登山

 昨年11月に初めて登った無意根山。
その時山頂からテラスを滑ってみたいと思い、本日初ソロBCで挑んできました！
数日降雪がないのでパウダーは期待しておりません。
遅ればせながら、ソロで行くことの利便性やリスクなども確認したいかなーとも考えてました。
行きの道路に雪はなく、開始からの長い林道も良い天気の中、順調に板を進めました。
てか、ホント林道ながっ！とか、独り言発しながら進んでいくと、やっと無意根山小屋にたどり着きます。
そこからピークまで2時間ちょいで行ければ良いかなと、休憩してたら何となく両足が吊りそうな感覚に。。長めに休んでストレッチして、ツムラ68を飲んで、さあ出発！
とたん、右足が本日１回目の吊り！
とはいえとりあえず山頂下の楊子までは見に行こうと、ペースを落としながら歩き続けます。
1,300辺りに着くとバーンとテラスが！しかしながら既に天気悪く上空の風がかなり強くなってます。
ただ、下からだとテラス斜面バッチリ見えてそのままピーク目指すことに。
結果1,400メートル辺りから爆風とホワイトアウト状態。。
山頂の看板すら見つけられず、山頂で天候回復を待ってはみたものの、さすがに危ないので、雪庇を避けて滑り出しました。滑り終わったテラス下は風もなく良好で、山頂だけ酷かったなー。。
既に両足吊り気味のまま、休み休みで何とか無事下山しました。

今後に向けて色々課題も見え、良い勉強となりました。
来シーズンまた挑戦します。

途中スマホバッテリー切れて軌跡おかしくなってます。

無意根山（むいねやま）は支笏洞爺国立公園内に含まれ、北海道石狩振興局札幌市と後志総合振興局虻田郡京極町に跨る標高1,464mの火山であるが、二等三角点「無意根」が設置されている場所の標高は1,460.2mである。
アイヌ語のムイネシリは「箕のような山」の意味である。

