05:48
8.2 km
1126 m
1140 m
三岐鉄道西藤原駅から徒歩15分ほどの藤原岳登山口休憩所から出発。神武神社の脇を直進して登山道に入り、スギ林の中を緩やかに登り、その先の急坂をジグザグに登る。二合目の標識を過ぎて急坂を登り切ると、四合目の広場に着く。さらに登ると聖宝寺道が合流する八合目の広場に着く。道はこの先も急傾斜が続くので、浮き石や残雪で滑らないように注意。スリップ事故を防ぐためにも冬期はアイゼンが欲しい。3~4月にかけてフクジュソウの花が見られ、九合目付近からは花の数が増える。樹木がまばらになると、避難小屋の藤原山荘に出る。藤原岳山頂へは南の鞍部まで下って登り返す。山頂からは御池岳や鈴鹿南部の山々が見渡せる。下山は来た道を忠実に戻る。時間があれば、藤原山荘から往復1時間ほどの天狗岩まで行ってみたい。藤原岳山頂同様展望がすばらしい。
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日本三百名山の藤原岳(ふじわらだけ)は、三重県いなべ市(旧藤原町、北勢町)と滋賀県東近江市(旧永源寺町)にまたがり、鈴鹿山脈の北端、御池岳の南に連なる標高約1,140mの山。全山が石灰岩で、山頂近くには雨水によって溶けた岩が林立する「カレンフェルト」やすり鉢状の「ドリーネ」と呼ばれるカルスト地形が広がる。山頂からは、伊勢平野、伊勢湾、木曽三川などのパノラマが見渡せる。東斜面は石灰岩の採掘が進み中腹まで地肌がむき出しになっているが、北東部は落葉広葉樹を中心とした豊かな自然が残る。花の山としても知られ、春のフクジュソウをはじめとする山野草が咲き競う。よく整備された表登山道(大貝戸道)と谷に沿った急勾配の裏登山道(聖宝寺道)があり、裏登山道登山口にある鳴谷山聖宝寺は天台宗の開祖、伝教大師最澄の開基とされ、伊勢西国三十三箇寺の第二十九番札所となっている。
※年間の登頂者総数を100とした場合の各月の割合を%で表示
天気予報は山頂の情報ではなく、ふもとの天気予報です。 地形や日射などの景況により、実際の山では値が大きく異なる場合がありますので十分にご注意ください。