活動データ
タイム
21:04
距離
35.7km
のぼり
2944m
くだり
2944m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る✡️前書き 話は連休前半からの続きとなりますが、予定していたナンチャッテ登山部の登山は前半で打ち切りと決心していたので、後半2日間は空きとなりました。 そこで4日間で飯豊連峰縦走を予定していた山友さんのhirakeikさんに確認すると、天気予報が悪くもしかすると後半1泊2日に変更するかもしれないとの事。 そこで後半の1泊2日になった場合便乗でコラボしましょうとなり、その場合のリクエストは大日岳と梶川尾根からの縦走。 白馬に出発前に4日間案が消えたので1泊2日の数案を提示し、後はお任せすることに。 白馬登山間に連絡があり、山友さんは前泊し梶川尾根から登り御西小屋で合流、翌日大日岳に登ってから私の登山口に下山で決定です。 私は金曜日に白馬下山後ナンチャッテメンバーを送ってから、自宅には17時半頃帰宅し、ザックを換装し仮眠しました。 ✡️1日目 0時半頃自宅を出発し、登山口へと向かいます。 第1候補は、初めての飯豊トンネルを抜けた所にあるブドウ沢登山口。 此処はGoogleMAPで確認すると3~4台しか停められないので、兎に角ダメ元で向かいます。 途中、川入のショートカットできる駐車場は満車だったので半ば諦めながら向かいました。 ところが😱❕飯豊トンネルを抜けて駐車場に到着すると、私に停めて下さいと言わんばかりに真ん中のスペースが空いているではないですか😱❕ 此れは奇跡です。というかなんと言う人気のない登山口なんでしょう😆 出発準備を整え予定より少し早い4時半にスタートしました。 あわせて、電波が届かないであろう山友さんに現状をLINEで送ります。 多分何時かは見れるでしょう😁 途中、林の中の木々の切れ目からご来光が見れました🎵 登山道は少し狭く油断すると崖に転がりそうです。 川入切合までは30分程で到着。 此処から五段山までが急登ですが、そこまで行けば稜線歩きになるはずです。 ひたすら急登を登っていると、連絡があり小屋の方の勧めにより予定より2時間早い3時にスタートしたそうです。この時は、御西小屋まで遠いので見た目で判断して早いスタートを勧めたのかな?と思っていました。 現在五郎清水という所だそうですが、そこまではYAMAPのコースタイムでは3時間半ですから約1時間早いですね😱❕ 予定では私の方が早く着く筈でしたが、此れは完全に出遅れです。 先程の分岐から五段山までは丁度1時間ですのでほぼコースタイムです。 此処から川入からの合流地点となる地蔵山に向かいますが、何度かアップダウンはありますが、平坦なルートが多く川入ではなく此方をチョイスして正解だな?と思いながら歩いていました。五段山から地蔵山を少し降りた分岐までは1時間15分程でした。 この後、川入との合流点まで降り始めた途端、右足を側溝に落としてしまいました。登山道が草で覆われていて側溝が全く見えませんでした。幸いにも怪我がなく一安心でしたが、捻挫などをしたら大変なことになるところでした。 7時45分頃岩場ゾーンに到着です。この先には岩岩の剣ヶ峰があります。 ヘルメットを装着し、テンションアップでサクサクと登ります。 剣ヶ峰を越えると初めての避難小屋、三国岳避難小屋です。 その手前でルートから外れていますが、滑落ではありません😁 崖下を降りると水場があるので、今回は初めて立ち寄りましたが、冷たくて美味しい水でした🎵 三国岳避難小屋には8時半頃到着しましたが、休憩せずにそのまま進みます。 途中、降りてくる人から情報収集しながら進みますが、本山でテン泊したという若い男性から、昨日は劇混みだったそうで本山小屋は予約も出来るとか。本人も知らなかったと話していましたが、私は御西小屋なんですが同じですかね?と聞くと多分との返事が。 まずい、テントは持ってきていないし、野宿かー? 慌てて電話番号を調べて電話すると昨日は30人の定員を越えた宿泊者があったとか。予約は可能か確認すると予約は受け付けていないとのこと。 やった😊少なくても追い返されることはなさそう🎵 一応この状況をLINEで送って前に進む。 しかし、兎に角暑すぎてバテバテでペースが全く上がらない😭 10時20分頃やっと切合小屋に到着し水場に並んだものの、水が細いせいかなかなか進まないので諦めて先へと進むことに。 此処で現在烏帽子岳との連絡が👀‼️ そこから小屋までは2時間位ではないですか。