無意根山

北海道

BC 無意根山

shurikniam2000

大学2年の3月春合宿。余市岳から中山峠まで縦走する計画で入山。
初日余市の北東コルに雪洞を掘り悪天で停滞。翌朝天候回復するもまさかの発熱で山行中止。引き返しました。
それ以来いつか行こうと思いつつ日程がかかるため42年が経ってしまいました。
定年退職した4月に夫婦で余市～美比内を目指し、車を元山に回して国際スキー場からゴンドラで上がりましたが、余市岳山頂での強風とその後の悪天予報で引き返しました。
昨年4月は晴天が連続せず断念。今年こその思いでした。
3月末にようやく晴天が続く予報。今度はソロで下山予定の薄別にクルマをデポ。定山渓まで4.4ｋｍ歩いて戻りスキー場行のバスに乗り白井岳の沢から入山する作戦にしました。
必死に歩き30分も前にバス停に戻れたものの8時45分の始発はなんと満車で乗れず。9時5分にやっと乗れスキー場へ。
スキーケース、ブーツ袋、移動用冬靴をスキーセンターに預けて出発。
白井岳に向かう沢沿いのトレースをたどります。
ブリッジは問題ありません。スキー場から降りてくるトレースを外れ、1117への尾根をラッセルします。春に陽射しに汗をかき飛行場へ。白井に向かうＢＣの2パーティが見えます。
飛行場はそれなりに風があり目指す余市岳は雲に隠れています。
先日のスノーモービルの跡はあるものの今日はいないようです。
午後になると人影も少なくスノーシューの方1名とスライド。
コルに近づく頃にはガスも引き余市岳が全貌を現します。
幸い氷化はしていない模様。スキーアイゼンで登れる程度のクラストです。
ここでＢＣの方とスライド。14時に無人の山頂へ着きました。
12月と1月に余市を撤退しているので今シーズン3度目の正直です。
いよいよここからが未知の領域です。
無意根への縦走に向けて西面の滑降に移ります。広い斜面は半分クラスト半分粉雪でした。
200ｍほど高度落として西のコルへ。ウロコスキーを生かしてトラバースに入ります。
目指す1195ポコ周辺の尾根は広大でまるで丘陵地帯の牧場のようです。
至る所に雪洞が掘れそうな吹き溜まりがあります。
出来れば景色のよさそうなところにイグルーをと思い進んで行くとなんとテント泊しているスノーシューの方が。
こんな人里離れた尾根上で縦走テント泊の方に会うとは。
1178のポコ脇の吹き溜まりに着いたのが16時。
イグルー制作に取り掛かります。外形完成に1時間。隙間を塞ぐ仕上げに30分。
夕陽が沈む前に中へ入れました。
ビールで乾杯し、カレーメシとα米を合わせて炊きます。副菜はフィッシュハンバーグとみそ汁。ローソクの灯りがなんとも暖かい。
8時過ぎには寝る体勢になりますが、夜は晴れて冷え込み若干の隙間風が。
翌朝は4時前に目が覚め、コーヒーを飲んだりお湯を沸かしたりのんびり準備します。
5時過ぎにはブロックの隙間が明るくなり始めランプが不要に。
6時過ぎに外へ出るとテント泊の方はすでに撤収出発が済んだ後で姿が見えません。
朝陽を浴びながら稜線を無意根へ向かいます。
登りは緩く下りが時々急な尾根はウロコスキーに最適でサクサク進みます。
大江山、中ノ沢などアプリでなければ表示されない小ピークを越え美比内山へ。
ここで縦走路を北へ向かうスノーシューの方2名とスライド。
美比内への急登はシールを付けました。ここから無意根までは既知の稜線です。
スノーシューの方二人に追い越され大沼山に到着。
行程も半分を越え縦走は終盤に入ります。それにしても稜線は予想外にずっと粉雪でした。
千尺高地からは無数のトレースが無意根や長尾山に向かっていました。
午後に入り続々と降りてくる方とスライドします。
14時にまたも無人の山頂へ。無風の頂上で来た道を振り返ります。
宿願を叶えた瞬間はちょっと寂しさを感じました。
下山後のクルマやバスが何とかなれば中山峠までの縦走は十分可能な好天続きです。
そうなるとお腹一杯の縦走になるでしょう。
ですが薄別への下山もシャンツェの滑降というおまけが付いているので納得することにします。
シャンツェの頭に吹き溜まりを求め1350ｍ地点に適地を定めました。
せっかくだから眺めの良い地点に泊まりたい。
15時本日もイグルー制作に取り掛かります。
昨日よりもより快適に効率的にと思い作業します。
入り口から定天や札幌市街の夜景が見え、理想的なイグルーが完成。
と思いましたが、ストーブの熱で若干隙間が空き明け方は隙間風が。完成度は90点でした。
今日の夕食は2合のコメを炊きレトルトカレーと魚肉ソーセージ、みそ汁です。
多めのご飯で昼食用おにぎりを一つ作ります。カレーは朝夕一袋でちょうど良い。
翌日また朝のコーヒーを飲んでから日の出とともに再び山頂の景色を眺めに向かいます。
30分で着きましたが、なんと片足のスキーアイゼンがありません。
幸い元山から早朝登られたＢＣの方に拾っていただき事なきを得ました。
風があるものの朝日を浴びた山々に囲まれる幸福感は何にも替えられません。
イグルーに戻りのんびりパッキングを済ませると、残りのミッションはシャンツェの滑降のみです。
まずまずの粉雪を空身で2回登り返し終了とします。
プラス気温の予報通り小屋まで下りてくると湿雪となりターンしづらくなりました。
全荷での疲労もあり安全滑降に徹し、長い斜滑降で高度を下げます。
休日なので小屋前には沢山のスキーが立ててありました。
外でのんびり休息。BCで登ってきた方と少しお話してから下ります。
湿雪の斜面を下り林道は自動運転。1時間半で薄別に到着し12時に無事縦走を終了、国際スキー場に荷物回収に向かいます。



春香山・銭函峠・銭函天狗山

余市岳～美比内山～無意根山  宿願の山スキー縦走

しみ父

今年の2月に連れて行っていただき、最高だった無意根山

有給消化で休みが取れたので、あのパウダーよ、もう一度と思い行ってきました✨

ザックの横にバケットとネギとニラを差して出発準備をしていると、「もしかしてりーちさん？」とお声がけをいただきました。
YAMAPで相互フォローしている方でオッキーさんでした!

