ソロ初冬の北ア屈指の難ルート(新穂高→白出沢→奥穂→ジャン→西穂→新穂高)
槍ヶ岳・穂高岳・上高地
(長野, 岐阜, 富山)
2022.11.12(土)
日帰り
初冬の北ア屈指の難ルートに挑みました。
今回は、新穂高から白出沢を使って奥穂をピークハント、その後ジャンダルム〜西穂まで縦走を日帰りでやりました。
僕にとっては安定のナイトハイクスタート。
先週の常念、蝶周回でナイトハイク中に熊🐻に遭遇したためヒヤヒヤしながらのスタートでした(今回は無事会わなかった)。
深夜の白出沢の登りはほんとに怖かった。時折ガラガラと落石の音がするし、、、、まぁ一応バリエーションルートだからな。
そして、穂高岳山頂が見えてから長い長い1時間は歩いたような🤔
途中から雪が現れてきましたが、くるぶしあたりまでだったのでつぼ足で穂高岳山荘まで行きました。
穂高岳山荘に到着!
風もなく気温も低すぎず快晴、最高じゃねえか。お腹ぺこぺこだったので朝食にカップ麺食いました。
ゆうてここからが本番。気を引きしめます。
山荘〜奥穂
とりあえず山荘から登りがきつかった。
時折腰あたりまで沈む雪(あったかいから締まってなかった)と滑り落ちたら小屋付近まで落ちるという緊張感と戦いながら、初の初冬奥穂単独登頂に成功しました。
奥穂〜ジャン
ここがかなり危険だった。夏でも危ないが、岩と雪のミックスはかなり危険。個人的に完全に雪が積もっていた方が危険度は下がると思う。
雪が深くないせいで、下の岩まで足が届く時が高頻度である。その岩が一枚岩だったり、浮石だったりすると滑る。常に滑落の危険と隣り合わせでした。
通常の何倍もの時間をかけて慎重に一歩一歩確実に進みました。
そして、やっとやっと天使が微笑んでくれました。
ジャン〜西穂(北ア屈指の難ルート)
ジャン〜間ノ岳までが、奥穂〜ジャンについで危険だったと思う。
天狗ノコル〜天狗ノ頭までのほぼ垂直の登りだったり、その他もただでさえガレガレだが、そこに微妙な積雪があると難易度が増す。積もるならちゃんと積もってくれ🤣🤣
西穂からは積雪はグッと減りました。
ロープウェイの時間が迫ってるので足早に駆け抜けました。ロープウェイにはなんとか間に合って、旧ボッカ道回避嬉しい。文明の力ってすげえな。
1日を通して穏やかでいい天気でした。
最高の登山だった。
お疲れ山でした。