浅草岳・鬼ヶ面山(福島,新潟)
2026.08.17 (月)日帰り
下越・会津登山旅行の最終日は、蒲生岳から見上げて以来登りたいと思っていた浅草岳。本当は前日に帰宅する予定だったのですが、前日の朝に会津の天気予報がよくなっていることに気づき、急遽一日延ばして追加した山行です。
前日はまず六十里越に車をデポし、載せていた自転車で只見まで18km移動。蒲生岳から見上げた東側斜面を登るには、只見市街近くの入叶津(いりかのうづ)から入山する必要があるからです。またピストンよりは鬼ヶ面山等にも登れる六十里越ルートへ抜けたかったので、このような行程となりました。他の登山記録を見るとこのルートをとっている人はあまりいないようで、そこはちょっぴり自慢ですかね。
車を置いて自転車で出発した際は、トンネルを抜けて2kmほど走ったところで登山靴を履いていないことに気づく痛恨のミス。慌てて登り返し…ってこの流れ前にも見たぞ!
参考:https://yamap.com/activities/26642247
只見では奥会津ただみの森キャンプ場のコテージに泊まりました。お盆期間中、只見の民宿ってことごとくお休みなんですよね。大き目のところはどうせいっぱいでしょと思って電話もしませんでした。
当日は3時半頃出発し、まず入叶津登山口まで約10km自転車移動。国道289号線に入ってからは約80mの登りで、緩やかながら少し大変でした。登山口に着いたら腹ごしらえをして登山開始。ちなみに289号線周辺は2027年夏予定の八十里越開通を控えて工事が盛んです。
登山道の状態は踏み後薄めに草の張り出し多め、整備もさほどされていない。そりゃあそうです、山頂に最も近いネズモチ平に比べて1.6倍の標高差ですからね、好んで歩かれるはずありません。ただ私の場合、登山道の状況より自身の体力低下の方がよほど大きな懸念材料だったため、あまり気にはなりませんでした。4ヶ月も山から離れていた罪は重い…。
天気も、晴れを信じて来たのに、当日は一面の高曇りの空。雲が薄く張って景色はあまりよくないのに、太陽光線は雲を貫通して蒸し暑いという最悪に近いコンディションでした。こういう天気だと分かっていたら多分登りに来なかったと思います。
何はともあれ、気力を振り絞って浅草岳に登頂。月曜なので登山者は少なく、その人たちもみなネズモチ平から登ってきているようでした。たっぷり休憩してあとは下り基調と思いながら六十里越へ向けて出発しましたが、現実はそんなに甘くなかった。
浅草岳から南岳までは名前がついてたりついてなかったりする小ピークをいくつも超えるのですが、体力不足+高温高湿度+急傾斜のトリプルパンチで、100mにも満たない登りがこのときの私にはまあきつい。ちょっとの登りで何度も何度も立ち止まりました。一番きつかったのは狢沢カッチと北岳の間にある2つの小ピークです。
こりゃあCTも大幅に超過するかな…と覚悟しましたが、得意の下りで巻き返し、なんとかほぼCT通りで下山しました。2L持った飲料はすべて飲み切っていました。
下山後は車で入叶津の登山口まで戻って自転車を回収し、ひとっぷろまち湯は定休日だったので、湯ら里で入浴して南会津経由で帰宅しました。東北道は事故なのか軽く渋滞し、途中買い物もしたため家に着いたのは9時でした。
■ 入叶津登山口~砂防堰堤
踏み後薄めで下草が繁茂していますが、道は分かります。
■ 砂防堰堤~山神ノ杉
特筆すべき危険や道迷い要素はありません。山神ノ杉からは沼ノ平方面へ入れますが、進入にはガイドの同行が必要だそうです。
■ 山神ノ杉~沼ノ平分岐
ここからまた草が生い茂るようになります。トラバース路は細く、山側に流れており注意深く通る必要があります。尾根に上がってしまえば穏やかな道です。
途中の平石山へは道がなく、茂みを掻き分けないとたどり着けないと思われます。私は元気がなかったので行きませんでした。
■ 沼ノ平分岐~水場
特筆すべき危険や道迷い要素はありません。斜度が緩いためか所々泥濘がありました。水場周辺は木道が整備されています。
■ 水場~浅草岳
特筆すべき危険や道迷い要素はありません。草地には木道が整備されています。
■ 浅草岳~前岳
浅草岳を下ってすぐ道が左右に分かれますが、前岳は右方向。左は行き止まりです。書いといてよ…。
■ 前岳~南岳
踏み後明瞭ですが途中のピークはどれも傾斜がきつく、標高差の割に苦労させられるルートです。崖スレスレを歩くところもあり、通常なら踏み外すことはないでしょうが疲れているときは要注意です。北岳を下ってからは南岳まで比較的緩やかな傾斜になります。
■ 南岳~マイクロ中継局
傾斜が緩やかなこともあり、歩きやすい明瞭な道です。途中六十里越トンネルの真上で未舗装林道のような道に入ります。逆に六十里越から来たときはここで山道に入る必要がありますが、道標も立っているので見逃すことはないでしょう。送電鉄塔を過ぎて反射板が2枚立っているところが中継局です。
■ マイクロ中継局~六十里越
明瞭で下りやすい道ですが、送電鉄塔を過ぎた最後の下りは粘土質の土壌になっているので、濡れているときはスリップ注意です。
■ 六十里越~鬼が面山登山口
前半は峠越えの旧街道筋といった風情のトラバース路、後半は尾根を真っ直ぐ下るルートです。その後半の最後にひどく抉れて大きな段差になっている所があります。ここは横の斜面を木の根を頼りに下りますが、傾斜が急なので気を付けてください。
■ 鬼が面山登山口~駐車場
20mほどの舗装路です。