要害山・深草観音(その1)

2022.05.09(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 53
休憩時間
29
距離
6.1 km
のぼり / くだり
538 / 509 m
7
39
1 14
1

活動詳細

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 白寿を迎える親戚をお祝いするため久しぶりに帰郷した機会に、山梨百名山の一つの要害山から深草観音への周回コースを歩きました。要害山は武田氏の躑躅ヶ崎館が緊急時に立て籠もる詰城として信虎が築城した史跡要害城跡でもあり、東郷平八郎書の武田信玄生誕地の碑がありました。幾つかの門や曲輪があり、最上部の主郭部は意外に広く、立派な建物があったようです。城址に山梨百名山の柱がありましたが、要害山・丸山山頂は少し離れた787mのピークで、なんの表示も無かったので通り過ぎてしまいました。この間には稜線から幾筋かの竪堀があり、城好きには欠かせぬ城址でしょう。主郭部は耕運機で掘り起こしたように一面凹凸になっており、道の両脇も同様でしたから猪の仕業でしょう。かなりの数が生息していそうです。  深草観音付近は約20cm台の球状の石を含む礫岩地帯で、岸壁の窪みに薬師や千手観音石像が祀られていました。1928年に奉納された頑丈な鉄梯子の上部にある岩壁の石窟には「奥の院」観音堂があります。本尊の岩堂十一面観世音菩薩は普段は瑞岩寺に安置されており.、毎年4月17日に奥の院に移され「深草観音まつり」が行われとありますが、内部の荒れは著しく、今年は行われなかったようです。

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