六甲「半山」縦走(須磨浦公園駅〜高取山〜菊水山〜鍋蓋山〜大竜寺〜新神戸〜三宮駅)

2021.11.07(日) 日帰り

活動データ

タイム

09:45

距離

23.6km

のぼり

1748m

くだり

1746m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 45
休憩時間
2 時間 32
距離
23.6 km
のぼり / くだり
1748 / 1746 m
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活動詳細

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「六甲半縦しないと1年の締め括りできないんすよね〜」とツネちゃん。そうだよなー。下山部で行きますか。ということで午前8時に山陽電鉄「須磨浦公園駅」に7名が集まった。ツネちゃん、Mワ監督、Maさん、Mチさん、トモさん、そしてMエさんと小生である。 本日の山行は久々の大人数である。コロナ第5波の高まりにより我らの活動は制限された。春に比叡山を歩いて以来、計画を立てては中止の繰り返し。釈迦岳八経ヶ岳縦走、白山登山、赤目四十八滝ハイキングなどなど。まだまだ油断はできないが、今日、晴れて大勢の仲間と六甲縦走出来ることが嬉しい。 緩やかな坂道は階段へと変わる。最初のピークである鉢伏山へ。いつも小休止する展望台だ。既に汗が噴き出している。でも今日は風が心地よい。立ち止まっていると直ぐに汗はひいた。振り返ると瀬戸内の海が陽光に光る穏やかな長閑な海があった。大会の時のスタートは日の出前の5時半頃。参加者は皆ライトを点けての暗い中の登山。それが今日は8時過ぎなのですっかり陽が登っている。良い一日になりそうだ。 鉢伏山から旗振山へ。ここは明石海峡大橋の絶景ポイント。地元の方であろうか、軽装の年配の方が「皆さんの写真を取りましょうか」と声をかけてくれた。カメラアングルも工夫してくれる。明石海峡大橋をバックに1枚、旗振山の石碑の前でも1枚。 更に進み鉄拐山は巻道を辿り、おらが茶屋の前を通って高倉台のスーパー前で再度休憩。そういえば同僚のヤマシン君が今日は六甲全縦に挑んでいるらしい。今朝早くショートメッセージが来た。6時にはスタートしたようだが、今はどの辺りを歩いているのだろうか? 高倉台から栂尾山へは果てしなく続く一直線の階段である。直ぐに太ももとお尻の筋肉に疲労が溜まってくるのを感じる。Mワ監督は日頃から美尻バンドでお尻を虐めているが、こんな時にモノを言うのだろう。ツネちゃんは流石に若い。さっさと登っていく。トモさんも華奢な外見からは想像できない涼しい顔。負けてはならじと小生もノンストップで階段の終点まで登り切った。思えばこれがMチさんにプレッシャーを与え、鵯越駅での離脱に繋がってしまったのだが… 栂尾山から横尾山を越えると、足下は風化した花崗岩が多くなってくる。やがて須磨アルプスへ。Mワ監督は9月に北アルプス表銀座を歩いてきたので余裕の発言「アレ?ここの道幅こんなに広かった?」登山はメンタルのスポーツでもある。 縦走路は横尾、妙法寺の住宅地へ続く。折角山道を登ってきたのに振り出しに戻された気分。腹が減ったと感じた頃、12:00過ぎに高取山へ着いた。高取神社の本殿手前にはベンチが並べてあり、展望台にもなっている。大阪〜神戸にかけての市街地が見下ろせる絶好の場所だ。ここでランチタイム。Mエさんに教えてもらったTOFU BAR柚子胡椒風味を初めて食べる。美味い!普通の豆腐よりも硬い。味はしつこく無い程度についている。高たんぱく低カロリー。筋トレの後にも良さそうだ。小生はこれに加えて梅おにぎりとカップヌードル辛麺。こいつが結構辛い。登山中のカップ麺なので、汁を捨てるわけにもいかず、最後の一滴まで飲み干した。頭皮の毛穴から汗が出て来るのを感じる。明日あたりお尻がヒリヒリするかもしれない。 月見茶屋は店の外にも中にもお客さんがいた。ここを素通りして丸山町の市街地へ向かう。信号の左手にはスナック黒帯。どえらい常連がいそうな店だ。アスファルトの道をてくてく歩いていく。13時頃、神戸電鉄「鵯越駅」に到着。Mチさんはここで離脱。三宮での飲み会には来てくれるそうだ。 菊水山はアプローチが長い。歩いて歩いてやっとのことで登山口に到着。ここにはベンチがおいてあるが、樹々が生い茂るため少し薄暗い。ここからはコースタイム30分の道を20分で登り切った。2019年11月23日にはここでチェックポイント係のボランティアをしたなー。 神戸市主催の六甲全山縦走はコロナ禍により、2020年、2021年と2年続けて中止となった。この大会は大勢のボランティアによって支えられている。しかもそのほとんどが50-60代である。2年の空白によって、いざ再開したとしても、ボランティア集めが以前よりも困難になるであろう。 菊水山459mの隣には鍋蓋山486mが待っている。山頂碑のまん前の樹が伐採されたようで、山頂はとても明るく、眺望が良い。 ここまで来ると、後は大竜寺から市ヶ原そして新神戸へ降りるだけである。秋の夕暮れは早い。お日様と競争するように先を急ぐ。新神戸でサングラスを外した。眩しい!道理で暗い筈である。やれやれ無事にここまで降りてきたか。 新神戸から更に歩いて神戸三宮駅へ。この駅のガード下に「海鮮居酒屋海流」個室に途中離脱のMチさんも再合流し乾杯。店内は満席である。話題は次々に展開する。山の話、品格のある山男の話、仕事の話、家事の話、家電の話、ふるさと納税の話、来年登ろうという白馬岳の話… 良き友をもつことのありがたさよ。明日からまだら頑張ろう。

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