丹沢山地の山

  • 蛭ヶ岳

    標高 1673 m

    • 神奈川

    丹沢山地の中央部に位置し、標高1,673mは丹沢の最高峰で、神奈川県の最高峰でもある。丹沢の山といえばヒルが多いことで知られるが、山名はこの生物からではなく、山頂に毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ=大日如来)を祀られ「びるが岳」と呼ばれるようになった、という説(『新編相模国風土記稿』からの推測)などがある。大展望が広がる山頂へは、秦野市の大倉もしくはヤビツ峠~塔ノ岳~丹沢山経由、宮ヶ瀬の三叉路バス停~丹沢三ツ峰経由、津久井側の西野々~焼山経由、檜洞丸からの縦走などのコースがあるが、いずれもコースタイムは長くかかる。山頂にはひるカレーが名物の通年営業の山小屋・蛭ヶ岳山荘が建っている。

  • 丹沢山

    標高 1567 m

    丹沢山塊の中心的存在、標高1,567mの丹沢山(神奈川県相模原市・山北町・清川村)は最高点こそ北西にある蛭ヶ岳(標高1,673m)に譲るが、一等三角点はこの山に置かれている。日本百名山登山では、この山がピークハントの対象となっている。なだらかな山頂の一帯にはブナなどの原生林が繁っていて360度の大展望とはいかないが、空気の澄んだ日には大きな富士山を望むことができる。丹沢山塊の中心部に位置することもあり、代表的な大倉バス停をはじめどの登山口から登っても遠いため、無理のない計画で臨みたい。山頂に建つみやま山荘は、丹沢では塔ノ岳山頂の尊仏山荘とともに、貴重な通年営業の山小屋となっている。

  • 塔ノ岳

    標高 1491 m

    東西約40キロ、南北約20キロに及ぶ丹沢山塊。表丹沢、東丹沢、西丹沢、北丹沢と4つのエリアに区分けされ、表丹沢エリアの最高峰が塔ノ岳(とうのだけ)だ。大倉尾根からの山頂部は広く開けていて、『日本百名山』の丹沢山や、丹沢山塊最高峰の蛭ヶ岳を始めとする丹沢の山々はもちろんのこと、富士山や南アルプスの高峰、房総半島に三浦半島、相模湾に江ノ島まで望むことができる。塔ノ岳は東西南北に尾根が派生して、登山道の交差点となっている。東側の表尾根縦走コース、南側の大倉尾根(通称バカ尾根)コース、鍋割山からの縦走や、北側の丹沢主脈を縦走する人など、多くの登山者で賑わう。新宿から横浜など首都圏方面も一望できるので、山頂に建つ山小屋・尊仏山荘に宿泊して夜景を楽しむというのも面白い。尊仏山荘は、夕飯のカレーと朝食のおでんが定番。

  • 大山

    標高 1252 m

    丹沢山地の東南部に位置し、古くは雨降山、阿夫利山とも呼ばれた雨乞い信仰の山。江戸時代には庶民の登拝が流行したといわれる。中腹には大山ケーブルカーの山頂駅に隣接して大山阿夫利神社下社が、山頂にはその本社が立つ。山頂からの展望を楽しむなら、空気の澄む紅葉期から冬にかけてが好適だが、冬は積雪もあるので相応の装備が必要となる。登山コースはケーブルカーを利用しての周回コースがメインで、多くの登山者はこのコースを歩く。ケーブルカーを利用しない場合は、紅葉で知られる大山寺のある女坂、ケーブルカーの北側に続く男坂を歩くが、段差の大きい急な石段が連続する男坂は下山には利用しないほうがいいだろう。なお、山頂付近にいる鹿には近づかないように。襲われる危険がある。

© YAMAP INC. All Rights Reserved.