紅葉と積雪の涸沢カール-2023-10-06

2023.10.06(金) 2 DAYS

活動データ

タイム

10:47

距離

31.3km

のぼり

1194m

くだり

1195m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 6
休憩時間
42
距離
15.5 km
のぼり / くだり
993 / 206 m
DAY 2
合計時間
4 時間 40
休憩時間
10
距離
15.7 km
のぼり / くだり
201 / 989 m

活動詳細

すべて見る

紅葉シーズンの涸沢は混雑するので、行きたい気持ちと避けたい気持ちで葛藤を繰り返していたが、都内で健康診断を受けた後、直帰すると言って東京駅からあずさにONした。 松本の宿で前泊して、朝いちの列車で新島々駅まで移動して、バスで上高地バスターミナルへ。 バスを降りると土砂降りで真冬の気温。 どうしようかと思いながらコーヒーを飲んでいたら、小雨になってきたのでレインコートを着て出発することにした。 歩き始めるとほどなくして雨が上がって青空が広がった。 今回、前穂高岳登山道から奥穂高岳を経て涸沢に至るルートを歩いてみたかったが、コース難易度がいまいちわからず、前日の降雪もあったため、横尾経由で涸沢に至るメインルートを選択した。 このルート、横尾まで平坦な道が3時間近く続くので退屈なんだけど仕方ない。 徳沢でカレーを食べ、横尾で給水して涸沢へ。 人気の山は水と食料に困らないので有り難い。 横尾から本谷橋までの1時間程度の区間も緩やかな登り坂でとても楽。 本谷橋を越えてから徐々に岩場が増えて、1時間半程度登山って感じの岩場を登っていくが、岩が階段状に重なっていて、段差も低いので楽。楽過ぎる。 登山道が少し混んでいたため、涸沢カール到着まで思ったより時間がかかってしまったが、体感的にはあっという間だった。前日の降雪により、カール手前の石段には薄っすらと雪が積もっており、紅葉した低い樹木も雪に覆われていた。 テントの受付を済ませて、岩場の間の狭いスペースにテントを設営した。 ビールを飲むつもりだったが、寒かったのでパスして、寝袋に潜り込んで本を読むことにした。 とにかく寒いので、夜中トイレに目が覚めないといいな、などと思いながら寝落ちした。 次に気がついたときは朝5時だった。 寒いので2度寝したかったが、眠ったら起きられなくなりそうだったので、気合で目を明けていたら外が明るくなってきた。 意を決して寝袋から這い出して、持ってきた服を全部着て外へ。 寒い。 天気は抜群に良くて、日の出とともにカール内がオレンジに染まっていくのが美しい。 四方を囲む山々の稜線もくっきり見える。 ご来光を拝んだ後、吸い込まれるように寝袋に潜り込みそうになったが、登山道が混雑する前に下山するには、すぐにでも発たなければならない。 寝袋に突っ込みかけた足を抜いて、撤収開始。 テントのポールがめちゃくちゃ冷たい。辛い。 のたのた撤収していたら時刻は6時半を回っていた。 登山道は下りる人の列ができ始めている。 何度も行列にスタックされながら、想定より30分以上遅れて横尾へ到着。 温泉に入って上高地のおしゃれなレストランで食事してから下山したかったが、人が多いのでどっちもパスして、松本行(新島々で電車乗り換え)のバスに乗った。 初夏から秋にかけての上高地は人が多すぎてしんどい。 14時に松本駅に到着したが、14時〜17時は多くの食事処が営業時間外となっている。 目ぼしいとんかつ専門店はすべて営業時間外だったので、民芸レストラン盛よしでロースカツをいただいた。 なんだか疲れちゃったので、長野経由で北埼玉に帰った。 いつの日か体力付けて出直そう。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。