活動データ
タイム
02:48
距離
7.8km
のぼり
510m
くだり
531m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る9:41浮島パーク駐車場~10:06県道22号横断~10:08擁壁に取りつく~10:15擁壁上部ステップ~10:59車道・峠(明28~昭3)~11:01徒歩道・峠(~明28)分岐~11:08徒歩道・峠(~明28)11:10~11:34擁壁上部ステップ(昼食)11:46~11:50県道22号横断~12:17未舗装路にでる~12:22農道・未舗装路分岐~12:29駐車場 能見坂トンネルのある旧県道は、登山や廃道マニアに知られていますが、それより古い道を探ってきました。 南伊勢町道方集落を起点に、①旧県道→②車道(明治28年~昭和3年)→③徒歩道(~明治28年)→④徒歩道(謎)の周回です(写真1枚目参照)。 道幅や傾斜などからの推測です。誤りがあれば、ご容赦ください。 道の印(マーク)については、②の峠手前にごく数個で他は皆無です。地図とルーファイ力は必須です。 きっかけは、2月5日の山行(https://yamap.com/activities/15548792)で、峠から南に伸びる古道を見つけたことです。12日と15日に追加現地踏査、さらに文献調査しました。 歩いた区間には、中ほどに現県道の切り通し・擁壁があります。それより下の徒歩道・車道が?でしたが、①旧県道のようです(明治33年発行の帝国陸地測量部の地図(明治25年測量)より)。従って私の歩いた④徒歩道は(謎)としておきました。 ※能見坂峠(資料より) ・名前の由来・・・能く野が見える坂道。 ・南海街道・・・県道以前の名前、同街道は熊野脇道と重複している区間も。 ・明治23年・・・県道整備竣工。荷車や荷馬車が通れる道に。 ・大正13年5月・・・バスが山田~吉津を運行開始 ・昭和3年7月・・・能見坂トンネル(旧県道)が開通。 ・一之瀬谷→道方・・・江戸時代は木炭を馬の背に結び付けて運んだ。 ・道方→一之瀬・・・塩や魚などを山田に運ばれた。峠道は大変賑わった。 ・行者像・・・旧街道の峠にあり旧暦4月7日のご命日には道方の人々が参った。現在は能見坂トンネルの南口に像が移設されている。 ・茶屋・・・中腹ほどに大本茶屋があり、その跡を示すように地蔵があった。現在は県道沿いに移設されている。 ※資料 ・南伊勢町史(昭和60.4) ・度会町史(昭63.3) ・ふるさとの古い峠−伊勢・志摩地方−(平成17年、大井) ・熊野脇街道:https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/kaidou/walking/index23.htm 今日歩いたのは、PDFのページ番号42~44。
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