06:24
15.0 km
1419 m
天目山(三ツドッケ)・蕎麦粒山
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 (東京, 埼玉, 山梨)
2025.11.15(土) 日帰り
秋の登山シリーズ第8弾は奥多摩の北にある、ゲキ渋の蕎麦粒山に登りました。 6:00 JR奥多摩駅着 気温11℃、6:31東日原行きのバスに乗車。 穴場なのでトップシーズンにも関わらず東日原バス停に下りたのは自分を含めて4組だけ。 7:00に東日原からスタート、気温8℃、無風。 天気は朝は雲がかかっていたけど登り始めたら晴れに。 登り始めが急登、無風ということもあって暑くなりソフトシェルを脱ぐくらいの感じ。 登山口から滝入ノ峰まで1H弱くらいの急登が最初の難関ポイント。 かなりの急勾配で階段状になっていません。 年配者や膝痛の人にやさしい感じですが、雨天時にここを下る場合は注意が必要そう。 ヨコスズ尾根に出ると少し勾配が落ちるので気持ちよく歩ける。 今の時期は堆積した落ち葉を踏みしめながらなので踏み音も気持ちいい。 山中の紅葉はピーク越えた感じだがところどころ染まっていて楽しめた。 避難小屋から天目山に向かうルートが最も分かりにくく、小屋の真裏の崖を登っていく感じ。 そしてここから天目山までがもう一段階勾配がきつい急登になる。 天目山頂上では今日初めて人とすれ違った(2人)。 南西側の眺望がひらけていたので、鷹ノ巣山などの稜線を見ながらコーヒーブレイク。 本命の蕎麦粒山へはここから下りになるが、アップダウンの微妙な繰り返しがあり地味に体力を奪われる。 階段無しで落ち葉が堆積した急坂を下るのは所々で滑りヒヤッとした。 全体的に雨の下りは超危険で、滑落者が多発する理由も納得。 11:30頃に蕎麦粒山に到着、気温6℃。ここでもすれ違ったのは二人だけ。 川乗山に向かう稜線が紅葉できれいで、メインルートなので皆そこを下っていった。 しかし、自分は鳥屋戸尾根を下り笙ノ岩山経由で川乗橋に向かう。 看板には悪路とあったが予定どおり進行。 ただし、頂上から分岐するルートが分かりにくいのでメインルート(東側)を下り過ぎず、 南側に行くルートを見落とさないよう注意。 通ってみた感想は悪路ではなく初心者が進めるように整備されていないといった感じ。 中上級者ならOKなレベルだが、晴れの上りという条件付き。 雨の下山ルートはハイリスクでおすすめできません。 晴れていても堆積した落ち葉で何度も滑りました。 とくに最終盤の笙ノ岩山から先の山道がさらに勾配が急で危険です。 晴れていたのでクリアできましたが、雨なら下れる自信ゼロ。 雨が降っているときに公園の滑り台を歩いて下りるのをイメージするとよいと思います。 ヤマップの記録上はハイスピードで下山したようになっていますが、相当ゆっくり降りました。 全行程の標準CT=9Hというのがちょっと疑問なので、この150-170%というペースは無視してください。 行程全体を通して、クマに怯えながらの山行でした。人も少ないのでクマ鈴を要所で手動で鳴らしたくらいです。 13:20 川乗橋バス停に無事到着、気温13℃。 帰りはもえぎの湯で英気を養いました。