くじゅう連山縦走、久住山&大船山〜スズメバチの襲来〜

2023.07.28(金) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 58
休憩時間
30
距離
7.7 km
のぼり / くだり
542 / 599 m
57
1 41
DAY 2
合計時間
5 時間 37
休憩時間
1 時間 8
距離
10.1 km
のぼり / くだり
701 / 947 m

活動詳細

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「深田久弥は、特に西尾根からの景色を愛した」 と聞きかじり、長者原ではなく牧ノ戸峠から入り、くじゅう連山を一泊二日で縦走しました。 牧ノ戸峠からの登山道は、少し登ると、ワッと視界が開けて周囲の山が見渡せ、また少し登ると、今度はまた別の方向の視界が開けるーーーといった具合で、とにかく素晴らしい登山道でした。 西千里ヶ浜の景色も大変素晴らしく、強く印象に残る山行となりました。 宿泊地の法華院温泉山荘は、とにかく天国のようなところでした。「この世でいちばん天国に近い山荘」と改名してもいいのではないでしょうか(本気) 水量が豊富なことから、山小屋なのに御手洗いがきれい、水を使い放題&飲み放題(これはすごいことなのです)で、温泉にまで入ることができます! 裸のまま温泉のデッキに立つと、外から丸見え! その分、外の景色も丸ごと見えて、大絶景! 一日目は久住山、二日目は大船山に登りました。 ミヤマキリシマや、紅葉で有名なお山です。 山荘の方から「大船山の登山道にスズメバチの巣があるから気をつけて」と言われて、特に登りはおそるおそる歩いていたのですが、下り道、あともう少しで坊がつるに到着するというところで、スズメバチに足首を刺されてしまいました。。 幸いなことに、坊がつるの周りを水量の多い小川が流れていたので、30分ほど徹底的にアイシングして毒を洗い流し、その後の下山時も、滅菌ガーゼと包帯で圧迫して、手ぬぐいを濡らして冷やし続ける処置を行いました。 長者原のビジターセンターでは、ポイズンリムーバーもお借りすることができました。 まだスズメバチの巣が道に残っているかと思うので、被害が続かないよう、祈るばかりです。。。 痛みと戦いながらの下山ではありましたが、坊がつるから長者原までの登山道も原生林の雰囲気があって、感動的に良い道でした。 長者原から上がってくる方に、必ず「雨が池には、水はありましたか」と聞かれました。 雨が池に水があるかな?というのを楽しみに、長者原から2時間ほどハイキングをするというのが、地元の方のお決まりのコースのようです。「一度も、水があるのを見たことがなくってねぇ」と笑っておられた。 地元の方々の山への愛情を深く感じ、心温まる縦走路でした。

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