活動データ
タイム
15:44
距離
29.1km
のぼり
2462m
くだり
2465m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る乗鞍岳剣ケ峰に初めて登りました。 過去にランニングに精を出していた頃、乗鞍天空マラソンというエコーラインを駆け上がるランニング大会(鈴蘭の観光センター前からエコーライン肩の小屋口バス停折返しで三本滝レストハウスにフィニッシュ)に参加したことがありましたが、山頂剣ケ峰は未踏でありました。 乗鞍岳登山を計画するに当たり①登山バスを使うのか歩いて登るのか、歩くとすれば②乗鞍高原からとするか③平湯温泉からとするか検討した結果、平湯温泉から歩いて登ること決定しました。 これに決めた要因は、単純標高差1700m、累積標高2200m超というガッツリ本格登山を楽しめること、北アほか中部山岳と乗鞍岳火山群の雄大な眺望が期待できる稜線歩き、関西の自宅からは最もアプローチがしやすい登山口が平湯であることでした。 駐車場で仮眠して朝5時半に目覚めると外はあいにくの雨模様。スタートからルートの半分くらいまでレイン着用の登山となりましたが、硫黄岳あたりで雲が切れて(あるいは雲の上に出て?)前方に乗鞍岳の峰々が姿を見せたときには思わずおぉ~と声が出ました。シンドい登山道やったけど我慢して歩いてきて良かったと思った瞬間でした。 下山日はご来光は雲に隠れて拝めませんでしたが、それでもよく晴れて、下山の道々で素晴らしい眺望が楽しめました。特に槍ヶ岳、穂高岳、焼岳、笠ヶ岳など目の前に大きく広がる雄大な眺めを楽しみながらな下山となりました。 このルートの難点を挙げるとすれば、登山口までの序盤のスキー場歩きが結構な距離があってそこそこキツい登りであること、時間のかかるルートの割に休憩適地が権現社くらいしかないことでしょうか。 自分の脚でしっかりと歩きたい、静かな山歩きを楽しみたいという方には向いているルートなのではないかと思います。 今回のルート 平湯温泉の平湯温泉スキー場をスタートして平湯乗鞍登山道で乗鞍権現社、硫黄岳を経由してスカイラインに合流、大黒岳、富士見岳、剣ケ峰に登頂、肩の小屋に一泊。翌日は同ルートを平湯温泉まで下山。 ①平湯温泉スキー場~平湯乗鞍登山道登山口 出だしのスキー場歩きが距離長く傾斜もそこそこキツく何気にしんどい。濡れた草深く足元すぐにたっぷり濡れた。 ②平湯乗鞍登山道登山口~乗鞍権現社 登山道に入ると尾根上を上げていく。1921m独標点からいったん下げる。終盤にロープのある急登があり、しばらくキツい坂が断続的に現れる。最後の乗鞍権現社までは大きな岩がゴロゴロしたトラバース。草付きの箇所もあり歩きにくかった。この②の区間が山行中、最もきつかった。 ③乗鞍権現社~硫黄岳~スカイライン出合 権現社からは岩がゴロゴロしてジメジメした涸れ沢をいったん下る。その後は稜線歩きとなる。踏面は狭く両側からハイマツやシャクナゲなどの灌木が迫って歩きにくい箇所が多い。大きな動物の糞を見かけた(クマかな?) ④大黒岳・富士見岳 ハイキングルートとして整備されています ⑤肩の小屋~剣ヶ峰 大小の岩や砂礫の歩きやすい登山道 今回平湯乗鞍登山道を歩くにあたり事前に参考とした情報 日本アルプス登山ルートガイド https://www.japanesealps.net/north/norikuradake/hirayu/ ヤマレコ/平湯乗鞍登山道 https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=41437 ヤマップ https://yamap.com/activities/4573457 乗鞍岳肩の小屋 素泊まり利用7000円 4人相部屋でした 乾燥室あり 飲み水はペットボトル販売200円 手洗いトイレの水は使用不可となっており、寸胴鍋にためた水を柄杓ですくって使用するようになっていました 自炊スペースはありません。僕は夜は外ベンチで、朝は売店(峰)営業終了後の通路部分に机とベンチを置いてくれていて、これを使わせてもらいました。
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