私はやっと切合小屋を通過したところでまだまだ先はあります😢 それでも花に癒されながら、あわせて空も曇ってきたので、少しだけペースも上がります。 そして、最後の登りを気合い💪をいれながらテン場には12時過ぎに到着しました。 此処で初めて本山の水場に立ち寄ります。100mと書いてありましたが、差程遠くはありませんでした。 此処の水場も冷たくて美味しいですよ🎵 本山小屋の手前にイイデリンドウの立て札が。 私はそれまで知りませんでしたが、固有の花なんですね。 小屋には立ち寄らず先へと進みます。 ところが、本山山頂までもう少しというところまで来たら何と雨が降ってきたではないですか👀‼️ 雨なんて聞いてないよーー😭😭 最初は直ぐに止むと思い、ザックカバーとパーカーで対処しますが、土砂降りとなりレインウェアに替えます。 本山はスルーし川となった登山道をひたすら降りていきます。 途中すれ違う皆さんが声を揃えて雨なんて知らないと言っていましたが、もうやけくそで笑うしかありませんでした😆 この後は写真は全くありませんので、小屋に到着したのは13時50分前だったようです。 小屋は宿泊者か一時避難者かよく分かりませんが、兎に角ごった返ししていました。 兎に角濡れたザックを置いて、間違いなく先に到着しているはずの山友さんを探しましたが分からないでいると、2階から降りてきた山友さんが手を振っているのが見えました。 取り敢えず2階にあがると私の分のスペースも確保して頂いてありました。 感謝🙇♂️です。 取り敢えず濡れていたので着替えをしてやっと落ち着きました。 ここで3時出発の件は外見で判断したのではなく、暑くなるので早めの出発を促されたようで、到着が12時半で雨にも会わず小屋に一番乗りで到着したそうで結果的にはナイスアドバイスでした🎵 さて私が小屋に到着した頃は雨も小降りになっていたので、暫くすると皆さんテントを張るか、次の目的地へと向かわれたようで、先程の喧騒が嘘のようになりました😁 空も晴れてきたので山友さんが水を調達するのに合わせて、私は担いできたアルコールを雪渓で冷やしに行きます。 水を調達し終えて戻ってくると、冷やしていたアルコールも丁度良い具合に冷えました。 早速小屋でカンパーイですが、約1年降りですね。 その後、天気も良いことから外に場所を移して飲んでいると、突然山友さんが、熊~😱❕と、見ると先程アルコールを冷やしていた辺りで、小熊が転がるように斜面を降りていきました。残念ながら写真は残せませんでしたが、他の登山者によるとこの直前の登山道近くで母親熊と小熊を目撃したそうです。クワバラクワバラ😱❕ 一旦部屋に戻ってから外に乾かしていた物を取りに来ると、外で食事をされているソロの女性の方が。 少しお話を伺うと大日杉登山口から登られたようで、明日は3時に出発し大日岳に登ってから下山されるとの事でしたので、出発が同じですね。となりました。 最後にこの小屋から見れるという夕陽を期待していましたが、残念ながら雨?で見ることは叶わず、明日の朝も早いので就寝😪💤💤です。 因みに宿泊料金は2500円で他の避難小屋より500円高いです。 ✡️2日目 朝は2時20分頃起床し戻った後の事を考え整理していると、山友さんが下から迎えに来て出発するため待っていたとの事。慌てて準備をして外に出ます。 2時45分頃スタートです。が、昨日熊を生で目撃しているのに慌てていたため熊鈴とホイッスルをザックにつけたままで残してきてしまいました。 しかし、そこは山友さんはしっかりしていて熊鈴とホイッスルはしっかり準備されていたのでそのまま出発となりました。 しかし、たまに後ろからなるホイッスルの音にビクッとしながら進む私でした😆 我々よりも前にヘッデンの明かりが見えたので早いなーと話すとどうやらソロの女性だそうで、あれ?昨日ソロの女性が3時出発だと言っていたのを思い出しました。 大日岳山頂手前で先行者に追い付くとやはり昨日少しだけお話ししたソロの女性でした。 大日岳山頂には3時40分頃到着しましたが、飯豊本山を見るためには少し戻った所が適していたので、そこで暫く朝焼けを堪能しました。 ソロの女性は先を急ぐのか?ご来光を待たずに降りて行かれました。 4時40分前頃ようやく朝陽が飯豊本山小屋の辺りから登ってきました🎵 朝陽を堪能したので小屋に戻りますが、登ってきた時は暗くて分かりませんでしたが、コバイケイソウの群落やニッコウキスゲなどが沢山咲いていました🎵 小屋には5時40分頃戻り荷物をまとめて出発準備をします。 