緊急テン泊@無意根山

2022.08.21(日) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 48
休憩時間
39
距離
10.3 km
のぼり / くだり
1129 / 37 m
1 31
53
1 46
3
DAY 2
合計時間
3 時間 57
休憩時間
12
距離
10.1 km
のぼり / くだり
39 / 1118 m
3
1 23
45
1 21

活動詳細

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先々週のニペソツのインパクトがあまりに大きく、「また来るよ。次はテン泊で」と誓って下山した。翌週テント一式とシュラフ購入。ただ、あの行程をテン泊装備背負っていけるのか…という一抹の不安があった。そこで近郊の山でトレーニング的なものを考えた。全装備を背負って多少の余裕をもって登れるか?を試すのです。 距離と標高差が、二ペソツのテン場(前天狗コル)と似ているところ・・・ ・・・あったよ。わが心の山、無意根山の薄別コース。片道11K、1100mで急登あり、と特徴がダブル。 で、てんくらAの日曜に薄別まで道南バスで。一番早いバスでも薄別に着くのは11時過ぎになる。登山道がぬかるんでいるところも二ペソツに似ている。30分に1回休憩をはさみながら順調に高度をかせぎ、装備背負ってもほぼコースタイムで。山頂着が16時過ぎ。 このあと急ぎ足で下山も可能だが、最後は暗くなるし、第一下りは苦手。怪我でもしたら元も子もない。国立公園内の許可された場所以外のテン泊はNGだけど、緊急ということでお許し願います。 緊急のテン場になりそうな場所は、①元山分岐から少し登った登山道わきの草地、②三角点からプチヤブ漕ぎした南端ケルン前、のふたつしか思いつかなかった。①は札岳~空沼方面きれい、風が来ない、②は春の雪山歩きでその絶景を知っており、今回行ってみると石が多いものの、なんとかテント張れそうだ。ただ、稜線上なので風が強い。国立公園だけど、石を端へどかすくらいは大目にみてもらおう。早速設営にかかる。初心者なので、テント設営は岩石移動も含め30分くらいかかった。 その後アルファ米にレトルトカレー、そしてビールの夕食。お待ちかねのサンセットタイム。羊蹄、中岳、並河岳、喜茂別岳らのオールスターズがケルンとともに映えまくり。この写真アップしたら、ここでテン泊する人がふえそうだな・・・ ここまでは良かった。 問題は夜にやってきた。「強風」だ。 とにかく10m/s程度の風でテントがあおられまくり、眠れる気がしない。モンベルのこのテントは風洞実験で25m/sにも耐える、というコマーシャルトークを信じるしかない。張り綱もしっかりテンション上げたし、ペグは根元まで打ち込み大きな岩まで乗せているから・・・と不安をウィスキーで飲み込んだ。稜線上はネットつながるのでLINEなどをして夜をうっちゃる。(夜のゆれるテント内動画を上げておきました) 未明に風は弱まり、まどろむことはできたが、ほぼ完徹。4時半すぎに御来光を拝む。梅おかゆとカップヌードルの朝食後、テントをたたむ。これも風があると難しいことを経験。初心者は色々経験するものだ。移動した石を元の場所にもどし、下山へ。かくして緊急テン泊は終了。 朝イチのハイマツ帯ヤブ漕ぎは苦行。雪の時期ならスイスイ行けるのになー。夏の無意根はこれが難点。不眠のためか下りなのに疲労困憊して薄別着。かくして初テン泊は酸いも甘いもまざったものとなった。二ぺまでに、もう1回くらいトレーニングするかな・・・

動画

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