活動データ
タイム
08:53
距離
18.3km
のぼり
2118m
くだり
749m
活動詳細
すべて見る去年の10月に友人と乗鞍に行こうとしたが、快晴にもかかわらず路面凍結でバスが運休して行けず。それ以外も行く機会がないでもなかったが、なかなか実現せず。乗鞍は遠い訳でもないのに、小さい頃に親に車で連れて行ってもらった幽かな記憶があるくらい。 今度こそはという事で計画してみたが、畳平から散歩するものいいが、もっとどっぷりと味わうには麓から登った方がいいのではと。ただ、平湯からは結構なロングコース、標高差もそれなり、登山道がヤブっぽい、熊が出るなどの情報があり、以前からこのルートに興味があったが、なかなか足が動かなかった。 それでも最近はこのルートで登る人も多くなり、詳しい情報もたくさんあったのでかなり自分が登っているイメージも湧いてきた。そして、紅葉の時季は畳平から上の混雑がひどくなると思ったので、その前に行っておこうという算段。 まず駐車場問題。ネットで調べてみる。平湯IC横のトイレのある駐車スペースに停めている人が多いようだ。それから、あんき屋の駐車場利用。だが、近くに大きな駐車場があることが判明。平湯大滝駐車場との事だが、スキー場の駐車場でもあるのだろうか? 無料で停められるみたいなので今回、利用してみた。朝の5時前に着いた時には他に1台しかいなかったが、午後4時に帰って来てみたら10数台以上停まっていた。滝の見物の人が多いだろうから、登山者はどれくらいか分からない。 登山中のこと。 スキー場のトップまで行くには結構時間が掛かり、登りも単調で気持ち的にちょっとつらい。羊がいるとの事だが下の方には全くおらず、リフトトップに着いてもまだ見つからなかった(途中から糞はたくさん落ちていた)。それより上に行くと漸くのんびり草を食んでいる姿が見られた。ゲレンデを外れて、かなりの急斜面にへばりつくようにして草を食べている羊もいた。アイベックスかよ! かなり自由に行動しているようだ。 (この羊さん、あんき屋のジンギスカン定食の材料じゃないよね!??) ゲレンデ中腹にはまだ新しい熊の糞もあった。やはり生息地なのである。 登山道は、最初は歩きやすいと思ったが、どんどんヤブ化してきて急登も続くようになった。トラバース箇所も急な草付きで足運びが慎重になる。 道はハッキリとしているので、道迷いするほどのコースではない。が、鬱蒼とした薄暗い森の中を長い間歩くので、少々寂しい感じもする。 硫黄岳の稜線に出てからはとても快適になる。なので、権現社の先の鞍部を登り返す所まで来られれば少し安心してもいいかなと思った。 同じ方向に歩いていた人は1人しか見なかったが、下山して来る人とは5~6人すれ違った。 紅葉時の混雑を避けるつもりで来た筈なのに、畳平から上は混雑の極みだった。山頂直下はとてもゆっくり寛げる感じではないが、それだけ乗鞍が人気があるという事か。同じように比較的楽に登れる3000m峰である立山とは違い、ここではジーパン姿の人もかなり見受けられた。「いちばん楽に登れる3000m峰」と宣伝しているから仕方ないのだろう。 平湯ルートの森閑とした静けさと、山頂付近の喧騒と、ギャップが凄くて笑ってしまった。 持参水分:水1.5ℓ、スポーツドリンク500ml×2、朝食の残りのオレンジジュース少々。(計2.7ℓくらい) 消費:水500ml、スポーツドリンク500ml×1、ジュース。(計1.2ℓくらい) カラッとした秋のようだった先週と違い、今回は8月に戻ったかのような蒸し暑さだったが、案外飲まなかった。異常なまでに気温が上がることがなかったからか。
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