乗鞍岳(平湯乗鞍登山道/肩の小屋泊)

2023.09.23(土) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 50
休憩時間
3 時間
距離
15.8 km
のぼり / くだり
2119 / 654 m
1 23
3 42
44
14
3
10
22
1
1
21
DAY 2
合計時間
4 時間 54
休憩時間
15
距離
13.2 km
のぼり / くだり
342 / 1810 m
15
26
2 23
47

活動詳細

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乗鞍岳剣ケ峰に初めて登りました。 過去にランニングに精を出していた頃、乗鞍天空マラソンというエコーラインを駆け上がるランニング大会(鈴蘭の観光センター前からエコーライン肩の小屋口バス停折返しで三本滝レストハウスにフィニッシュ)に参加したことがありましたが、山頂剣ケ峰は未踏でありました。 乗鞍岳登山を計画するに当たり①登山バスを使うのか歩いて登るのか、歩くとすれば②乗鞍高原からとするか③平湯温泉からとするか検討した結果、平湯温泉から歩いて登ること決定しました。 これに決めた要因は、単純標高差1700m、累積標高2200m超というガッツリ本格登山を楽しめること、北アほか中部山岳と乗鞍岳火山群の雄大な眺望が期待できる稜線歩き、関西の自宅からは最もアプローチがしやすい登山口が平湯であることでした。 駐車場で仮眠して朝5時半に目覚めると外はあいにくの雨模様。スタートからルートの半分くらいまでレイン着用の登山となりましたが、硫黄岳あたりで雲が切れて(あるいは雲の上に出て?)前方に乗鞍岳の峰々が姿を見せたときには思わずおぉ~と声が出ました。シンドい登山道やったけど我慢して歩いてきて良かったと思った瞬間でした。 下山日はご来光は雲に隠れて拝めませんでしたが、それでもよく晴れて、下山の道々で素晴らしい眺望が楽しめました。特に槍ヶ岳、穂高岳、焼岳、笠ヶ岳など目の前に大きく広がる雄大な眺めを楽しみながらな下山となりました。 このルートの難点を挙げるとすれば、登山口までの序盤のスキー場歩きが結構な距離があってそこそこキツい登りであること、時間のかかるルートの割に休憩適地が権現社くらいしかないことでしょうか。 自分の脚でしっかりと歩きたい、静かな山歩きを楽しみたいという方には向いているルートなのではないかと思います。 今回のルート 平湯温泉の平湯温泉スキー場をスタートして平湯乗鞍登山道で乗鞍権現社、硫黄岳を経由してスカイラインに合流、大黒岳、富士見岳、剣ケ峰に登頂、肩の小屋に一泊。翌日は同ルートを平湯温泉まで下山。 ①平湯温泉スキー場~平湯乗鞍登山道登山口 出だしのスキー場歩きが距離長く傾斜もそこそこキツく何気にしんどい。濡れた草深く足元すぐにたっぷり濡れた。 ②平湯乗鞍登山道登山口~乗鞍権現社 登山道に入ると尾根上を上げていく。1921m独標点からいったん下げる。終盤にロープのある急登があり、しばらくキツい坂が断続的に現れる。最後の乗鞍権現社までは大きな岩がゴロゴロしたトラバース。草付きの箇所もあり歩きにくかった。この②の区間が山行中、最もきつかった。 ③乗鞍権現社~硫黄岳~スカイライン出合 権現社からは岩がゴロゴロしてジメジメした涸れ沢をいったん下る。その後は稜線歩きとなる。踏面は狭く両側からハイマツやシャクナゲなどの灌木が迫って歩きにくい箇所が多い。大きな動物の糞を見かけた(クマかな?) ④大黒岳・富士見岳 ハイキングルートとして整備されています ⑤肩の小屋~剣ヶ峰 大小の岩や砂礫の歩きやすい登山道 今回平湯乗鞍登山道を歩くにあたり事前に参考とした情報 日本アルプス登山ルートガイド https://www.japanesealps.net/north/norikuradake/hirayu/ ヤマレコ/平湯乗鞍登山道 https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=41437 ヤマップ https://yamap.com/activities/4573457 乗鞍岳肩の小屋 素泊まり利用7000円 4人相部屋でした 乾燥室あり 飲み水はペットボトル販売200円 手洗いトイレの水は使用不可となっており、寸胴鍋にためた水を柄杓ですくって使用するようになっていました 自炊スペースはありません。僕は夜は外ベンチで、朝は売店(峰)営業終了後の通路部分に机とベンチを置いてくれていて、これを使わせてもらいました。