車の調子がよろしく無く、小喜茂別岳をやめてこちらから登るとのこと。

我々は泊まり装備で重い荷物であったため、お先に出発させていただきました

先行者の車がもう一台あったので、どこかでスライドするかな?と思いましたが、まったく現れず。

よく締まった雪面は歩きやすく、小屋までのだらだら続くゆる～い登りも、「これも夜のビールを美味しくするスパイスである!」と自分に言い聞かせてようやく無意根尻小屋に到着

小屋の前には4本のスキーが刺さっており、煙突からはモウモウと薪ストーブの煙が立ちのぼっていました。

北大山スキー部の学生さんパーティでしたが、春休み期間中であったため日〜月で泊まりに来たそうです。

小屋はすでに暖かく、我々も自己紹介を済ませて身支度を整えました。

まだ2時過ぎであったので、とりあえずコーヒーで一服しながら夕餉の支度に取り掛かります。

エビとタコのアヒージョ（マルゼルブのバケット添え）と豚バラとタラのチゲ鍋、それとモヤシとニラのナムルを作りました!

ビールにスパークリングワイン、赤ワインと今日も美味しいメニューでお酒が進みました🍷

学生さんパーティはまだまだ賑やかでしたが我々は10時には切り上げてシュラフにもぐりこみ就寝

夜中に目を覚ますと風の音がゴォォォ
（明日は無理かな～!?）

朝起きて外に出ると昨日の景色からは一変し吹き溜まったところは腰まで積もっていました。
まだ雪は降やまず、目指すお山の方も真っ白で何も見えないため、早々に下山をすることにしました。

小屋で二度寝をして、昨日のチゲ鍋の残りでうどんを食べて、小屋の掃除をしてから出発デス

終始シールを着けたままの歩行で、多少の下り勾配でもスキーは走らず、漕いで漕いで漕ぎまくりました!
食べ過ぎの身体には良い運動になったことでしょう。

国道に近づくにつれて積雪の量は減っていきましたが、車にも15cmくらいの雪が積もっていました。

ただ歩いて食べて呑んで歩いた山行となりましたが、とても良い2日間でした✨

無意根小屋で山ご飯

りーち

山スキーで初めての無意根山へ。

いつもより重たいザックを背負いスタート。先行者のトレースがあり、ほぼノーラッセル。14時30分頃に無意根尻小屋に着きました。
小屋には北海道大学の山スキー部三名がいて、すでに小屋内は暖かくありがたかったです。先行者のトレースは北大生だったので、お礼を言いました。
二日目は午前9時過ぎから徐々に天気が崩れてくるとの予報だったので、早めにスタート。ほぼ夏道と同じルートで登り、8時05分頃に山頂に着きました。山頂からの景色はまた今度。風も強く寒かったので、写真撮りすぐに下山開始。少し下がったところでシールを外し滑りました。気持ち良かったです。無意根尻小屋に寄りデポしていた荷物を回収し下山再開。12時05分頃駐車場に着き下山終了。

去年の今頃も小屋泊をしましたが、二年連続寝てる時は寒かったです。でも、楽しかったです。また、どこかの小屋に泊まりたいです。

無意根山〈札幌市〉

かつ

スキー

三泊四日で無意根山を堪能しました
山スキー部OBに基礎スキー部OBを1名加えてもらい
総勢15名の賑やかな山行でした
天気予報は弱い冬型で安定すると思ってましたが、それ以上
無意根山周辺だけが晴れて最高の景色を楽しめました
帰りも林道の雪が滑り1時間切りました

彷徨う予報士セナじい

東斜面画像のみの投稿となります。

参考にしたい方など何かの役に立ってくれれば、と思います。

(出発地点で、こちやまさんと一緒になるが、直ぐに先に進んでもらった。
シャンツェ途中でトレースをお借りしました、ありがとうございました！)



(※今回、上り途中でスノボーブーツの靴擦れというつまらない故障が発生し、スノボー滑走が一度も出来ず、不完全燃焼で撤退となった。ソックス厚目生地パッド入りがあだとなってしまった。こういうこともあるさ😅)

無意根東斜面参考画像

138本しいたけ

2月4日(日)、無意根山に行った。

前日のてんくらBとAを見て、同コース2週間前と同じようなタイムで山頂に着いたら、中岳に向かってスノボー滑走するつもりで上ったが、積雪が30～40cm増えていて歩きにくく、おまけに天気もまた稜線ホワイトアウトになってしまい、山頂往復のみで終わってしまった。

