愛宕山
建部山・愛宕山・槙山
(京都)
2026年03月24日(火)
日帰り
帰省のついでに愛宕山に登ってきた。
最後に登ったのは改元してすぐだったから7年ぶりということになる。
ここのところグループ登山が続いていたので1人で出かけるのがおっくうで、1日延期してようやく重い腰をあげた。
今回の目的は表参道を逸れたところにひっそりと残る旧愛宕山鉄道の遺構を観ること。
登り口にも線路跡があるので存在自体は知っていたけど、駅舎やホテル、さらには遊園地の痕跡まであるとのことだったので行ってみた。
5合目をすぎたところで表参道から外れるのだけど、よく見れば踏み跡がある程度の細くて急な山道を息を切らしながら登っていく。
しばらく登ると、ケーブルカーが走っていたところが谷のようになっているのが見えて、そこから顔をあげるともはや廃墟としか呼べないほどボロボロになった旧愛宕駅舎が寂しげに見下ろしている。
正面に回ると、コンクリートが崩れて鉄筋が剥き出しになり、戸も窓もない骨組みだけの構造物の中まで見通すことができた。
そばに立てられた看板には昭和4年とあり、約100年前に建てられたものだと知る。
すぐ近くには愛宕山ホテルや遊園地まであったというから、100年前にはかなり栄えていたのだろう。
その後、戦時下に(線路ぬなど金属類を軍に供出するため)ケーブルカーが廃線となったことからこれらの施設も全て閉鎖されたそうだが、栄華を誇った(のか知らないけど)当時の姿を見てみたかったと思う。
100年前の賑わいを思い描きつつ表参道に戻って山頂の愛宕神社にお詣りを済ませ、お待ちかねのねるねるタイムは大人のレアチーズケーキ味という変わり種だった。これがまたなかなか美味かった。
下山は初めての月輪寺ルートを選択したら、思いのほか急峻で足場の悪い下りが続いた。
一気に清滝川まで降りて河原でしばらくぼんやりして、帰路についた。
初めて知るふるさとの歴史に触れた山行だった。