槍ヶ岳・穂高岳・上高地 平湯ICゲート横の駐車場
あいにくの雨のなかのスタート
平湯ICゲート横の駐車場 あいにくの雨のなかのスタート
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 平湯温泉スキー場
ゲレンデを登っていく
平湯温泉スキー場 ゲレンデを登っていく
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 スタートして約80分
ようやく登山口に到着
スタートして約80分 ようやく登山口に到着
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 樹林帯の尾根歩きが続く
終盤に現れる急登
このあとも断続的にしばらく急坂
樹林帯の尾根歩きが続く 終盤に現れる急登 このあとも断続的にしばらく急坂
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 登山口から2時間、スタートしてから3時間20分ほど
乗鞍権現社に到着
ここまでの区間が今回の山行中もっともしんどかった
登山口から2時間、スタートしてから3時間20分ほど 乗鞍権現社に到着 ここまでの区間が今回の山行中もっともしんどかった
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 乗鞍権現社で雨が上がりました
乗鞍権現社で雨が上がりました
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 疲れたので権現前の小広場て大休止
早めのランチにしました
疲れたので権現前の小広場て大休止 早めのランチにしました
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 硫黄岳への稜線歩きとなったところでまた雨
硫黄岳への稜線歩きとなったところでまた雨
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 硫黄岳直下のトラバース道まで来たところで雲が晴れて前方に乗鞍岳の峰々が姿を見せてくれました
硫黄岳直下のトラバース道まで来たところで雲が晴れて前方に乗鞍岳の峰々が姿を見せてくれました
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 硫黄岳からスカイラインに合流するまでの稜線の道
気持ち良かった
硫黄岳からスカイラインに合流するまでの稜線の道 気持ち良かった
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 左手の谷からは硫黄の匂いが漂ってました
左手の谷からは硫黄の匂いが漂ってました
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 スカイラインに向けてつづら折れで登っていく
スカイラインに向けてつづら折れで登っていく
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 スカイラインに合流
平湯十石山登山口
スカイラインに合流 平湯十石山登山口
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 スカイラインを歩く
剣ヶ峰が見通せました
スカイラインを歩く 剣ヶ峰が見通せました
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 桔梗ヶ原…スカイライン左手は一面のハイマツの原野
桔梗ヶ原…スカイライン左手は一面のハイマツの原野
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 大黒岳への登山道
大黒岳への登山道
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 大黒岳に登頂
大黒岳に登頂
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 続いて富士見岳へ
続いて富士見岳へ
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 富士見岳へ登頂
富士見岳へ登頂
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 エコーラインを見下ろす
エコーラインを見下ろす
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 剣ヶ峰のたもとに肩の小屋が見えてきた
剣ヶ峰のたもとに肩の小屋が見えてきた
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 今夜の宿
平湯温泉をスタートして7時間30分かかりました(休憩込み)
今夜の宿 平湯温泉をスタートして7時間30分かかりました(休憩込み)
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 小屋で休憩したあと剣ケ峰に向けて
小屋で休憩したあと剣ケ峰に向けて
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 振り返って
振り返って
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 蚕玉岳から仰ぐ剣ヶ峰
蚕玉岳から仰ぐ剣ヶ峰
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 頂上小屋のご主人としばしおしゃべり
頂上小屋のご主人としばしおしゃべり
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 乗鞍岳剣ヶ峰に登頂しました
乗鞍岳剣ヶ峰に登頂しました
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 頂上から
頂上から
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 頂上から
頂上から
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 蚕玉岳から振り返る
蚕玉岳から振り返る
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 蚕玉岳から
大雲海が広がる
蚕玉岳から 大雲海が広がる
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ブロッケンも見れた
ブロッケンも見れた
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 小屋に戻って耳垂の夕飯
小屋に戻って耳垂の夕飯
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 2日目の朝
5時に行動開始しました
2日目の朝 5時に行動開始しました
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 大黒岳からの朝の景色
昨日見れなかった槍ヶ岳穂高岳など北アルプスノ山々
大黒岳からの朝の景色 昨日見れなかった槍ヶ岳穂高岳など北アルプスノ山々
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ご来光は拝めなかった
ご来光は拝めなかった
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 雲海の向こうに槍ヶ岳穂高岳焼岳
雲海の向こうに槍ヶ岳穂高岳焼岳
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 南アルプス、中央アルプス
南アルプス、中央アルプス
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 双六岳の天空の滑走路のよう
双六岳の天空の滑走路のよう
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 白山
白山
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 スカイラインから登山道へ
なかなかの景色です
スカイラインから登山道へ なかなかの景色です
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 稜線の道を下る
焼岳が近い
稜線の道を下る 焼岳が近い
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 乗鞍権現社まで下りてきました
振り返って乗鞍岳火山群の峰々の雄大な眺望
乗鞍権現社まで下りてきました 振り返って乗鞍岳火山群の峰々の雄大な眺望
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 真ん中に硫黄岳、左奥に剣ヶ峰
真ん中に硫黄岳、左奥に剣ヶ峰
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 権現社からの下り道でも時折このような良い景色が望めました
権現社からの下り道でも時折このような良い景色が望めました
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 登山口まで下山
ここからのスキー場歩きが長い
登山口まで下山 ここからのスキー場歩きが長い
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 眼下に平湯温泉スキー場が見えてきた
眼下に平湯温泉スキー場が見えてきた
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 最後の下りで 
無事に下山できました
最後の下りで 無事に下山できました

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