21:48
28.4 km
2489 m
初冬のジャンダルム
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 (長野, 岐阜, 富山)
2025年11月08日(土)〜09日(日) 2日間
何週間も続いた土日の悪天候だったが、久々の晴れに今年3度目のジャンに直行。 天気予報は土曜晴れ、日曜雨。 計画時はいけたら北穂まで、体力を消費してたら穂高で日帰り下山の予定でしたが、久々のアイゼン岩稜に苦戦し、体力と時間を消費。非常に疲れました。 ウェアは厳冬期にも耐えられる装備を持って行ったが、暑くなると思い着ていったウィンドブレーカーが大成功。日が沈むまではハードシェル要らずでした。 1日目 凍結は朝、西穂山荘までの道にはあったが、それ以降はなかった。 西穂丸山までほぼ雪はなく、独標手前からアイゼンを装着。雪は積もっていたりいなかったりとまばら。岩場はそこまで積もっていなかった。 夏道とコルはそれなりに雪に埋まっており、場所によっては膝近くまであったがパウダー。これがとんでもないほどきつかった。ふわふわだからとがつがつ進むと、急に足元が地面まで抜けアイゼンで岩を踏むというのを何度も繰り返し、足を何度もひねった。踏み込んだ先が深くなっており、そのまま躓いて膝も強打した。結果、足元が見えないだけの岩稜帯という難易度ぶちあがりルートに。それを避けるため、尾根ルートがあるところは積極的に利用したが、アイゼンでの岩登りが本当につらい。いつもよりアイゼンの高さ分足を上げる必要がある。 天狗のコルで初めて足跡出現。 以降はトレースを使わせてもらったが、岩場がなくなり足だけであがるルートになったためか体力はほぼ使い切った。 ジャンダルムに到着したころにはだいぶ暗くなり、ハードシェルに着替える。 以降はほぼ足跡なし。 奥穂につく頃には夜景が見えるように。 ここまでほぼずっと晴れており、夕方以降は高層の雲が出ていたが常に富士山が見えるぐらい天気は良かった。 穂高岳山荘につく頃には疲労困憊。 ここで西穂山荘ぶりに登山客に遭遇。 日曜は朝から荒れ始めるとのことだったので2時まで仮眠。 2日目 下山をどのルートにするか迷ったが、岐阜からの風が強く、上高地の紅葉も気になっていたため、涸沢に下山。 したのだが、涸沢も場所によっては風が強かった。 こちら側は比較的雪が締まっていたが、それでも雪貫通は多発。 早めにアイゼンを外した結果つぼ足最強!と気分が絶好調に。 涸沢カールを降りて少しすると雪が日中溶けたであろう凍結ルートに。ストックとつぼ足でごり押し。 そこまで凍結ゾーンは長くなく、以降は雨の中歩き続け、無事下山。 上高地は唐松の紅葉が映えていた。 この日も明神池までは誰とも遭遇しなかったが、以降は観光客がたくさんいた。 感想 初冬は風景は圧巻でしたが、足抜けする雪がつらすぎました。今回はアイゼン訓練の目的もあったのでずっと付けていましたが、実質アイゼンで夏道を歩いているのと変わりなく、帰宅後アイゼンを確認したらかなり先端が擦れてしまっていました。 もっと雪がある時期でないと、アイゼンの消耗はもちろん、関節へのダメージが大きいと思いました。ですが、これ以上雪があった場合懸垂下降なしでは下るのは難しそうなので、ギリギリあるいていける時期かと思います。 もしこの時期行くとしたらこまめに付け外しをし、ツボ足かチェーンアイゼンでもいいかもしれません。 今回初めての初冬アルプスでしたが、久々に山の厳しさを味わことができました。 一方で誰とも会わないアルプスを味わえたのは、これだけ厳しい時期だからこそだと思いました。本当に一人になれる贅沢な時間を過ごせました。 今後も精進していきます。 荷物 重量:16キロ 水3.5L 内、消費1日目:1.5L、2日目:1L アイゼン、ピッケル、アックス1本、ストック、ゲーター 3シーズン寝袋、SOLシュラフカバー、エアマット ダウンパンツ、ダウンソックス カイロ ガス×2m、バーナー、飯←結局疲労のため食事をとらず、行動食で乗り切った。 食料 Day1:菓子パン×2、カロリーバー×2、ゼリー×2、柿の種、ナッツ Day2:カルパス、柿の種、ナッツ
