が弾みます。 お姉様方:「あら、金時山に行くの?私達も若い時は明神ヶ岳に登ったりしたものよー、今はもうダメ。え?引退したら、遊びまくりたい?ダメダメ。働いている時にこそ、遊ぶのよ!引退する頃には、身体がついて来なくなるじゃない。今働きながら、遊ぶのよー。」 カーブの度にブンブン振り回されること40分強、やっと乙女峠に到着。同乗していたインバウンドの旅行者の方々、知らない者同士が意気投合した様子です。国に来たら、連絡してねというような会話(英語なので推察)が耳に入って来ました。旅行先でなかなか珍妙な体験を共有した仲間って感じでしょうか。そこのツアリスト達、日本の観光地バスはみんなこんなだと思わないでー。 登り始める前に、横Gに耐えた腕が痛いです。脚じゃないから、まぁ良い…良くないです。自分で訪れる時は、混雑を避けて、もっと朝早く来るようにします。那須からいらしたガイドの千波さんは、人に酔ったと少しげんなりしたご様子です。 乙女峠バス停で降りると、目の前に大きな富士山がくっきり青空に映えてとても美しかったです。 20年くらい前に、静岡県富士市で眺めた大きな富士山が思い出されます。 本日のガイドさんは、千波さんと、ユッキーさんです。お2人とも、ものすごい安心感を与えてくださるガイドさんです。めっちゃ豪華です。 登り始める前に、ガイドさんから、少し説明があります。 今日は、第1〜3回目より一段階ステップアップし、標高差500mの山に挑戦すること。次回は更に標高差700m(+250m )の高水三山に登る予定であること。月2回以上の登山など、自己鍛錬が必要であること。最後に、憧れの立山に向けて、この講座に月一参加するだけでは難しいと念押しです。デジャヴ?耳タコ?お話により、プレッシャーを感じない生徒は皆無と思われます。 軽くストレッチをして、いざ出発です。 なにこれ、めっちゃ山だね、私の中の山道って、これだよ!というワクワク感で、乙女峠まではあっという間に到着しました。 そして富士山です。キレイなのですが、静岡で見た富士山🗻の実力はこんなものじゃなかったという考えがよぎり、少し物足りなさを感じてしまいます。写真バシバシ撮りながら、よく言うわと、心の中で自分自身にツッコミです。 今書いていて、猛烈に麓から見上げる富士山が恋しいです。登るのではなく、見上げたいです。久しぶりに富士宮行って、まかいの牧場のソフトクリーム🍦食べたいです。 休憩後、少し歩いて長尾山に到着しました。小さな公園程の大きさでしょうか。ここでお昼です。汗冷えを感じ、ソフトシェルをザックから引っ張り出すと、小さくて黒い何かの切れはしがついてます。 何これ?じっと見つめて3秒、海苔です。なぜ?コンビニおにぎりの袋がさけてます。 買った時は破けてなかったのに、何に引っ掛けたんでしょう? ふと隣を見ると、その方が持参されたランチパックがパンパンに膨らんでます!なるほど、そうか、気圧の関係で裂けたのね⁉︎ん?ほんとに?ま、いいかお腹空いてるし、食べよ。あれ?袋が裂けてるせいか、システマティックに海苔が巻けない⁉︎ …試行錯誤ののち、結局、手でフィルムを剥がして、いそいそと海苔を巻きました。 トイレはないのですが、背の高い草の間に、女性1人が、ギリギリ通れるくらいの獣道のようなものが目に入ります。同じツアー参加の方が、お花摘みにそこへ入って行ったので、金時山頂上トイレまで我慢できない時は、利用するのアリだと思います。サポートタイツを脱ぐ為にそこへ向かわれた女性もいるので、確認はしていないのですが、更衣室としても使える場所のようです。 ここで、本日の教室テーマの熱中症対策について再度講義です。とにかく、汗をかきすぎないよう、服装のレイヤリングを工夫すること。標高差100m毎に0.6℃温度が下がること。風が吹くと、更に体感温度が下がること。こまめに水分を取ること。塩分やミネラルの補給も大切です。目が日焼けすると、脳からメラニンを作るよう指令が出されることにより、シミが増えるので、サングラス🕶️もおすすめとのこと。新しい知識も、山で聞くとシチュエーションと共に記憶に残り易く、物覚えが悪くなっている50代には嬉しい限りです。 ここから、金時山頂上まで30分と道標には書いてありますが、YAMAPには、1時間と出ています。地図を見てもYAMAPが正しそうです。なんと、まだ今日の行程の三分の一くらいしか消化していません。YAMAP見るんじゃなかったと少し後悔しました。 そろそろ出発かと思って支度していると、10分程休憩の延長と伝言が来ました。?と思っていると、下山希望者の方に、ガイドのゆっきーさんが付き添われて行ったとのことでした。10分で戻って来られないでしょ、流石に。どうするのだろう?と思っていたら、ゆっきーさんを待たずに、添乗員さんがガイドさんを兼ねて、ツアー再開です。 ここから更に、うわぁ楽しい〜、きつい〜、とかなり交感神経が優位な状態が続きます。岩につかまりながらの急な登り下りを経て、大涌谷、ゴルフ場の鮮やかなグリーン、芦ノ湖、富士山など眺望絶景の金時山頂上に到着です。 道標が、まさかりの形でとってもユニークです。 20分の休憩は、ほぼトイレに並んで終わってしまいました。3個室あるうち、故障している個室があるため。実質2個室でした。時間がないため、売店を覗くのは次回のお楽しみに。缶バッジやお汁粉など、くまなくチェックしたいと思います。 金太郎の腹当てがお土産で売られているらしく、小学生の男の子2人が身につけていました。とても可愛らしく、疲れが癒されました。若さって、存在するだけで周りにエネルギーを与えてくれますね。普段はそんなこと意識しないのですけど。元気をもらって出発です。 道が狭く、ほんの何分か金太郎達と一緒に下りましたが、彼らは軽やかな足取りですぐに見えなくなりました。 下りも急な箇所があり、疲れた足がもつれないよう気を抜けません。街と違って、なにも考えずに歩くことが出来ないのですが、そのこと自体を気持ち良く感じます。 無事下山後、帰りのバスもブンブン揺られるのを覚悟して、箱根湯本行きバスの到着を待っていました。いざ、バスに乗り込もうとしたら、まさかの乗車拒否です。私の前の方までは乗車出来たのですが。理由は、混み過ぎて危ないから。次に来た強羅行きを見送ろうとしたら、運転手さんに「この後に来る箱根湯本行きも乗れません。強羅駅へ行って、電車で箱根湯本へ行かれた方が良いと思います。」との事です。 早く帰りたいのに、スイッチバックする登山電車でまさかの観光をして帰りました。バスに乗れなかったツアー仲間とおしゃべりしながら、瞼を閉じないようにするには、かなりの気合いが必要でした。 箱根湯本の駅のキオスクで、鈴廣のぷちという焼きかまぼこ(チーズ入りと、明太マヨと各1) を買って帰りました。お土産も、箱根のお月さまが(あんこバターのどら焼き)次回のお楽しみとなりました。駅のホーム外へ買いに行くガッツは残っていなかってので、、、 第5回目も楽しみ😊です!

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