16:21
15.6 km
1749 m
🚠→西穂→奥穂→涸沢岳西尾根
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 (長野, 岐阜, 富山)
2025.03.08(土) 2 DAYS
3連休取れたので鳥海山BC!と思っていたら直前になって穂高の方が天気良い!?って事で急遽2泊3日で西穂奥穂縦走を計画しました。 (が、諸事情あって現地で1泊2日になりました) 自身かなり久しぶりの「あの景色(今回は雪の豊かな穂高)を見てみたい!」ドリブンの山行ができ、それもうまくいったのでとても充実した時間となりました。その熱が冷めぬうちに、とりあえずその景色を公開することにしました。 (今後備忘録含め記録としてぼちぼち書いていくと思いますが未定です) --- 最も大変だったのはロバの耳。事前に懸垂支点を詳細調べておかなかったこともあり想定以上の雪に埋もれたそれを見つけ出すことができず、次の支点も同様だと大変と思い別の選択肢を探す。 山頂から続く硬雪のガリーをクライムダウンして一般道らしきラインに入り、懸垂下降でスキップできないかと探るが良い形状の岩が近くに現れず決め手に欠ける。仕方なく同ガリー下方、雪(氷)がやや途切れた岩のギャップを降りることにしたが、ホールドが甘く乏しくヒヤリとした場面があった。これそのものは多少の手間で避けられると思う。しかし仮に同じことを何度もやって生きていられるかは確信がないと感じるヒヤリだった。その直後には岩角を使って懸垂下降しながらトラバースして硬雪面へ繋げた。60mロープで良かった。短いロープだったらもっと苦労していたかもしれない。スタックに注意しながらロープを回収し、再びクライムダウンへ。幸運なことに雪はそのままコルへと繋がっていた。 日の当たらない面、風を受け続ける中で凍傷を恐れ素早く通過したかったが、この下降だけに1時間を要した。