山頂でお会いしたソロの女性が先に出発しますが、何でも足に水疱が出来てしまったようで早くは歩けないと言っていました。 私も昨日靴が濡れたせいか踵に水疱が出来てしまい辛さはよく分かります。 私の方は山友さんから大きめの絆創膏を頂きその上からテーピングをしたので、歩く時は問題ありませんでした。感謝🙇♂️ 準備が終わり7時前に小屋を後にします。 ところが歩き初めて間もなく、痛い😵💥の声が。 何かにおでこ辺りを刺されたようですが、直ぐには何処を刺されたのか分かりませんでした。 しかし暫くすると紅く腫れてきたので、山友さんはポイズンリムーバーという器具を取り出しました。 どうやらこの器具で刺されたところから毒を吸い出すようです。 私は勿論器具事態初めて見ますが、紅くなったところに器具を当ててから何度かポンピングします。 見ると刺されたところから液体が出ていたので上手く毒を吸い出せたようです。その後は痛みが収まったようなので一安心でした。 万が一に備えて色んな物を持っているので流石だなと感心させられました🤔 本山に戻る途中、ニッコウキスゲが畑のようになっているところがありましたが、川入から入った場合本山から先に来ないと花畑はありませんでした。 更に本山に近づくとイイデリンドウが沢山咲いていました🎵 本山には1時間20分程で到着。昨日は雨でスルーしましたので記念撮影をしてから本山避難小屋へ。 小屋でソフトドリンクを買っていよいよ本格的な下山です。 山友さんは以前来た時は、切合小屋の先から大日杉に下山されたそうなので、今回は切合小屋から先は初めてのルートだそうです。 下山途中、来る時に確認していた大きなシラネアオイや2箇所しか咲いていなかったヒメサユリの場所を案内すると、まるでガイドさん見たいだと言っていました。 因みに帰りは切合小屋で水を補充しましたが、ホースで引いているためか水はぬるく他の水場の方が断然美味しかったです。 三国峠小屋でソフトドリンクを調達しようとしましたが、この暑さで全て売り切れでした😢 この先は、いよいよ剣ヶ峰ですが山友さんは楽々クリアで流石です🎵 後は地蔵山を超えて五段山に向かいますが、来る時は差程感じませんでしたが、疲れのせいか凄く長く感じ、やっと五段山到着かと思ったら手前の牛ヶ岩山でした。そこから下って更に登るので兎に角長く感じました。 五段山に着いたのは13時50分でした。 此処からは急斜面を駈け降りるだけです。 そして、25分程で川入切合に到着し、後は、駐車場まで20分程です。 しかし、この後細いトラバース気味の登山道を歩いていると、後ろからキャーの声が👀‼️ 振り向くと山友さんが滑落しています😱❕ 直ぐに駆けつけ登山道まで引き揚げます。 どうやらぬかるみで足を滑らせ滑落したようです。 幸いにも滑落した距離が短かったので大事には至りませんでした😌 そして、この時点では全く問題ないと思っていましたが、帰宅後小指が内出血していたので、念のため病院に行ったら靭帯損傷で1週間ほど板固定されたそうです😭 事故は下山時に起こるとは良く言われますが、この場合どうすれば滑落は防げたのか結論は出せないままです😢 そして、14時半過ぎに駐車場に戻ってくると、宮城から来られていた3人パーティーの方達が、我々を拍手で迎えてくれました。 殆ど誰も通らないこのルートを我々が降りてきたことに共感されたようです🎵 お話を伺うと、2泊で大日岳まで行かれたそうで、御西小屋では雨宿りをした時、山友さんの事は記憶があるとおっしゃっていました。 我々は1泊で大日岳を往復したことに驚かれていましたが、山友さんは梶川尾根から御西小屋まで1日で行ったことを話すと更に驚いて👀‼️いました。 我々は宮城のパーティーの方達を見送って便乗登山終了です。 ✡️まとめ 先月の石コロビ沢に引続きの飯豊連峰でしたが、1日目は暑さに苦しめられ、土砂降りの洗礼を受けましたが、2日目は素晴らしいご来光とコバイケイソウやニッコウキスゲの花畑を見ることができ、この時期の飯豊連峰の素晴らしさを知ることが出来ました。 更に登山間に初めて熊を見たり、蜂?刺され対処やプチ滑落などありましたが、色んな意味で思い出に残る便乗登山となりました。山友さん大変お疲れ様でした🙇♂️
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メンバー
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