室堂周辺の百高山5座を日帰り周回
立山・雄山・浄土山
(富山)
2023.10.03(火)
日帰り
自宅から30分程度で着く扇沢だが、今までは針ノ木雪渓または柏原新道を使って後立山連峰及びその周辺を登山するためのみに利用していて、利用料金が高額なアルペンルートを利用したことがなかった。
しかし室堂周辺の登山道情報を見ているうちに標準コースタイムで10時間程度掛かるが百高山5座の日帰りが可能だということに気付いたため、早速トライしてみた。
ただし先日上高地からジャンダルムを日帰り周回した時のように厳しめの時間制約が立ちはだかる。一番早い便での室堂到着が8時55分、室堂発(扇沢方面)の最終便が16時30分なので活動可能時間は最大で7時間半程度。これは標準コースタイムの75%程になる。
当日は6時半くらいに扇沢の無料駐車場に着いたが、唯一残っていた1台分のスペースに駐車することができた。有料駐車場の方はかなり空きがあるようだった。
尚、扇沢発の始発便(7時半発)に確実に乗るためにWEBきっぷ購入したが、おかげで当日券窓口の列に並ぶことなく速やかに発券することができた。平日とは言えかなりの人の利用があったためかアルペンルート途中では増発便も出ていてその影響から室堂に着いたのが8時40分。公式の時間より15分早く、運が味方してくれていた。
早速室堂ターミナルから飛び出し、★竜王岳、雄山、★大汝山、富士ノ折立、★真砂岳、別山南峰、★別山北峰、★剣御前(★が百高山)と快調に踏破していき、室堂ターミナルに戻ってきたのは15時だったので、ちょっと拍子抜けするぐらい簡単に日帰りできてしまった感じだ。登山スタートの標高が2450mもあり、最高到達点との差は600m弱だし、今日通ったルートではほぼ常に室堂ターミナルがそれ程遠くない所に見えていたので感覚的にそんなに時間は掛からないだろうという一種の安心感のようなものも一応はあったが。
天気は午前中は快晴、午後から薄曇りだったが視界は常に良好で、剣岳、後立山連峰、槍穂高連峰、裏銀座、八ヶ岳、富士山といった山々を見ることができた。人気の立山で好天でもあったので平日にもかかわらず多くの人が登山をしていて、特に一ノ越から雄山への登りでは渋滞とは言わないまでも人の列が所々でできていた。
これで室堂周辺の百高山でヤマップ上に踏破の記録がないのが剣岳のみとなった。室堂からの日帰りは無理っぽいので、早月尾根からのトライになるだろう。