活動データ
タイム
06:00
距離
12.0km
のぼり
1004m
くだり
1021m
活動詳細
すべて見る2021登山シーズンの幕開けだ。今年はコロナ感染に細心の注意を払いながら100名山を中心に登りたい! 連日のリモートワークで体力筋力の劣化が著しいが、仙台から近くそこそこ登りごたえのある山に登りたいと、ヤマケイ増刊6月号(深田久弥と日本百名山)を眺めていると、吾妻山に目が止まった。調べてみると西吾妻山と東吾妻山があり、いったいどっちが百名山なんだ?から始まり、東吾妻山の北側に位置する一切経山のほうがハイカーに人気があることがわかり、ついには興味が百名山から外れてしまった。両方を縦走できるコースはあるものの、東吾妻山は残雪の影響でかなり歩きにくいとの情報。うーん、どうしようかなと考えながら一切経山周辺の登山ルートを調べていると、不動沢登山口から一切経山へのルートを発見。標高と距離からして登りごたえもありそうだ。吾妻山(百名山狙い)はキッパリと諦めることにして、不動沢〜一切経山を周回しているヤマッパー記事を参考に、登山計画を立てることにした。 前日の晩はひさびさの登山に緊張してか、仕事のこと考えたのか、なかなか寝付けず。 朝はきっちりと目覚めることができ、最新のてんくらで午前A午後Bの予報確認し、「いざ出陣じゃ!」 レンタカーを開店と同時に借り、車を南へ走らせる。高速道路では正面に安達太良山が「福島へようこそ」とお出迎え! 仙台から約1時間半、走行距離100kmで不動沢登山口到着。 スタート地点の標高は1200m、気温17℃。予想より暑い気温だ。晴天だが、不動橋から見える町は霞んでいる。 駐車場には眺めを楽しみにきた客を除けば、登山客は2〜3台程度?三密は全く問題ない。 予定より30分早い9時30分に登山開始! 不動沢登山口から程なくして分岐する2コースのうち、時計回り(駱駝山経由)の周回コースを選ぶ。分岐点には看板がなく、GPSがなければ素通りするところだった。分岐後のルートは低木が斜めに生い茂り登山道を通せんぼ。木の枝をかき分けたり、かがんだり、乗り越えたり、これどうやって向こうへ行くの?という地点がチラホラ。それも登山の楽しみだと思えるかどうか。また、茂みを登っては広場に出る、を繰り返すが、そこからどちらへ向かうのか標識がほとんどないためわからなくなり、何度もGPSを見返す。正規のルートがわかり辛く、かんに頼ると道迷いの危険が高いと思った。その一方でバリエーションに富み、閑かで360度の大パノラマを満喫できるコースだ。後半は直登の砂利道が多く、スパッツを推奨したい。砂や軽石のような急登もあり、足を踏めばズルズルと落ちていく。。一切経山手前でバテバテとなり、大きくペースダウンし開始から3時間でようやく登頂となった。 天気にも恵まれたこともあり、山頂はなかなかの賑わいだったが、それほど混雑してるという感じでもない。とりわけ人が集まっているところがあった。これはすごい!眼下に広がる五色沼。これがかの有名な「魔女の瞳」か!実は計画を吾妻山から一切経山に変更したのも、これを見たかったから。ヤマッパーの活動日記では拝見していたが、やはり実物のはスケール感、美しさが違う。ずっと眺めていたい瞳。 山頂付近は風が強く人も多いため、少し降りたところで魔女とのランチデートを楽しむことにした。もうお腹ははらぺこあおむし状態である。最近入手したポケットストーブと、ミニローテーブルを広げ、ガパオライスデートを。 しかしここでトラブル発生。携帯したガスライター(チャッカマンみたいやつ)の根元のプラスチック部が折れてしまっていることに気づく。昨日、荷物チェックした時には正常だったのになんで?それでもなんとか着火する機能は残っていた。しかし今度は着火したはずの固形燃料の火が消えた。再度着火を試みるも全く火がつかない。。なんで?? うまくいかないと気が急いるが、さては魔女のいたずらだな、と思うことにして気分を落ち着かせた。本日の献立であるガパオライスがお気に召さなかったか(笑) 湯沸かし用に携行していたガスに切り替え炊飯を開始し、メスティンから水滴が出だしてから何分くらいが目安だっけ?とスマホで調べようとすると圏外。もうあれもこれも魔女の仕業だと思えてくる(笑)その後うまくご飯が炊け、ガパオライスは美味しく食べた。 雲が増えてきて風が冷たくなってきた。もうこんな時間か。山にはゆっくりしにきているはずなのに自分の登山はいつも急ぎである…山のゴールデンタイムは短い。だからみんなゆっくりするために早起きして山に登る。山でゆっくりするためには一定のゆとりが必要なのだ。ゆとりを求めるためにゆとりを持って行動?なんだか迷走してきた。とにかく撤収し帰路を急ぐ。さようなら魔女さん。 下山ルートは残雪が多く、道もわかりにくい。さらに登山道に雪解け水が流れ込んでいて、かなりストレスに感じた。雪を踏み抜き、滑り、水浸し。。 これ、下山だから割り切れるが最初に登っていたらかなり大変だったかもしれないな、と思いながら、もはや棒になった足でなんとか下山した。 登山口に戻った頃には疲労困憊。シーズンデビューにしては身の丈以上のハードな登山をしたことを反省しつつ、アイゼンを使用したり確実に経験値が上がったし、なにより晴天の中景色を満喫できた充実した1日となった。最後に帰りの高速道路を仙台側とは反対側に乗ってしまうというオマケつきで(笑)
動画
活動の装備
- キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)オーリック小型ガスバーナー・クッカーセットM-6400
- スノーピーク(snow peak)シェラカップ
- キャラバン(caravan)C1_02S 【0010106】 220
- モンベル(mont-bell)チェーンスパイク
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