武甲山(名郷⁻鳥首峠⁻雨乞岩⁻浦山口駅へ)
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山
(埼玉, 東京)
2026年05月03日(日)
日帰り
武蔵野線から秋津駅で西武池袋線に乗換え、飯能駅で7:41着の電車を降り名郷行きバス停に向かうと、8:01の発車20分前にも関わらずバス停前は登山者で長蛇の列となっている。増便され2台での運行となっていた。増便されたバスには余裕をもって座ることができた。途中名栗湖前のさわらびの湯でほとんどの乗客が降りていく、棒ノ折山にでも上るのだろうか。そこから15分程で終点の名郷バス停に到着する。降りたのは全員登山者の様だったが、武甲山方面の登山者はいない。どこに行くのだろう?(後で調べると南西に向かって蕨山か北に向かい伊豆ヶ岳に登る事ができそうだ)
登山口までは舗装路を進むことになる。途中キャンプ場の白岩渓流園を通ると、テント横にキャンパー達の姿があり撤収作業等をしている。炭のにおいもしてきてキャンプに行きたい気持ちになる。舗装路を歩くこと30分で登山口に到着する。
少し登ったところに旧白岩集落の廃屋があるため少し寄り道をすることにした。登山道より外れたところに3軒程あり、調べると1990年代まで人が住んでいた様だ。廃屋内は家具や食器が散乱し生活感があふれていて時が止まった様だった。ロスしたが登山道まで戻り15分程進むと真っ白い採石場跡が山肌に現れた。登山口には採石工場があり石灰岩はここから運び降ろされていたのが分かる。さらに進む事30分程で鳥首峠に到着。採石場から峠までは250mを一気に登り稜線に出る事が出来た。そのまま下ると旧冠岩集落があり、こちらにも廃屋があるそうだが、武甲山に向けて稜線を北に方向を変え先を急ぐ。廃屋に寄り道してロスしているのと、秩父線浦山口駅15:56発の電車を目指していて標準タイムの7割の速度で計画しているからだ。
鳥首峠より稜線上に出て天神山を越えたりのアップダウンを息を切らしながら繰り返し45分程進む、と、突然開けた場所に出た。ウノタワ、ここは昔沼があったとの伝承があったりで少し窪んでおり非常に興味深い地形だ。
ウノタワから30分程進むと大持山に到着する。ここは武甲山とほぼ同じ標高だが、周りに木々が茂っており展望は利かない。
大持山から10分も進むと雨乞岩だ。展望がとてもよく遠くには両神山も臨める。心配していた天気も雨乞岩での天気は申し分無く、青空の下山々の嶺がよく見える。ここで昼食をとることにする。狭い場所のため、他の登山者が来るといっぱいになってしまうが、幸い30分休憩していて最後の5分に父と子の親子が来ただけで独占状態だった。
景色を堪能した後、出発し20分歩くと小持山、さらに20分でシラジクボ、さらに30分で武甲山に到着した。アップダウンが何度もあり、累積上昇量は1500m近く、登りごたえがある山道だった。
山頂前には緑色の岩が地面に多くあることに気づいた。これは深成岩よ玄武岩が2~3億年前に海底火山の高温と高圧の環境下で変性して出来たそうだ。
武甲山御嶽神社でお参りした後、山頂へ向かうと、一部柵があり下を除くと断崖絶壁になっている。直ぐ下まで石灰岩の採石工場の道路が来ているのが見える。柵から先は鉱山会社の所有の様だ。少し移動すると展望が一気に開ける。武甲山の展望台だ。秩父市が一望でさらには熊谷方面も見えている。とても気持ちいい。
秩父はセメントで有名なのは知っていたが、採掘場所が武甲山でまさにここから掘り出されて、建築資材として使われていたことが実地で見ることが出来た。
下山は、横瀬駅では無く浦山口駅を目指すことにした。結果的にそれが混雑した西武線秩父線に座れて、良い判断だった。
15:56の電車を目指したが間に合わず、途中の蕎麦屋で時間を潰し、次の1時間後の電車を乗るために駅を目指した。
浦山口駅はPASMOなどのICカードは使用できないと思ったが、使用できる様になっていた。
距離にして18キロ近くの山行で、全身疲労困憊となったが、秩父の成立ちを知る事が出来とても良い山行となった。