テラスが意外と積雪増えていて、上りもスノボー滑走も苦労した。
減速して止まろうとするとバランス取れず転ける、腕が埋まって立てないからいちいちバックパックを下に敷いて立ち上がるしかない。
深雪で大事なことは転けないことなんだがな～💫😆
ノーズがズブズブ埋まらないようにするには、YouTubeでドルフィン🐬滑走方法の紹介があったが、今日試すの忘れていた😁

山頂から下山して、元山分岐でスノボー板を装着しようとした途端に脚が攣ったりして、今考えてみると、移動距離20km前後の8時間行動がそもそも自分の体力限界になるのかなと思った。

無意根に上ったのに羊蹄山が見えない、登山満足度が半減してしまうが、とりあえず山頂を踏めたってことでどこか達成感もあったりする活動日記となった。

少しは晴れることを期待して無意根山

あまり大きい声では言えないのですが、北大（山スキー部）の小屋に泊めていただき、お初の冬の無意根山に行ってきました。

本来は北大の学生課に申し込みをして格安の使用料金をお支払いして泊まるべきなんですが、今回は無届けで泊まらせていただきました（汗）

国道230号線定山渓温泉を過ぎて中山峠に差し掛かる手前に佳松御苑という高級旅館がありますが、その向かいに無意根山薄別登山口があります。
夏山は国道から車でずうっと上まで行けるのですが、冬は国道沿いに車を泊めてひたすら歩かなくてはなりません。

今回は前日のと思われるトレースがあり、ありがたーく使わせていただきました。

ところが、当然小屋まで続いていると思われたトレースが、宝来小屋の少し先で終わっていました(T_T)
この人は何しにきたのか…
※ラッセルがきつくて途中敗退したのか⁉

まあここまでラッセルせずに登らせてもらっただけでもありがたかったので、ここからは交替でラッセルラッセル。

ここのところ年初来の少雪を取り戻すかのような降雪のせいで、膝ラッセルがキツくペースが落ちて行く中で、ふと後ろを振り向くと若い男性のペアがすぐそこに迫って来ていました!

小屋番の学生さんでした！

図々しくも、今までのラッセル（たいしてしていませんが）のお礼代わりに先頭を譲り、伝統ある北大山スキー部のトレースをありがたーく使わせていただき無事に小屋に到着。

今日はこれにて終了で、寝床の準備を済ませて宴会を開始しました。
なかなか薪ストーブに火が点かずに震えながらビールを流し込み余計に震え、焼酎のお湯割りで帳尻を合わせて楽しい時間を過ごしました。

翌朝は曇りがちでしたが、青空も覗いて好転する予感のなか、山頂を目指してハイクアップ。

高度を上げるとサラサラパウダーで下りを思うとヨダレが止まりません。

会社帰りにいつも見ていた無意根の真っ白な山頂直下の斜面を滑ることにがついに叶いました!

山頂のあたりこそカリカリでしたが、斜面は程よいパウダーで、あまりに楽しすぎて一息で滑り降りてしまいました。

この山は滑るだけならあまりおもしろい山ではないかもしれませんが、山スキーツアーとしての奥深さが素晴らしく、たどり着くまでの苦労に負けないくらい面白く楽しい山でした。

今度はちゃんと利用料をお支払いしたうえで再訪したいと思います😊

無意根尻小屋

このランドマークを通る活動日記

BC 無意根山

余市岳～美比内山～無意根山宿願の山スキー縦走

無意根小屋で山ご飯

無意根山〈札幌市〉

無意根山

無意根東斜面参考画像

少しは晴れることを期待して無意根山

お泊りで無意根山

このランドマーク付近の写真

.css-160wd8i{width:60px;height:60px;}無意根尻小屋

.css-1pla16{-webkit-transition:opacity 0.1s ease-in;transition:opacity 0.1s ease-in;color:#cf0010;-webkit-text-decoration:none;text-decoration:none;color:#000;}.css-1pla16:hover{opacity:0.7;}.css-1pla16[disabled]{opacity:1;}BC 無意根山

余市岳～美比内山～無意根山 宿願の山スキー縦走

無意根小屋で山ご飯

無意根山〈札幌市〉

無意根山

無意根東斜面参考画像

少しは晴れることを期待して無意根山

お泊りで無意根山

無意根尻小屋

BC 無意根山

余市岳～美比内山～無意根山宿願の山スキー縦走