八王子八峰(のうち五峰)縦走

2023.12.09(土) 日帰り

活動データ

タイム

08:11

距離

18.2km

のぼり

1518m

くだり

1430m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 11
休憩時間
1 時間 41
距離
18.2 km
のぼり / くだり
1518 / 1430 m
14
20
6
11
5
17
7
5
14
3
24
47
14
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9
6
9
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活動詳細

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八王子八峰縦走とは今熊山、狩寄山、市道山、醍醐丸、陣馬山、景信山、小仏城山、そして高尾山を踏破することを言うらしく、「JR武蔵五日市駅から京王線高尾山口駅まで歩いた」とは、この縦走コースを歩いたことを意図するようです。細かいことを言うと狩寄山と市道山は八王子市ではないのですが、まあいいでしょう(笑)。本年度最後の山歩きは、20℃にまで上がった気温と快晴のお天気に乗じ、この縦走コースの一部に挑戦してきました。 前半はハセツネ試走コースとかぶることから、武蔵五日市駅から公道を2.5キロほど歩き今熊山登山口へアプローチする方が多いようです。地元民の私はJR八王子駅7:11の武蔵五日市駅行きのバスに乗り約45分(600円)、今熊山登山口バス停で下車(このバス、始発は京王八王子駅ですが余裕で座れました)。約2.5キロ分のエネルギーと時間をセーブし8:00少し前に登山開始です。ゴールはこのバス停から陣場山を含めた五峰の踏破+陣場高原下バス停までの合計18km(コースタイム9時間)を歩き切ることで、八峰縦走ではありません。景信山を含めた六峰の踏破+小仏バス停に下る可能性も考えましたが、合計23km(コースタイム11時間30分)は、低山とは言え、丹沢主脈縦走に近い負荷であることを考慮し、今回は諦めました。ご参考までに武蔵五日市駅から高尾山口駅まで歩き切ると31km(コースタイム14時間30分)だそうです。 この今熊山から陣馬山への縦走コース、多くの皆さんにとっては、アクセスが悪く近寄り難いでしょうが、高尾陣馬縦走コースのような歩きやすさで、とても良かったです。二峰目・刈寄山までは武蔵五日市駅方面への眺望がありますし(お手洗いはここが最後で次は和田峠です)、三峰目・市道山までのアップダウンは北高尾山陵縦走コースに似た辛さがあるものの、進行方向右手に大岳山を中心に奥多摩の山々、進行方向左手には(陣馬と高尾の尾根の向こうに)蛭ヶ岳を中心に丹沢の山々を見ることできます。登山開始から4時間ほど歩いて到着した市道山の山頂が、極めて狭く、ベンチの1つすらないのがちょっと残念でしたが(ここでお昼休憩です)、足を進めるごとにザクザクと音を立てる落ち葉はまるで音楽のようでもあり、紅葉も微妙に残っていたりして、この地区の初冬の自然を満喫出来ました。市道山から醍醐丸方面へ進むと、今度は右手前方に三頭山から続く笹尾根が見えてきます。「あの尾根を使い奥多摩湖から高尾山口駅へ縦走する強者もいるらしいなあ(40キロを越す行程です)」とか、進行方向右手後方に位置を変え、私の山行を見守ってくれている感のある大岳山の特徴的な頂きに「信仰心が芽生えそう」と思い歩いているうちに、八王子市最高峰かつ四峰目・醍醐丸(867M)に到着。ここで関東ふれあいの道に合流するため、あとはもうなんの心配もいりません。和田峠を経由し、五峰目・陣馬山の山頂に到着したのが14:30少し前。休憩を入れても約6時間30分で五峰を踏破出来ました。 体力が余っていたので、景信山を経由し、小仏バス停に下山する行程も一瞬考えたのですが、お天気に恵まれた陣馬山からの眺望が素晴らしかったこともあり、今回は計画通り、ここから下山することに決めました。信玄茶屋(この活動日記の表紙)で初めて陣馬蕎麦(800円)を食べ、広い山頂を走り回ってる子供たちの楽しそうな声を聞きながら、芝生の上で30分ほど日光浴をし/汗を乾かしつつ、体力を回復。この日は気温が上がり、ポカポカの陽気でしたので、汗冷えはなく「西日が眩しいけれど富士山がきれい🗻」とか「夏至の頃に歩けば、小仏バス停までは行ける」とか「縦走は2人の方が楽しいかも」などと考えながら、下界の苦悩を払拭することが出来ました。 陣馬山山頂から陣馬高原下バス停までは、休憩なしでちょうど1時間。JR高尾駅行きのバスは毎時32分の出発です。私が下山に利用した陣馬新道コースは、傾斜がきついため、少し余裕を持って、乗車予定バスの1時間30分前に出発されることをお勧めします。山頂には結構な人数のハイカーたちがいたのに、陣馬高原下16:32出発🚌のJR高尾駅行きの乗客は10人弱だったので、陣馬山からの下山はJR藤野駅へ向かうコースを選ぶ方が多いのかも/便利なのかも/楽なのかもしれません。実際、ゆる山さんの動画を見ると、そのコースを選ばれています。和田峠に駐車場があったので、自家用車でアクセスしている人もいるのかもしれません。 高尾駅までは約40分(600円)。バスの中が暖かかったので、高尾駅でバスを降り「おお、さむ!」と思ったのでした。気温は10℃でした。夏の山歩きは暑さと汗対策が大変ですが、冬の山歩きは寒暖差対策が面倒ですね。散財しないように気をつけます。今回は初めてのコースで、和田峠まで茶屋も水場もないことを知っていたため、お水は2.5L持ち歩いていました。気温が上がった1日であったこともあり、ほぼ全て飲み切りました。 2023年はYAMAPデビューの年となりました。夏からですが、皆さんの山行記録を大いに参考にさせていただきました。ありがとうございました。来年は奥多摩ハイカーの残り2つ(鷹の巣山と雲取山)、そして八王子八峰と丹沢主脈の縦走に再挑戦し、さらには笹尾根縦走(の一部)にも挑みたいです(YAMAPの活動記録で、この日、三頭山避難小屋に泊まって高尾山口を目指している強者を発見)。「無理でした」という結果も含め、いつの日かご報告いたします。皆さん、どうぞ良いお年をお迎えください。Happy Holidays!!

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